chuchuyamaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.0

古いコメディが観たくなって、ビリー・ワイルダー監督作を。マリリン・モンローは主役というよりは味付け役だね、存在感はあるけど。やっぱビリー・ワイルダーの脚本は素晴らしいなぁ、構成が良いしノリも良い。時代>>続きを読む

アーサー・フォーゲル ショービズ界の帝王(2013年製作の映画)

2.5

大規模ワールドツアーというものを確立させたLive Nationの会長アーサー・フォーゲルのドキュメンタリー。こんだけの大物アーティストに、こんだけ称賛されるって単純に凄いなぁ。まあ、凄いのは彼であっ>>続きを読む

キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

3.2

そして、付き人でもドキュメンタリーができてしまう男、キューブリック。30年近く、家族のように暮らしたミリオ・ダレッサンドロしか知りえない貴重な貴重なエピソードやメモや写真満載。

キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

3.3

キューブリック監督ともなれば、彼の裏方として人生を捧げた男でドキュメンタリーができちゃうっていう。今でいったらキューブリックの要求は100%パワハラのなんだけど、レオン・ヴィターリのキューブリックの才>>続きを読む

トニー滝谷(2004年製作の映画)

2.7

村上春樹の原作の映画はタイミング合えば一応確認。これは市川準監督が自分のイメージで淡々と映像化した感じだね。教授の音楽が何より印象的だった。

ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

2.8

「ジョジョ・ラビット」が面白かったのでタイカ・ワイティティ監督作掘ってみました。妻に先立たれた老人とぽっちゃり悪ガキのバディ・ムービー。ほっこり。

メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

3.8

このモータウン創設からの伝説を物語るドキュメンタリーは音楽好き全員観た方がいい。黒人音楽がポピュラーになる歴史でもあるし、素晴らしい音楽に浸れる。何より当時を振り返るベリー・ゴーディとスモーキー・ロビ>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

とても叙情的で、観ている間ずっと感情の中に浸かってるような良い映画だった。

怪物(2023年製作の映画)

5.0

お母さんが「ほら、水筒水筒」って言いながら学校に行く子供を追いかける。これ毎朝我が家でも見られる光景。そんな是枝監督のリアルを紡ぐシーンに感心する。ファスト映画だ、作品は全てコンテンツだと言われる時代>>続きを読む

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.5

劇場公開時に観に行けなかったし、その後もなんとなく見るのに覚悟が必要だったので先送りしてたけど、やっと観た。何度か観たライブには感動したし、「Long Season」には吹っ飛ばされたし、本当に好きだ>>続きを読む

リュミエール!(2016年製作の映画)

4.2

エジソンのキネストコープとリュミエール兄弟のシネマトグラフどちらが映画の起源か論争はさておき、これは映画好きにたまらない。リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフで撮影された1422本の作品うち108>>続きを読む

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング(2002年製作の映画)

3.0

低予算ながら予想外に大ヒットしたというロマンティック・コメディ。ギリシャ系の家庭や結婚ってこんななのw

ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック(2020年製作の映画)

4.2

大学時代に聴きまくってた音楽がローレル・キャニオンというエリアに住むミュージシャンの恋愛や友情や交流から等身大で生まれてたことを、こうやってドキュメンタリーでちゃんと見せてもらって感慨深いなぁ。素材も>>続きを読む

アーカイヴ(2020年製作の映画)

3.2

亡くなった妻をAIロボットで蘇えらせようとする一線超え系のSFサスペンス。オチがスコーンと決まってます。

バグジー(1991年製作の映画)

3.3

ラスベガスを作ったとされるバグジーと呼ばれたギャング、ベンジャミン・シーゲルをWikiってみると、だいぶ映画と真実は違うみたいだけど。まあ、最後に暗殺されたのは本当か。ウォーレン・ベイティ最近みないね>>続きを読む

NO SMOKING(2019年製作の映画)

3.9

細野晴臣氏のドキュメンタリーがあった。しかし、かっこいいなぁ、真の音楽人だしダンディだし。名言金言だらけ、流石やってきた男は違う。

Life work of Akira Kurosawa 黒澤明のライフワーク(2022年製作の映画)

2.2

1998年に「乱」の撮影記録素材が発見されたが、業務用アナログビデオで撮影されていてたため再生機が製造中止となっており、デジタル化に年月がかかってやっと制作されたというドキュメンタリー。徹底的にリハー>>続きを読む

富美子の足(2018年製作の映画)

2.3

谷崎潤一郎原作の映画化”TANIZAKI TRIBUTE”のひとつで、でんでん出演のフェチものってことでちょっとだけ期待したんだけどやっぱりぼちぼち。叙情的にしたいんだろうけど、こういうのってショパン>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

久々のファミリー劇場。公開時それまでのシリーズに比べそんなに話題にならなかった気がするけど、やっぱりちゃんと面白い。邦題がだめだね、支配するとかされるとかじゃなく共存の話だから。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

007はそんなに好きなシリーズじゃないけど、一応確認はしてしまうという。そして毎度可もなく不可もなくな印象。ダニエル・クレイグのジェームス・ボンドは結構好きだったんだけど、これで最後か。

めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー(2015年製作の映画)

3.6

目玉キャラだけ知ってて、自分にとって長いこと謎だったザ・レジデンツ。このドキュメンタリーでいろいろ理解できました。とことん前衛だなぁ。

ルキノ・ヴィスコンティの世界(2008年製作の映画)

3.3

ヴィスコンティ監督のドキュメンタリー見っけ。「揺れる大地」「若者のすべて」「ベニスに死す」巨匠の作品には感銘受けました。早世したイタリア映画好きの親友を思い出す。よく映画について語り合ったものだった。

コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

4.0

ルーマニアの国家を揺るがした巨大医療汚職事件。製薬会社と病院経営者、政府関係者の癒着の真相を外側から暴いていく過程も面白いが、ドキュメンタリーとしてまあ、あるっちゃある。が後半、この事件で辞職した保健>>続きを読む

北の螢(1984年製作の映画)

2.6

なんだかパッとしなかったなぁ、五社英雄監督にしては迫力ないし、最後の方とかちょっとギャグっぽいし。五社映画も凡作があると。

ZAPPA(2020年製作の映画)

3.5

音楽を生み出し、それをイメージ通りに再現する。フランク・ザッパにとってライブも録音もすべて表現であり、ゆえに膨大な作品を残した。真の作曲家であり芸術家であったと再認識。

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

3.1

実は宮沢賢治の原作を読んだことないんです。でもなぜか突然アニメ版が観たくなって。ますむらひろしが描く猫キャラの、いなくなってしまったカムパネルラに先日亡くなってしまった愛猫を重ね合わせてしまった😿

酔いどれ詩人になるまえに(2005年製作の映画)

3.0

チャールズ・ブコウスキーの自伝的小説『勝手に生きろ!』を原作とした、彼がまさに酔いどれ詩人になる前の話。マット・ディロンがドはまり役。

D.O.A.(1980年製作の映画)

3.3

セックス・ピストルズの1978年のアメリカツアーを中心に当時のパンク・ムーブメントをゲリラ撮影で捉えたドキュメンタリー。なのでめっちゃリアル。当時の異様な熱狂がビシビシ伝わってくる。

夜叉ヶ池 4Kデジタルリマスター版(1979年製作の映画)

3.6

泉鏡花の戯曲を篠田正浩監督が映画化。権利関係で長らく未ソフト化だったのが公開から42年の時を経て4Kデジタルリマスターで復活。白塗りしてない坂東玉三郎を女と見るのはちと無理はあるけど、さすが女形は妖艶>>続きを読む

COLA WARS / コカ・コーラ vs.ペプシ(2019年製作の映画)

3.8

コカ・コーラとペプシのコーラ戦争のドキュンタリー。まさに人類史上最大のマーケティング競争、ここに広告というもののすべてがある。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.9

善悪についてケツの座りの悪い感じで話が進んでいって、最後にそこかーと。ロザムンド・パイクもピーター・ディンクレイジも最高だし、オススメの1本。

大海原のソングライン(2019年製作の映画)

3.7

文字が広まる前、歌には力と知恵があった。太平洋、インド洋に浮かぶ島々に伝わる歌と伝統楽器のオーバーダビングで音楽を紡いでいくドキュメンタリー。”人間も自然の一部だと知るすべての人々に捧げる”の一言がグ>>続きを読む

SADA 戯作・阿部定の生涯(1998年製作の映画)

2.8

大林宣彦監督、黒木瞳主演、阿部定事件の三揃いなのでイケてるかとおもったら、戯曲ってことでコミカル多、エロス少でボチボチでした。

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

4.3

芸術家、音楽家、映画監督、俳優、政治家、哲学者、一線級のクリエイターが「Why are you creative?」というシンプルな質問に答える。1年に1回観直し決定!

純平、考え直せ(2018年製作の映画)

3.3

脚本が良くって、途中までめっけもんかもって楽しめてたんだけどなぁ。ラストにもう一捻りほっしかった。

JACO(2015年製作の映画)

3.2

このドキュメンタリーでジャコ・パストリアスのことちゃんと知りました。スティングやレッチリのフリーら今のベーシストがみんな影響受けていると語っていて、ほんとに革新的で唯一無比のベーシストだったんだなと。>>続きを読む