chuchuyamaさんの映画レビュー・感想・評価

chuchuyama

chuchuyama

  • List view
  • Grid view

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.2

テリー・ギリアムとしては19年越しの念願の企画。パゾリーニ的で、ホドロフスキー的で、デニス・ホッパーの「ラスト・ムービー」的で。それがちょっとコメディー・タッチなのはテリー・ギリアム的で。


マリリン・モンロー 瞳の中の秘密(2012年製作の映画)

2.8

マリリン・モンローのドキュメンタリーは見つけると観てしまう。死後50年を経て公開された直筆のメモや日記を多様な女優陣が朗読(声だけじゃなく映像も)している作りなんだけど、なんかマリリン本人にフォーカス>>続きを読む

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.3

内容をほとんど忘れてるくらい久々の再観だったけど、異常なのは博士ではなく将軍じゃん!ってシンプルにつっこんでしまった。にしても、64年に米ソ核戦争のこの風刺。やはりキューブリックはイケてるなぁ。

「A」(1998年製作の映画)

3.7

「i-新聞記者ドキュメント-」観たら「FAKE」を観たくなり、「FAKE」を観たらこれも観たくなった。オウム真理教内部への入り込みっぷり、森達也監督の原点ですね。

ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

3.5

カルト宗教団体の慣習や儀式に巻き込まれる恐怖(50年前の作品なんでそんなに怖くはないけど)。その遺伝子はA24の「ミッドサマー」などの受け継がれてるね。生贄を人型の檻に入れて燃やすウィッカーマンなる儀>>続きを読む

デニス・ホッパー/狂気の旅路(2017年製作の映画)

3.2

70年代初頭から約40年間にわたってデニス・ホッパーの右腕だったサティヤ・デ・ラ・マニトウという人物の証言が中心なので、あまり多角的じゃないし、デニス・ホッパー自身の映像や音声も少なめ。以外な事実もあ>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.8

夏はホラーや。気配を感じるけど振り向けば何もいないが一番怖いね。だんだん原因が解明されていくほど怖くなくなっていくっていう。しかしなぁ、竹内結子がもうこの世にいないなんて。。

フリードキン・アンカット(2018年製作の映画)

3.2

有名監督や俳優のインタビュー多数。ディレクターズ・ディレクターのウィリアム・フリードキンならではだな。ほんと好きな作品がたくさん。

モーリス(1987年製作の映画)

3.8

たぶん大学の時以来だから30年ぶりくらいの再観か。あの頃とは全然印象が違うなぁ。LGBTQについても全然理解が足りなかったし。こんなに良い映画だったなんて。名匠ジェームス・アイヴォリー監督良い仕事して>>続きを読む

ブラック・イズ・キング(2020年製作の映画)

4.1

Disney+にこんなのまであった。ビヨンセのライオンキングをモチーフにしたビジュアルアルバム。音楽も映像もクオリティーが半端ない。メイク、衣装、キャスト、ダンス、ロケーション、マジで何シーン撮ってる>>続きを読む

親密さ(2012年製作の映画)

4.5

画と間と言葉で映画を作ろうとする真剣さに心撃たれました。4時間16分を見届けた人と感想を語り合いたい。「言葉は想像力を運ぶ電車です」

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.2

そんなに深みはないんだけど、残酷さと醜悪さのブレンドが絶妙、そういう意味でエスプレッソじゃなくカプチーノか。なんのこっちゃ。友人から勧められて観たんだけど、これ勧めてくる友人って、ナイス変態。うーん、>>続きを読む

三姉妹 〜雲南の子(2012年製作の映画)

3.2

標高3200mの中国の貧村で暮らす三姉妹。汚い家、汚い服、汚い布団。最低限の食べ物には困ってないらしけど、たまに手足をお湯で洗うのみで風呂に入る様子はない。みたいな生活をただ淡々と映し出すドキュメンタ>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.0

新井浩文が出てるっただけでもっとエグい展開を想像してたけど、そうでもなかった。そういう意味では刺激は足りなかったけど、兄も弟も姉も妹もみんなそれぞれにコンプレックス持ってるよねーな脚本はなかなか良かっ>>続きを読む

太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

3.0

北朝鮮からドキュメンタリーの撮影を依頼されたロシアの監督が、逆に北朝鮮当局によるやらせだらけの様を密かに撮影したドキュメンタリー。本当にどんなことにでも”敬愛なる金正恩元師様による”の枕詞がつけられる>>続きを読む

テリファイド(2017年製作の映画)

2.8

アルゼンチンのホラー。ギレルモ・デル・トロがハリウッドでリメイクすることが決まってるとか。ストーリーはほとんどなくい脅かし系。こういうのって映像にしちゃうと怖くないんだよなぁ。

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

2.8

ジョン・カサヴェテス映画のジーナ・ローランズは安定の素晴らしさだけど、なんだかんだあってのオープニング・ナイト公演の笑いのツボや称賛された要因がまったく理解出来ず。故に映画も消化不良、

メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

3.5

いやー、映画って素晴らしいね。それを作る人も蘇らせようとする人も。

スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.7

滑って笑って恋して喧嘩して仲直りして。最近のガールズ青春ムービーの中ではかなりいい線いってるんじゃないでしょうかー。音楽も良かったし。

星の子(2020年製作の映画)

3.0

親が信仰するあやしい宗教を100%信じてはないけど、親のことは信じたいので否定もできないという。そんな微妙な心のゆらぎを演じる芦田愛菜ちゃん素晴らしいです。もはや愛菜ちゃんでもないか。頭も良いし品も良>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.2

怖いと話題の台湾ホラー。東洋的おどろおどろしさは日本にも共通する怖さだけど、詰め込みすぎだなぁ。記録と言えどずっとビデオ撮ってるのも作為的だし。まあ、それくらいがいいのか今は。もっとゾワゾワがほしい。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

ろうあ者の家族と健聴者の主人公との絆を音楽で繋ぐというアイディアがいいね。その音楽がジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」なのも泣ける。コメディタッチで割りかし軽めに描いてるのが時代の清涼剤的でオスカー>>続きを読む

i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.2

戦うジャーナリスト望月衣塑子を森達也監督が追ったドキュメンタリー。ほんと日本政府の不誠実さには嫌気がさす。

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

4.0

ベルナルド・ベルトリッチ監督、2000年代にこんな官能的で奔放的な青春映画撮ってたのか。パリが舞台なのにボブ・ディランとかアメリカン・ミュージックが彩るセンスも流石だし、なにより映画愛に溢れててグッと>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

2.8

映画化の際には原作からいろいろはしょらなきゃいけないのはわかるんだけど、古谷実の傑作漫画にあった、森田が己が殺人でしか快楽を得られない怪物だと自覚したときの絶望、殺人以外の人生の虚無感、捕まったときの>>続きを読む

彼女が水着にきがえたら(1989年製作の映画)

3.0

たまに無性に観直したくなるホイチョイ・プロ作品。当時のトレンドセッターだったから時代検証にもなるしね。原田知世、織田裕二、葉山、ダイビング、そしてサザンの音楽。まだバブルだった80年代の終わりはこれこ>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

2.3

確かに蒼井優の魅力は殺烈だけど、こういう映画で脱がない女優をキャスティングしたら絶対に傑作には成り得ないよね。別にいーのかそれで。

インベージョン(2007年製作の映画)

2.6

原作は何度も映画化されてるジャック・フォニィのSF古典「盗まれた街」。寝ている間に宇宙からの謎の生命体に体を乗っ取られるというプロットは映像化するには恐怖や刺激が足りなく、主役にニコール・キッドマンを>>続きを読む

セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.5

イギリス人女性監督の長編デビュー作。神への信仰がいき過ぎて狂っていく様の演技、編集、空気感はばっちり。怖いというよりやばい。ほんとホラーはいろんなアプローチあるね。

アナザー プラネット(2011年製作の映画)

3.0

ある日宇宙に地球と瓜二つの惑星が出現して、、ということでバリバリのSF映画かと思いきや、そんな世の中を舞台とした、贖罪をテーマにした割と深めのヒューマンドラマだった。

さがす(2022年製作の映画)

3.2

ポン・ジュノの助監督を努めていた片山慎三監督の「岬の兄弟」に続く2作目。作品としては「岬の兄弟」の方が好きだけど、佐藤二郎はさすがの演技。娘役の伊東蒼も素晴らしい。最後の親子卓球のシーン良かったなぁ。

ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

3.0

天才音楽家ベートーベン x 天才振付家モーリス・ベジャールによる21世紀バレエ史上最高傑作『第九交響曲』再演の舞台裏。バレエって本当にストイック。

Red(2020年製作の映画)

3.2

戸惑い、迷い、決心、夏帆の表情と演技が素晴らしかった。ゆえにラブシーンではひと肌脱いでほしかったなぁ。エロを期待ということではなく、そっちの方が自然だし、それをやれるのが女優魂だと思うんだよねー。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

アカデミー賞で短編映画賞を受賞した短編版と、白人至上主義から更生した実在の人物を題材にした長編の連作。長編の方はラストがちょっとあっけなかった感じ。むしろ短編の方が”うまい”と唸らせるまとまり方でした>>続きを読む

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.0

アカデミー賞で短編映画賞を受賞した短編版と、白人至上主義から更生した実在の人物を題材にした長編の連作。長編の方はラストがちょっとあっけなかった感じ。むしろ短編の方が”うまい”と唸らせるまとまり方でした>>続きを読む

デヴィッド・クロスビー:リメンバーマイネーム(2019年製作の映画)

3.2

薬物依存症でキャリアも仲間も失ったデヴィッド・クロスビーが自ら語る半生は反省でした。ローレル・キャニオンの思い出やジョニ・ミッチェルとの恋愛、CSN&Yの友情と別離など興味深い話が満載。

>|