白いワンピースで砂浜をすあしで歩き、波打ち際の潮が引いていく感覚を、
「わたしこれ好きー!!!」
って言いながらにこにこはしゃいでいる角野さんを冒頭の辺りで見て、すっかりやられてしまった。
角野さん>>続きを読む
でこぼこな性格の人たちがストーリーの中心。
こいつら性格悪いな…と思いながらも、ふとした言動にはっとしたり、泣いてしまったり、たった数週間の出来事の話なのにぎゅっと濃くて、しみじみいい作品だった。>>続きを読む
貧困などを起因にまともな教育が受けられない生徒たちが通う荒れた学校を、たったひとりの先生が変えていく、という実話ベースの話。
観客を感動させるために作られたのではなく、「こういう事実がある」というの>>続きを読む
感想を書けない作品だ。
裁判で白黒はっきりさせなくてはいけない事件のほうがきっと遥かに多いのだろうけど、この事件の場合はその必要があったのだろうかと思ってしまった。
この作品の裁判の結果は出たけど>>続きを読む
あみ子、つよい。
大概のひとたちが心折れそうな状況でも人生に絶望せず、気にせず我が道を行く。
いわゆる「空気を読めない」あみ子のまわりの人たちは大変だと思う。
その辛さに共鳴してあみ子への苛立ちと>>続きを読む
人生に行き詰まったワンダにとって一瞬のキラキラした時間を描いた作品。
音楽もなく、セリフも少なく、正直冒頭は少し寝てしまったし、出てくる人たちはどうしようもないひとたちばっかりだったんだけど、なんか>>続きを読む
豪華俳優陣と壮大な舞台。
アンナチュラルもMIUも見てた。
感想としては「おもしろかった!」のだけど、よくわからない所があってもやもやして、見終えた後でもそれが理解できずに置いてけぼり感でぼんやりし>>続きを読む
とても野暮なのですが、スケート靴を貸した時、サイズがちょうどよかったのは偶然なのかな、とか、スケートのシーンは美しかったけど過剰に白いな、とか、Zombiesを大音量にキラキラなシーンがちょっとあざと>>続きを読む
高校の頃に教室で回ってて読んだのが一回目で、最近借りて読んだのが2回目。
私のスラムダンクの知識はその程度で、でもその2回ともとても面白く読んだ。
高評価でかなり話題になっていたので、リバイバル上>>続きを読む
これは…映画館で見なくちゃいけない作品だ。
音響のデザインが凄かった。
冒頭の、何も写さないスクリーンを見ながら音楽を浴びる体験は映画館でしかできない。
今までの映画の概念を超えた、実験的な長さだと>>続きを読む
豪華で美しい映像と衣装で目が幸せになる。
正直ちょっと理解し難いストーリーだったけど、強い野望を持っておもしろいようにのし上がっていく美しいエマストーンを見れただけでも満足。
クライマックスで流す一>>続きを読む
これがほぼ実話なんて…と衝撃を受ける。
救いがない重い重い映画だけれど、こういう事実があった、ということを知れたことに大きな意味がある。
記者があの事件を記事にしたのは圧倒的に正しい。
自分を責め>>続きを読む
人生を肯定してくれる作品だった。
主人公ブリジットは作品中劇的に何かが変わった訳ではないし、これから何かあるって訳でもないのだけど、見終わった後にふわっと気持ちが軽くなった。
フランシスの役の子が>>続きを読む
アマプラに入っていたので、今更ながら「名作」を鑑賞。
レクター博士がクラリスを殺すホラー映画だと勘違いしてたのだけど、全然違った。
ちょっと久しぶりにはらはらどきどきな映画を見た気がする。
ジョ>>続きを読む
冬の白い空を後ろに、毛細血管のように枝を張る木々が延々と映し出されていく冒頭。
気持ちがざわざわする。
音楽から着想を得たという情報は鑑賞後に知った。
スクリーンにうつされていく景色は音楽にとてもよ>>続きを読む
恐らくバブルじゃなかったらこんな映画できなかっただろう。
その点ではバブルの時代に感謝しなくてはと思う。
歴史に疎いので時代背景があまりわからなかったけど、でもすごく楽しかった。
たくさんの人たち>>続きを読む
起承転結のはっきりした、エンディングが予想できる映画だった。
…悪く言えば退屈、よく言えばわかりやすい話。
演者たちのパフォーマンス、歌は素晴らしく、惹きつけられるところはたくさんあった。
主題歌>>続きを読む
聞くこと、話すこと、相手を尊重すること、理想とする子供との接し方が映画の中にあった。
それを実際にできるようになるのってとても簡単なことではないけど、心に留めておくことは忘れないようにしたい。
ほん>>続きを読む
抗えない眠気と闘いながら細切れで見た。
たぶんフェリーニを見たのは初めてだと思う。
モノクロだけど華やかな画面と、人がぬっと入ってくるのと、よくわからない前衛的な動きをする人々。
「芸術」を見た、とい>>続きを読む
夢を追うことの素晴らしさ、諦めないことの大切さ、みたいなテーマの作品が私には響かなくなってしまった。
現実は厳しい、そんなにうまくはいかないよ…とつい思ってしまう。悲しい。
色彩がとっても綺麗。
場>>続きを読む
今さらながら原作を読んだので、アマプラにある映画も見とくか!ということで鑑賞。長かった!
原作にあるハリーへの虐待の描写(結構長め)とか、全生徒にハブられる、とか見るのはきついなと感じたシーンが省か>>続きを読む
SNSで話題になってたので気になって鑑賞。
音楽はいいし、確かに面白い。
でもただのコメディじゃなくて、私みたいに変にプライドが高くて頑固な人間にはグサリとくるところがあって、まあまあ傷口をえぐられ>>続きを読む
アキカウリスマキ作品はそこそこ見ていて、結構好き。
怒ってんのか悲しんでんのか、なんとも言えない表情をしているひとを、無音で正面からわりと長めに撮ってて、アキ監督!を噛み締める。
ついさっき投稿し>>続きを読む
IMAXで鑑賞。
音楽とともに舞台が完成していくようすにわくわくする。体が動く。
約40年前のライヴだが、今見ても新しい。
信じられないことに、大音量のいい音とふかふかのシートで途中睡魔と戦ってい>>続きを読む
一体人生何周したらこんなに尊い修行僧のような生活をおくれるのだろう…。
主人公平山のような生活は充実していて素敵だなとは思うけど、私自身はどうかといえば、物欲はやまないし、美味しいもの食べまくりたい>>続きを読む
グロテスクな描写や、激しめの性描写はあるが(両方とも私は少し苦手)、鑑賞後は「映画館で見てよかった!」の気持ちでいっぱいだった。
美しく奇妙な色使いの背景、目を奪われる衣装、耳障りなのに心地よい音楽>>続きを読む
大人ってほんと勝手。
(自分も含めて。)
こどもの話を聞かず都合を押し付けて思い通りにさせようとする。
友達のノートを返しに行くだけっていうシンプルな話なのに、こどもの視点から切なさとかやるせなさ>>続きを読む
美しい衣装と美しい音楽、そしてカトリーヌドヌーヴ!
おとぎ話そのもの。
スローモーションとか逆再生を多用して当時ではとても斬新な映画だったんだろうな、と思う。
おとぎ話でひと昔前の映画なので、親子>>続きを読む
前作からこんなに短いスパンでウェスアンダーソン作品が見られるなんて!
…と意気揚々と劇場に足を運んだが、半分くらい寝てしまった…。悔しい!
まぁ全部見てたとしても「わからん」ってなってそう。
監督>>続きを読む
壮大なロケーションと、その景色に調和しつつも力強さを添える石岡さんの衣装に息を呑んだ。
現実と物語が混じり合う感じがとても好き。
美しいファンタジーと不穏さのバランスも絶妙。
明太子のふくやの創業者の話。
立志伝的な話に感動エピソードを織り込んだという感じの内容だった。
華丸大吉さんのかけあいと富田靖子さんがよかったです。
ストーリーはさっぱりわかんなかったけど、わかんないでしょ?まーでもオレはこれが作りたかったので好きな人は見れば?という潔さを感じた。
媚びが漂う作品が異様に苦手なので、この潔さは好き。
でも潤沢な予>>続きを読む
隙間の時間に細切れで見たのだけど、でもよかった。
通しで集中してみたかったな。
何か夢中になれるものがあって、それを共有できるともだちがいることの幸せ。
私には好きなものがあるけど、夢中になれるも>>続きを読む
エリッククラプトンとリンゴスターとポールマッカートニーとビリープレストンくらいしかわからなかった私でもめちゃくちゃ楽しみました!!!
映画の中から漂ってくる、あったかくて切なくて、そしてみんなジョー>>続きを読む
Eテレで、「Q」という子供のための哲学番組がやっていて、小3の息子と一緒によく見ている。
先日は「良いこと、悪いことってなに?」という回だった。
オオカミが子ヒツジを襲っているところを見た村人が、弓矢>>続きを読む