SASAさんの映画レビュー・感想・評価

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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.4

パージもだんだんネタ切れで、新たな設定で新作作ったものの、やはり1作目を超えられていない。
アメリカが抱える移民問題や、差別意識などが取り上げられているにもかかわらず、リアリティにかけている感じ。
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.3

可もなく不可もなく。
冒頭冗長なシーンがあるが、その後は比較的テンポよく進む。
ラストシーンは今一つ理解できなかったが、及第点という感じ。

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.3

最初の設定や、途中の場面転換は良かったんだけど、トータルのストーリーがイマイチ。
なんで?という部分が多く、それも答え合わせないから、なんか悶々として終わるホラー。
ホラーにしては、比較的画面が明るか
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この心亡き者(2022年製作の映画)

2.7

台湾アカデミー賞ノミネート作品であり、12年前に某クライアントで仕事をしたチャン・チュンニン主演作ということで期待して観たが、見事に期待外れ。
警官役なのに、銃の扱い方、家宅捜索などの常識的な行動がと
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.5

これは見逃してたゾンビ映画。
まずなによりブラピ主演とあって、スケールがでかい。
CGバンバンで世界ロケだし、製作費とんでもなさそう。
それでいて、設定もストーリーもリアリティもある。
なにより、コロ
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貞子DX(2022年製作の映画)

2.2

設定とストーリーが最悪。
名作「リング」を完全に貶めた駄作。
中でも川村壱馬が演技下手すぎ。
鈴木光司もよくこの脚本で世界観OK出したなと思う。
まだ見ていない人は、ウォッチリストから外しましょう。

ジェニファーのしたこと(2024年製作の映画)

3.3

人を愛すると周りが見えなくなるのは女性に限らず男性にもいる。
しかし、人は忘却する動物なので、永遠の愛はないし、失恋も時が解決する。
なんてことは、年取らないと分かんないのかもな。
観終われば、さもあ
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インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

2.9

聞いたことあるタイトルだなと思ったらシリーズものだったのね。
とにかく全体的に画が暗くて、クライマックス(と思われる)のラスト20分ぐらいがまったく見えず。
どういうエンディングなのかわからないまま終
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

60年代のロンドンを舞台にした...とのことだったので、勝手にグラムでサイケなインディーズ映画化と思ったら、ゴリゴリのホラーでした。
ストーリーもしっかりしてて、現代と60年代とを行ったり来たりすると
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.3

アカデミー賞短編実写映画賞受賞作品を含む全4編のオムニバス短編映画で、小説を忠実に映像化することで、あたかも舞台を見ているかのような感覚になる。
セット転換方法やカメラワークなどは面白いが、アカデミー
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ノトーリアスB.I.G.(2009年製作の映画)

3.3

ノートリアスB.I.G.と2パックの抗争は、自分が好きなHip Hopの時代の少し後だったので、彼がどういうところから出てきて、なぜ殺されたのかが理解できた。
アメリカの黒人差別貧困問題については、い
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イエローブーツの娘(2010年製作の映画)

3.1

設定、ストーリーの良さに加えて、アートっぽいカメラワークがインド映画のイメージを変えた。
どのインド映画見ても、暑くて、汚くて、汚職と差別まみれで、決してインドには住みたくないなと思うが、これもまたそ
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.4

前半ちょっとだるいけど、これは後半の電話の相手たちに意味を持たせる伏線。
画面が暗すぎて、映像が見えなさすぎだが、中盤~後半へのストーリーはなかなかのもの。
ホラー、サスペンス、男の友情がミックスされ
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.4

よくできた作品。
最初の方の設定は今ひとつピンとこなかったけど、漂流してからの展開はなかなかのもの。
この積み荷からどうやって生きながらえるのかも考えさせられたし、エンディングの予想がつきながらも、本
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フラットライナーズ(2017年製作の映画)

3.3

死後の世界を解明する、という研究目標をもって、自らが実験台になる、という新しい設定は面白かった。
ただ、実験台が多すぎたことで、ストーリーが散漫になり、どういうメッセージを伝えたいのか曖昧なまま終わっ
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ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)

3.0

一般評価は低いけど、サメ映画のセオリー通りに作られていて、まあまあな出来。
ただ、1作目よりも予算が減ったのか、全体的なしょぼさが目に付いた。
やっぱりサメ映画は、大型人喰いサメの攻撃を楽しみたいとこ
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ただならない物語(2021年製作の映画)

3.5

インドには今でも女性蔑視、カースト制が生活の根底に根強く潜んでいて、インド映画のストーリーには必ず影響してくる。
さらに昨今ではLGBTQ+問題までが浮き彫りになってきている。
本作品もその通りだが、
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テイル・フロム・ダーク2: 奇幻夜(2013年製作の映画)

2.7

1に続いて、2もやっぱりつまらなかった。
簡単に言うと、「淫夢」「キョンシー」「食人族」の3部作。
1の方は香港の土着信仰に基づいた話だったが、こちらはなんの文化もメッセージ性も感じられない。
ホラー
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テイル・フロム・ダーク1: 迷離夜(2013年製作の映画)

2.8

カメラワークやカット割りが昔の香港映画的。
今やアジア映画といえば、完全に韓国映画になってしまった。
香港の文化風習に基づいた話なので、そこが分からないと背景の説明もないし、退屈なものになる。
CGも
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聖地X(2021年製作の映画)

2.6

入り口はホラー感満載だったが、見ているうちにコメディ?という感じ。
ラストの展開も意味不明だし、舞台をベースにした映画とは思えない仕上がり。
製作委員会だけ立派で、お金集めて豪華俳優陣を起用してい
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N号棟(2021年製作の映画)

2.1

ストーリーが破綻していて、エンディング30分まったく理解できず。
スターダスト制作だから肝いりだったのだろうが、主演女優さん引退しちゃってるし。
ミッドサマーのオマージュといわれているが、足元にも及ん
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地獄の更生キャンプ(2023年製作の映画)

3.0

アメリカ版の戸塚ヨットスクール(TYS)、だけどTYSの方が10年ぐらい先に事業スタートしている。
出てくるキャンプ経験者が白人ばかりなのは、高額な入学料を払える富裕層家庭に付け込んだビジネスだったん
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.5

突然異世界にワープする、という難しい設定なので、演者はもっとうまい人を揃えないとダメ。みんな演技が下手すぎる。
予算がなかったのか、CGもレベルが低い。
もっと質のいい日本ホラーはたくさんあるので、そ
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黄龍の村(2021年製作の映画)

2.7

途中からのどんでん返しはそう来たか、という感じで、前のめったものの、前半は設定、ストーリー、脚本に加え、演者の演技もお粗末。
もう少し設定と演者のセリフをきちんと練れば、よりよくなるのに、と
残念な作
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呪われの橋(2020年製作の映画)

2.6

ストーリーとしては、アメリカ映画でよくある、チャラけた若者がキャンプ地などで一人ずつ殺されていくパターンのもの。
それに比べて夜の話なので、画面が暗いし、時間軸の違うストーリーが並行して走るので非常に
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パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間(2016年製作の映画)

2.7

パージシリーズに比べて、このクオリティの低さよ...。
コメディなんだけど、生き残る過程があまりに現実感なさ過ぎて、冷めてしまった。
エンディングもよく分からないし、続編予告されても全然楽しみじゃない
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リマスター: ジャム・マスター・ジェイ(2018年製作の映画)

3.1

Run-D.M.C.はリアルタイムで活躍を見ていたし、90年代いっぱいぐらいはHip Hopシーンを追い続けていたものの、JMJが殺害されていたというのは全然知らなかった(というか記憶に残っていなかっ>>続きを読む

シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

3.3

まだ観ていなかったスパイク・リーの作品を見つけ鑑賞。
今でも女性差別のあるアメリカ黒人社会において、40年前のこの頃に自由な黒人女性とLGBTQを描いていることがすごい。
モノクロベースの映像に、ジャ
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ラバー、ストーカー、キラー(2024年製作の映画)

3.3

映画化するに値する題材。
エンディングがカットオフ気味なので、最終的に犯人がなぜこういう犯罪を思いついたのか、どうやってこの知識を得たのか、そのあたりの供述まで明らかにできていたら、深みはもっと増した
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.0

最後まで観たけど、以前観たような...という気が。
ミラジョボさん出演のバイオハザードをすべて観ているので、ストーリーの流れは着いていけた。
CGもふんだんに使われ、製作費かなり高額なので、完成度はか
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オンマ/呪縛(2022年製作の映画)

1.8

実質韓国C級映画。
韓国の因習の悪い部分がテーマ化され、まったくもって誰得?
ラスト20分のだらけた感じ、アメリカ人理解できないでしょう。
さらには、出てくる韓国ルーツの人たちみんな韓国語ヘタクソだし
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ゴシカ(2003年製作の映画)

3.4

いくつかストーリー上の整合性に疑問はあったものの、展開やエンディングの妙で楽しめる作品。
時代的にフィルムで撮っているんだろうが、それがまたいい味を出している。
何気にハル・ベリーとロバート・ダウニー
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

3.7

この曲をリアルタイムで聴いてたし、参加アーチストの偉大さも知っているだけに、このプロジェクトを成し遂げたことに驚きと敬意を持っていた。
さらにその裏側が見られるなんて最高。
そういえば、Starsって
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.5

前半のストーリーが複雑でちょっと引き気味だったけど、ラスト15分ぐらいが最高のグロさ。
エンディングが分かっていながら、引き込まれるところはさすがホラーの巨匠サム・ライミ作品というところか。

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.7

刑事役かヤクザ役しかなかったマ・ドンソクの新境地。
やってることはいつも通りのアクションで、勧善懲悪が読めているんだけど、そこは韓国映画ならではのクオリティの高さ。
あの地震は震度10ぐらいなんじゃな
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990年製作の映画)

3.3

今のゾンビものとは違い、「なぜゾンビが発生したのか」「スマホなどの通信手段をどうやって断つか」「CGをいかに使ってリアリティを出すか」など、またストーリー性無しで作っていたので、逆に今のゾンビ映画は制>>続きを読む