ちひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

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目には目を、ただ復讐が完了し救われ終わるだけではない、閉ざされた地域での鬱憤、そして軽んじられてしまう女性の命などなんとも苦いものが胸に広がる。強くなきゃ生きてけないなんてそれもそれで地獄なんだよね

PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ(2022年製作の映画)

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あまりに面白すぎた。ミステリーにアクション、大好きな血みどろに無慈悲な場面がありながらもちゃんと韓国の歴史を題材とし血を憎み恨み愛すという根深い問題を扱い唸ってしまう一方で、今までなら男と男(たまに女>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

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先日行ったカフェにこのポスターが飾っててそういや見たことないなと思い鑑賞。3つのオムニバスからなるこの映画は、電車に乗り街を出ていく人たちの希望に満ちた感じと、どうしようもない街を出ていけない人たちの>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

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OPがめちゃめちゃかっこいい。そしてその道路を猛スピードで走るのは何につながるんだろうとおもてたら話が一周してまだまだ悪夢の続きを見せてくるようだった。予言でもあり復讐のようにも思えたけどどうなんだろ

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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女と女と女の愛と憎が国家も巻き込みぐちゃぐちゃになる良い映画。狭い宮廷の中でしかアンは愛を知らず、振り回しては遠ざけたり溺れたりで哀しくも虚しくもあったがあのサラとアンが車椅子の上でキスするシーンは思>>続きを読む

トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

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祈祷師が出て来る映画は良い映画。モキュメンタリーって、分かってても怖いよね

Bi Gan | A SHORT STORY/ビー・ガン | ショートストーリー/壊れた太陽の心(2022年製作の映画)

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わくわくが一瞬で終わってしまう夢みたいな映画。こういうときの中国語ってほんと美しい

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

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隙間にいるとか叫び声とか怖い怖いこういうのが1番怖いんだけど…と思い見てたらイマジナリーだった?と気づき始め、そこからまた怖さが増す。その理由がまた辛くてやるせなくて嫌になる。それにしても家の壁紙が美>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

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先日友人にめちゃ短いのに大泣きしたから見てと言われ見たら本当にあっという間に終わるのに大泣き。号泣。全部が全部知ってる作品ではないけれど全てがつながって今があり、何より星に願いをという曲の素晴らしさを>>続きを読む

コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

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さすがに面白すぎた!シリアスとコメディのバランスが絶妙。顔の良い人が顔が良い役をするの大好き。ちゃんとアクションも楽しませてくれるしバディものとしても100点満点💯ジャックは色男セクシーすぎる。やはり>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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1日中映画館に閉じ込められてるような錯覚に陥ってしまった。それだけ丁寧で飽きることが全然無くて何本も作品を見てるような感覚やった。
オセージ族への迫害と劇中で流れた黒人の悲惨なニュースに世界というのは
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

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大好きなドタバタ要素が少なかったけどただただ戦争の憎さが動物たちをも通して存分に伝わって来るし愛の話でもあったし生きることの根幹を教えてくれる映画だった。泥だらけびしょ濡れ、自然の中に身を隠しながらの>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

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もっとハラハラどきどき欲しかった気もするがまあやはりガイリチは男と男の話が得意すぎるし好きな男や関係性だだ漏れって感じでめちゃめちゃにこにこでした。ありがとう。好き。あとサラが好き

ホーンテッドマンション(2003年製作の映画)

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めちゃめちゃ面白かった!エンドロール後もちゃんと見よう!ストーリーがシンプルなのも良いしエディーマーフィーのおかけだろけどコメディとシリアスのバランスが絶妙。家族と愛、ディズニー映画そのものやった

スマイル(2022年製作の映画)

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目に見えないことが伝染してく怖さが不気味でほんと嫌な気持ちにしかならん。表情を用いるのがまたやな感じ。己のトラウマと向き合うと解決するなんて、そう簡単ではないあたりはとても良かった。続編あるかもしれん>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

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先日舞台を見たので。

舞台版は親子の話になってるねんけど、映画は自分の生き方や在り方に疑問を持ち、情熱に生きる人を腐しつつも憧れ、でも結局は出来ないというなんつうか何にもしないのが1番というなあなあ
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ハント(2022年製作の映画)

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イ・ジョンジェ監督は見たいやつ全部見せてくれるやん!俳優の配置も良い!まずパクピョンホが返り血浴びてるとこからのタイトルクレジットに興奮してそこからなだらかやな…とおもてたらファン・ジョンミン出てきて>>続きを読む

ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

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恋がちっとも上手く叶わないけどそれでも人が人を想う優しさ、ポップさは少なめだけどとにかく可愛くてそこに生活してる人たちの息遣いを感じて愛おしいしかなかった。気がついたらにっこりしてしまう。またあのメガ>>続きを読む

シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

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試写会にて鑑賞。ありがとうございました!

ひと夏の演劇スクールではあるけれど、そこに参加するはみだしっ子たちの想いは子供も教師も様々で成長したり再確認したり羽ばたいたりと優しい気持ちにしかならない最
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グリーンフィッシュ 4K レストア(1997年製作の映画)

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運命の女が好きなのでもしあの時出会わなかったらどんな世界だったんだろうと考えてしまう。鏡に映る現実と虚像。河原での喧嘩を見ても(見たからこそ)なお家族を想うんだよね。あまりに悲しくて美しくて本当に良い>>続きを読む

ペパーミント・キャンディー 4Kレストア(1999年製作の映画)

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ただ花を愛でいた男がなんでこうなったんと、今回は兵役を経たその過去が際立って見えてしまいより哀しく思った

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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途中うとうとしちゃったけどやっぱり面白かった。最後のラジオのシーンは胸が震える。縄張り争いやその世界が全ての子どもたち、突然大人になってしまうかつて喧嘩した相手、家族のことや友達のこと、小三の行き場の>>続きを読む

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

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先日ラジオを聞いてたら神谷明さんが「あのときの声優たちが誰一人欠けることなく映画を作れた」とお話されており、やはり見に行くしかないなと。声にはやっっぱり年齢を感じることもあったけど、冴羽獠の過去を紐解>>続きを読む

僕と幽霊が家族になった件(2023年製作の映画)

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ある話な気もしたけどそこに同性婚と冥婚がかけ合わさってるからより面白かった。今までなら男女でありえる設定だったかも?と思ったりもしたから余計に台湾映画の良いところがめちゃめちゃ出てたよね。女性警官がお>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

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うちらこんなにすごいです!たまに悪く言う人もいるけど…でも周りと良い関係築いてます!という説明から始まる、これは絶対に良くない予感…(しかもコロニーという蜜て)から始まり、洗脳という逃げられない怖さの>>続きを読む

(2021年製作の映画)

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目の離せない怖さってこのこと。実写の瞬間が怖くて怖くて見逃せなかった。全部白になる

狎鴎亭(アックジョン)スターダム(2022年製作の映画)

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よくできたバディ物で最高のエンタメだった🥳まずあの人何者なんかわからんよな〜っていうよくわからん調子の良いおじさんの存在が良い。しかも喧嘩が強くて力も強い(好き)。整形外科という韓国の一大産業を扱って>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

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夏休み子供映画みたいで面白かった〜👻めちゃめちゃアトラクションに乗りたくなった。みんなバラバラでコンプレックスがあってでも力を合わせて協力して解決してくの最高に良い。ベンがぽろぽろと泣くとこも。あと椅>>続きを読む

甘い人生(2005年製作の映画)

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いやほんまにどうしてこうなったん???の連続でかわいそすぎ。不幸すぎんか。元はと言えば社長が悪いんや。ただ若ビョンホンの見せ場がたくさんで最高の仕上がりではある。あんだけ刺されて撃たれて死なんのはとこ>>続きを読む

エリザベート 1878(2022年製作の映画)

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締め付けられるコルセットがあまりにしんどくて、途中のあの吐いちゃうシーンやご飯の量、背中の傷たちに人としての尊厳のない立場なのを知る。呪縛を自ら振りほどいていくエリザベートと、最後に残るのはいつも側に>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

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これでもかというほどエイジズムやらルッキズムを取り入れてて、こんな真正面から描くんだ…という面白みがたまらんかった。あとグロいのがまた良い。頭が(物理的に)ぐちゃぐちゃになってた。あと女性側の性欲を描>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

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最高だった。身体でかい同士の恋愛物は最高。国、家、伝統等等こんな簡単には進まんやろな〜と思いながらも結婚の平等が認められると経済としてプラスになるっていう記事やらを思い出しながら見てた。アメリカ大統領>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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同級生って魔法の言葉すぎる。都合が良くて甘い響き。台湾の持つ揺れ動きも相まって人間関係も恋愛模様もぐちゃぐちゃになってなんともおさまらない気持ちもありつつ、チチが恋人の前だけで大声を出すのがとても好き>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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いきなり髪型が坊主になった赤ちゃん人形が映り(あ、世界共通なんだ…)から始まり女児たちはスタイル抜群のバービーを見て赤ちゃん人形を捨てる。や〜めちゃめちゃ皮肉的でそりゃ怒り出す人もいるわなという面白さ>>続きを読む

ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン(2023年製作の映画)

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敵のアジトに乗り込むときにいかつい車で向かったり銃も金ピカやったりしてかっこい〜と惚れ惚れしつつも、人種の持つアイデンティティを乱用したり奪ったり同化させようとする最悪さは笑えない話でもあって結構真顔>>続きを読む

群盗(2014年製作の映画)

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西部劇でありヒーロー物みたいにキャラがあっておもろいな〜とのんびり見てたが後半結構酷くない?!!なとこが多くて腹立ちながらもそうせざるを得なかったユンの生い立ちにも悲しみがあり単純な勧善懲悪とはいかな>>続きを読む