エクゼピアさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.8

不運な事故により大海原を漂流する事となった少年と"リチャードパーカー"と名付けられた虎。

穏やかで美しい反面、残酷で容赦なく牙を剥く、海。
そして海に浮かぶ人間と虎。

分かり合えるはずもないと思い
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.6

8ミリフィルムでの映画撮影をしていた少年たちが未知の存在を知ってしまい、その脅威から団結して街を守る。
J・J・エイブラムス監督によるジュブナイルSF映画。
関ジャニ∞の新しいグループ名を聞いて、ふ
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ニュームーン トワイライト・サーガ(2009年製作の映画)

3.6

「トワイライト・サーガ」2作目。
人間×ヴァンパイアにオオカミ人間も加わりより複雑に..!!

(#584/過去鑑賞)

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.7

ヴァンパイアと人間の禁断の恋

2010年前後に流行していた記憶のある「トワイライト・サーガ」の映画1作目。
緑豊かな情景の中で静かなトーンで、
残酷に繰り広げられる争いと愛。
ロバート・パティンソン
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ザスーラ(2005年製作の映画)

3.7

ボードゲーム✖️宇宙
昔観て、割と入り込むように好きだった映画。
異次元の体験を通じて兄弟仲が深まる展開もシンプルながら良いです。
監督がジョン・ファブローだった事と、
ジュマンジとの関係性は後で知り
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

4.1

あまりにも普通では無いボードゲーム「ジュマンジ」を巡るアドベンチャー。
これまた楽しかった作品。
意外と序盤はホラー感満載で、本気でビビったり。。
現実世界にも予想だにしない影響を及ぼすボードゲームと
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フック(1991年製作の映画)

3.7

あのピーターパンの一つの続編。
永遠の少年だと思っていたピーターパンがまさかの中年になってから、
再び繰り広げられる胸踊る冒険🪝🧚

おじさんピーターパンに哀愁を感じながらも、明るく楽しめるスピルバー
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.3

名曲『Stand By Me』に乗って。
死体を探す少年たちのひと夏の思い出。

危なっかしさもありながら、
強い絆を持った彼らの旅を通して
あの頃に感じた気持ちと、
もう戻らない切なさを思い返させて
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦中のオーストリア、
家庭教師を務めることになった修道女・マリアがその明るさと歌で父と子ども達に大きな影響を与えていく。

劇中歌われる曲は現代でも聞き覚えのある名曲ばかり。
豊かな表現力
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

ル・マン24時間耐久レース!

伝説的な実話を基に、
譲れない男のドラマと、
圧倒的迫力のレースシーンが描かれ、爽快感抜群の作品でした。

(#577/吹き替え)

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

クリストファー・ノーラン監督作品

逃げ場のない戦場がリアルに描かれ、
何度も何度もヒリヒリしました。

ストーリー的に大きな起伏はなく、
淡々と無慈悲な状況が描かれていた印象が強め。
圧倒的没入感が
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.3

自我に目覚め人に反抗するAIの是非とは。

人里離れた社長の別荘に招待された主人公。そこで開発されたAI美女"エヴァ"と心を通わせていくが、彼女にも何か思惑があるようで果たして...
緊迫感を持ちなが
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.2

新しい居住地の星に辿り着くまで地球から120年。
運命的に90年早く冬眠装置から目覚めてしまった男女の物語。

舞台となる宇宙船。
個人的にこの映画で一番魅力に感じたのが宇宙船内の世界観。
内部の設定
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.6

まるで自分が主人公!?
一人称視点で描かれる斬新なアクション映画。その発想に興味を惹かれ鑑賞しましたが、あまりに激しい画面の動きにかなり酔ってしまった記憶😅

(#573/過去鑑賞)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2010年製作の映画)

3.4

過去の誘拐事件で心が壊れてしまった"まーちゃん"と彼女を大切に想う「嘘だけど」が口癖で掴みどころのない"みーくん"。
ラブストーリーとサスペンスがポップに描かれ、不思議な後味を感じる作品でした。

(
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.5

パンツを被りスーパーヒーローに...
見た通りものすごくふざけているが、
鈴木亮平の体づくり然り、
割りとしっかりとヒーローものとして成立しているこのバランスが絶妙で面白い映画でした。

(#571/
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

アリ・アスター監督作品
『ミッドサマー』で衝撃を受けて以来、
この鬼才監督の作品、怖いキツいと分かっていてもついつい観てしまう中毒性があります。

その結果、3時間耐久、地獄のオンパレードを味わいまし
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SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)

3.0

色々と衝撃だったキムタクのヤマト
割り切って観れば楽しめるかも?

(#569/過去鑑賞)

BALLAD 名もなき恋のうた(2009年製作の映画)

3.5

名作と謳われる『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を元に豪華俳優陣で実写化した本作。
しんちゃん要素はおまけ程度も、
泣ける場面はしっかりありました。

(#568/過去鑑賞)

永遠の0(2013年製作の映画)

4.0

語り継ぐべき物語。

太平洋戦争の特攻隊で命を散らした1人の男、宮部久蔵。
宮部の人物像を彼をよく知る人物から調べるその孫。
臆病者と呼ばれた彼の意外な人物像が明らかになっていくにつれて、戦争の虚しさ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

重圧、ドロドロの人間関係の中で、
理想を求める感情から、崩れていく現実。

主人公のニナが真面目で純粋であったが故に不条理に壊れていくのが苦しい。。
表現も痛々しく目を背けたく場面も多々ありましたが、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

美しさと醜さ、相反する概念が実は表裏一体であるかのように思わせられる、弩級の魅惑を持った怪作であり傑作でした。

自ら命を絶ったはずの女性が、身に宿した赤ん坊の脳を移植され奇跡的な蘇生を遂げる。
成人
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.0

新作としてのスターウォーズ、旧キャストの再登板で最高潮に盛り上がりと期待値を感じさせてくれたSWの7作目。

"新たなる希望"を彷彿とさせるシーンの演出も憎いもので、
何より歳を重ねた旧キャラの登場は
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スター・ウォーズ/ジェダイの帰還 特別篇(1997年製作の映画)

4.2

父と子の因縁、諸悪の根源に決着をつける三部作最終章

最終決戦はまさに大団円といった感じで、
ダース・ベイダーが終盤とった行動には思わず熱くなりました...!
基本的にシリアスな空気の中で、モフモフと
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.1

更に面白さを増すシリーズ続編(時系列順だと5作目)
名シーンや名言が続々と登場。
伝説のジェダイ ヨーダがついに登場。
ルークの密林での修行シーンも印象に残りました。

そしてダースベイダーの衝撃の告
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

伝説的なSF活劇の始まり。

あまりにも有名なテーマ曲から始まる冒険はいつでも心踊ります。
敵味方問わずキャラクターやその関係性が魅力的。主人公の鏡のような青年ルークが強大な帝国軍に一矢を報いていく展
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.4

SWエピソード4へ繋がるスピンオフ

過去作から辛い結末は予測できても、
命懸けで希望を繋いだキャラクター達の激闘は胸を打つものがありましたね。

公開がエピソード7(2015年)の翌年で、
個人的に
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

敵対関係にある人間の兵士とAIの少女の間に生まれる絆を壮大なスケールで描く、
ロボットと人類の存亡をかけた近未来SF

舞台となるニューアジアの光景は美しく、
作り込まれた映像と世界観を楽しみました。
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八つ墓村(1977年製作の映画)

3.8

それを引き起こしたのは古くからの怨念なのか、人の欲望なのか。
恐ろしすぎる村の連続殺人事件。
ホラー成分強く本気で恐怖を感じるシーンが沢山ありました。。

金田一役の渥美清さんは寅さんのイメージがあま
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.3

最高峰にアガる実写映画!
もう単純に面白かった!

男臭い命懸けの戦いや、アイヌ文化の魅力や神秘性など、原作を読んだ時にも感じたこの作品の要所が極めて解像度高く再現されていました。
シリアスに寄りすぎ
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

4.1

見れた、夢の続きが。
20年越しの続編。
当時のキャストで成長し、歳を重ねたキャラクターが見れるだけでも感涙ものです。

PG12で、物議を醸しそうなシーンも確かにあり、色々と突っ込みたくなる設定もあ
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劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト(2003年製作の映画)

4.3

オルフェノクVS人間

死後の人間が覚醒した姿、怪人"オルフェノク"が優位に立ち、人間は少数派として追い詰められている世界。
ドラマ本編以上に絶望感が強く、ディストピアのような雰囲気を感じました。
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

凋落してしまった往年のスーパーヒーロー(バードマン役)俳優が、ブロードウェイの舞台で再起を賭ける。
元バットマン俳優ことマイケル・キートンはこれ以上ないキャスティングでした。哀愁と役者として諦めきれな
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千年女優(2001年製作の映画)

4.5

移り変わる時代を生きた大女優の藤原千代子。
既に一線を退き、年老いた彼女のインタビューから始まる物語。
千代子自身の人生と、女優としての出演作品が境界線を曖昧にして繋がり、幻想的に彼女の人生が回顧され
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シャーク・テイル(2004年製作の映画)

3.7

声優陣が豪華すぎるドリームワークスの魚映画🐟
キャラクターが役者の顔そっくりで、
主人公の顔がウィル・スミスすぎる!

(#552/過去鑑賞)

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.9

「ファインディング・ニモ」のその後
人間の言葉が理解できる才能を持ちながら、忘れっぽく能天気。1作目で大活躍し、最も印象的なキャラといっても過言ではないドリー。
そんな彼女の過去が明かされ、焦点が当て
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