ちひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン(2023年製作の映画)

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敵のアジトに乗り込むときにいかつい車で向かったり銃も金ピカやったりしてかっこい〜と惚れ惚れしつつも、人種の持つアイデンティティを乱用したり奪ったり同化させようとする最悪さは笑えない話でもあって結構真顔>>続きを読む

群盗(2014年製作の映画)

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西部劇でありヒーロー物みたいにキャラがあっておもろいな〜とのんびり見てたが後半結構酷くない?!!なとこが多くて腹立ちながらもそうせざるを得なかったユンの生い立ちにも悲しみがあり単純な勧善懲悪とはいかな>>続きを読む

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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あまりに美しい。あの化粧が崩れる瞬間も。菊仙ってさ、芝居を憎みそれでいて誰よりも愛していたのかもね

古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

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最高にロマンチックでありながら家からの呪縛から自由になったり優しさを大切にしたりそういったとこもすごく好きでダントツ夏休み映画になるべき。余韻の大切さも教えてくれる。バラの王女の頭突き、良い

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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静寂とにかく静寂、なのに妙に画面に引きつけられて目が離せない。突然の爆発音、あと生活音。映画館で見ながら寝たかった

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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うちらには宮崎駿の血が流れすぎている。最高に鼻息荒く興奮してしまう映画だった。過去作見返したくなるよね

GONIN(1995年製作の映画)

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寄せ集めの仲間で強盗しそれで終わりかと思いきやいつしか弔い合戦のようになってくノワール映画、絶対に好きだった。恐ろしいしかないとこ(家のシーンとかファミレスとか)の空白がたまらない。竹中直人も怖かった>>続きを読む

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

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綺麗で儚くて可愛くて色気があって虚しくなるな…と思いながら検索で出てきた監督のインタビューを読んでたら第三者からの視点で描かれてるからこそ彼女たちの胸の内は分からない(大意)と記されていて感想としてそ>>続きを読む

ナイト・ハウス(2020年製作の映画)

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ホラーではあるけど愛のお話やった…あの家の謎が詳しく解明されて説明されてたらもっと面白かったかも。途中霊がルビンの壺方式(方式?)で見えるのが面白くてそこで怖くなくなっちゃった😹

バーバリアン(2022年製作の映画)

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ホラーではあるけど面白かった。どこをどうやって話が繋がってくんだろ?みたいな。てかなんか気がついたら男性ばかりが被害にあってるね…??好奇心、クズ、バイアスなどなど死に急ぐ要素しかねえよ。まあそもそも>>続きを読む

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

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親の借金のかたに結婚させられそうなふたりを巡る二転三転の物語がも〜はちゃめちゃに騒々しくて愉快で可愛くてぐちゃぐちゃでずーっと音楽が流れてる良い映画◎皿どんだけ割れとるんや。最後に出てくるHAPPY >>続きを読む

豚が井戸に落ちた日(1996年製作の映画)

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恋愛をしなきゃ死ぬんか?くらい誰かが誰かに恋をし愛しそれでいて性描写も多いしで途中しんどかったがその成れの果てのラストはとてつもなく静かで恐ろしくもあり。会話に委ねるような作りというより当時は行動を1>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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面白すぎてわくわくが止まらんかった🥳いきなりのスクーター神父きゃわ〜とおもてたら中々にグロテスクな血飛沫や気味の悪い場面などもありつつ、話はさくさく進むしRPG要素もホラー要素もあって実話ベースながら>>続きを読む

ガール・コップス(2019年製作の映画)

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最高のフェミニズム映画だ〜!しかも大好きバディ物!やはり全ては拳が解決する!真っ直ぐすぎるくらいに女性の味方になるミヨンが好きだよ。もちろんジヘも。そしてその真っ直ぐさが韓国映画あるある(男性を中心と>>続きを読む

ママボーイ(2022年製作の映画)

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ママボーイっていうタイトルがすごく妙である意味ふたりの息子たちの話でもあったよね。シリアスなとこもあったけど小洪が夢中になってくのがとても良かったし樂樂姐もにこにこしてたのが可愛かった。あの熱帯魚屋さ>>続きを読む

大いなる自由(2021年製作の映画)

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ハンスが愛の人すぎるぜ175条滅びろ全員逮捕すなという怒りしかなかったが保釈後に出てくる「大いなる自由」というバーの存在、そのバーで行われてることと今までのこの埋められない気持ちみたいなのを感じちゃっ>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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あまりに辛くて腕をつねりながら見ちゃった。美しい花畑とリンクするような日々。からかい、冗談のつもりだったは人を殺すよ

1秒先の彼(2023年製作の映画)

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やっぱり台湾版のあの突き抜けるポップさが好きだな〜と思いつつ、京都の(悪口を含めた)良さがさすがだった。地の利。あと台湾版でのわ〜〜と思った部分を男女逆転にすることでまろやかになっててそれもまた良かっ>>続きを読む

ニモーナ(2023年製作の映画)

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最高のクィア映画でありバディ映画!
自分は自分なんだよ君にとって○○でいることは楽でしょなんて属性をどうして他人が決めるの。そして自分がこの世界から出ていくことではなくまず隣の1人が変わることでこの世
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小説家の映画(2022年製作の映画)

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物語に力を持たせなきゃという一方、日常でもそんな体験あったからこその物語だから面白いという話がとても印象深い。相変わらずホンサンスの映画は難解でシンプルで妙に好き。今回は映画のことこう思ってるんだよね>>続きを読む

哀しき獣(2010年製作の映画)

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韓国ノワール映画によく出てくる延辺から始まる映画。借金返済のために頼まれた殺人を請け負い、出稼ぎに出た嫁を探すという話はここで決着?まだ続くの??という二転三転の面白さがある反面、搾取される側の悲哀さ>>続きを読む

ツーリスト(2010年製作の映画)

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最後までこちらも騙される映画。なんか時代を感じたな。ヴェニスが魅力的すぎる

ハウリング(2013年製作の映画)

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ドロステの元ネタ。短いながらもギュッと詰まってるもんがある

怪物(2023年製作の映画)

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見終わってすぐに世の中の全部が憎くて嫌いになる。それでいて多面的だからどっかで許してしまう。大人パートはたぶんうちら大人が見たくない嫌な部分の全部。悪意の描き方がえげつない。そして子供たちの最後のどこ>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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天才の映画!暗い旅で裏側やら見てたから答え合わせできた気分🥳
ずーっと面白くてキュートでたまに残酷でしまいにはおもしろ乗り物が出てきて最高しかなかった。雪は本当に偶然らしい。良きアクセントやったよね。
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まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

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ふたりだけではケアしきれない部分がハルという存在でなんだか柔らかくなった。映画では新興宗教のこと題材にしてるねんけどいまだにこびりついてて終わらん話なんやなと痛感する

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

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ふとした瞬間に行天に闇が見えてしまうこのバランスがまほろ作品の良いとこ。久しぶりに見たけど相変わらず大好きで松田龍平って最高だあね

プラットフォーム(2019年製作の映画)

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上には上がいるけどもしかしたらそこには終わりがあるとして、じゃあ下は?と下を見てみたら見れば見るほどどんどん下がいるなんとも残酷な映画だった。みなに分け与え上も下も平等ということを説くことが難しく結局>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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父と娘のバカンス映画かと思いきやあの頃の11歳の自分を抱きしめに行くような映画で大大大号泣。エンドロールも涙止まらんかった。キラキラとした避暑地で、どこか父は仄暗い影を背負っててもしかしてこのままいな>>続きを読む

ガッデム 阿修羅(2022年製作の映画)

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こういう映画めちゃめちゃ好き。変な形のアパートとごちゃごちゃした夜市がまたいい。もしかしたらの世界線は現実の裏返しなのにそれでも残酷かもしれない。でもそれは紙に描かれたただのお話だったのかもしれない。>>続きを読む

アルバトロス(1996年製作の映画)

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若ジョンジェ目当てに見に行ったけど映画が長くてまだ終わらんのか??と途中で時計を見てしまった……捕虜として過ごす残酷さはもう想像を絶する描き方で戦争はほんと愚か。でも突き詰めれば友達同士のいざこざでは>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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魚あり蟹あり鳥ありど派手なバトルシーンありで最高のリトルマーメイドだった🐠🦀🦅てか鳥の声がオークワフィナでめちゃめちゃうるさくて嬉しかった。好き。王子はちょい情けなおばかくらいがいいよね。ふたりは似た>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

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脳がぐちゃぐちゃになるくらい面白すぎるし妙な怖さがあった。だって始まりの時点でもうあんなにタトゥー入ってるんやもん怖いよ。誰も信じられんレナードはまた新しい犯人を探し出すだけ

THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

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何万回こういう映画見ようがずーっと一生好き。敵がさあ、最初は子供やったのに途中からスーツ姿の大人になってくのが妙なリアリティあって良かったしチャン・ヒョクめちゃめちゃめちゃめちゃかっこよかった〜。しか>>続きを読む

お葬式(1984年製作の映画)

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いらんこと言ってくるおじさん、気の合ういとこ、不倫してる旦那、足の痺れやらお布施の金額、意外とさっぱりしてるお通夜前夜、不謹慎ながらも燃えてるとこを見ちゃう瞬間、それでも夫婦でこれからも生きてく終わり>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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とても良いフェミニズム映画でした。
勉強の機会を奪われ閉じ込められた女性たちによる議論は宗教を根底にしつつも「赦す」という気持ちの揺れ動きにちゃんと言及してるところがとても好きやったし男性が男性を教育
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