全然スタ誕世代ではないから、知ってる事なんてたかが知れてるけど、小手先エピソードでもふんだんに美味しいとこ食いつまんで再現されてるから、ナベプロ帝国の崩壊の物語としてドラマ作りたくないの!というのはあ>>続きを読む
バカリズムが家事ヤロウに長年出演している事が、流れるような脚本捌きに寄与していると思います。
元グラビアアイドルで現在清掃業の若手経営者である藤崎奈津美(白石麻衣)は、ラーメン店の名義貸し業に転じた>>続きを読む
3人の色んなコスチュームプレイを見ていたお陰で、長澤まさみが小泉今日子の系譜にいる顔だという事に気づけた。
お決まりの前口上もあり、ウッチャンも出た回あたりから古畑任三郎の強い継承を感じるしおもしろ
自分の本名がこの作品の宮沢りえの役名から取られたという極私的な判断で。
画面外からの純(吉岡秀隆)の問いに、バストアップの画角で宮沢りえが照れながら答えるという、彼女の過去を暗示させるような1分間の>>続きを読む
漂うキスの気配と
幾度もないキスの中断(キスの禁止)
山P&石原さとみ間のキスは抑圧されるものであり、キスの完遂とは即ち終焉である
上島竜兵さんの最大の功績であるキス芸を物語上の主題に絡めて間接的>>続きを読む
病人の生存確定演出みたいな息の吹き返しの数がパチンコ並みなんだけど、それが成功する可能性もちゃんとパチンコ並み。で、織田裕二(悪人)と石黒賢(善人)の対決構図が、単なる白と黒に収まらず、黒と黒になり、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
純くんが汚れてしまった円山町のホテルは、今も残っていて、村川透の『白い指の戯れ』はそこでみた
初体験のドキドキとタロジロの生還(南極物語)という付け合わせがとても良い。そして、深刻な話とSAY YE>>続きを読む
キムタクより早い時期の「ちょ、待てよ」
スーツに黒い傘で海辺の波間から傘をさしたまま現れてくる(海が割れたように)シュルレアリスティックなイメージはかなり際立って良いが、OPでオウオウ🎵が始まるまで>>続きを読む
1事件1話分(約45分)の放送尺で解決してくるととてもテンポ早くなっていいなあと思ったけど、こっから映画だもんなあ。
押収した大量のビデオをチェックするという所で、『東京ラブストーリー』をみながら織>>続きを読む
逮捕しちゃうゾ⭐️
いかりや長介がスパイスとなっている踊るシリーズに、内田有紀の父役として谷啓が出だして、クレージー、ドリフターズとナベプロ喜劇の系譜が強い。例によって森繁病に感染した晩年の喜劇人へ>>続きを読む
自分のお守りを貸し出す青島。あげるではなく、貸すというのが宮迫の腕時計システムと一緒
子供がまだ食ってる途中のラーメンが伸びれば伸びるほど、涙がこぼれてくる。
このレビューはネタバレを含みます
冒頭にちょっとだけ見切れる、新宿のタイガーマスクを被ったおじさんについて、ぼくはちょっとした事を思い出していて、タイガーマスクのドキュメンタリー映画をみていた事を思い出したんだけどその時は特にその事は>>続きを読む
八千草薫のパートが長くて続きを後回しにしちゃってたけども、物語の構造が全貌を現し出した時、その美しさにハッとさせられて、あーあ、山田太一面白えなあとさせられてしまうので。
クレイジーケンバンドの演奏もっと聴きたかったあ、横須賀サイドストーリーはないもんねえ
先程、川崎麻世が離婚してしまいました。
カイヤと麻世には、世の中の沢山のイマジネーションを誘ってくださったと思います。
自分(千葉県生まれ)にとっての池袋と、自分にとっての大人計画は割と近い位置にい>>続きを読む
飯豊まりえの衣装が毎回可愛すぎて、仔細を覚えようと必死になった、超可愛い。こんな人に褒められたら、野郎どもに向かって右手の拳を振り上げて「おりゃー!」と高らかに自慢したくなる。
「石原さとみの由来は石原真理子と手塚理美への批評的態度」という指摘はとても凄いと思う。頻りに流れるサザンがふぞろいの林檎たちに時代を刻印したように、石原さとみには、W浅野のようにキャッチーにカップリン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
90年代前後のドラマはトレンディのイメージで糸口が見つけやすいけど、80年代前半とかそれ以前は渡鬼とか倉本聰とかそんなテキトーな思い込みで田舎臭くて距離感があったわけです。ドラマ史に山田太一という脚本>>続きを読む
恋に浮かされてオリビアを聴きながらを口ずさむ江口洋介が、車寅次郎と最も接近した時代
マジカルバナナをして「ウサギ」の次のターンの人が酒井法子と言っても日本人が誰1人として疑念を抱く事がなかった時代>>続きを読む
90年代の音楽をなんとなくダサく感じる事が多いのは、そりゃ世代的にだけどそういう時にドラマを観てるとSAY YESだってうっとりとなる。ドラマは時代を包含していて、音楽がやはり大事。と、気づいてから音>>続きを読む
バカさんまは池上季実子を選ばないから駄目。
片岡鶴太郎こんなずんぐりむっくりからあのガリガリまで行けるんだってびっくりする。
駒子視点の新しい部分が割としっかり語られている。男の主観をある程度緩和させてくれる。こっきょうで始まり、くにざかいへ。
人と組んでリンチの症状がライトになる感じ。若大将シリーズの、そこまでってぐらい展開を踏襲するマニエリスムとは打って変わってだね。
バカリズム書くものの中で、ネタすらも抑えてドラマが好きなので今回も楽しかったです。
野呂佳代のキャリアハイ