IMAXで見た。映像体験としては確実に一つ頭の抜けた作品で満点。スピルバーグやノーランなど有名監督も褒めている。
隙のない世界観の構築、圧倒的な音響と映像、これらをモノクロ的な一つのミニマルな美学でまとめ上げている。結果、砂の粒感までぞわぞわと足元を這うようなリアルな没入感を感じさせてくれる。
パート1.2ともにIMAXでみて、パート1は家のテレビでも見たが、印象はまるで違う。家だとストーリーを追うぐらいの体験にしかならず、逆に今の時代、映画館でみることの意味を考えさせてくれる。
また、原作から息子の死や妹の出産などをさっ引いて、チャニとの関係性にフォーカスしているのもミニマルな映像体験を引き立て、成功していると思った。
