女さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

女

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円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(2014年製作の映画)

3.9

まぶしーーー、なんこれ!

えっと、昔ね、わたしも悪阻(つわり)がカッコいいと思って、真似したことがある!(ごめんなさい)おえーって。小学4年生のとき!(ごめんなさい)
…でも、カッコいいと思ったの、
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小川町セレナーデ(2014年製作の映画)

3.9

近所に小川町があって、「まさかのご近所ムービー?」という軽いノリでレンタル。…あ、いや、小川町って全国にあるわね、あっちこっちに。実際は架空の町設定だったけど、川崎市全面協力のもと撮影したそうな。>>続きを読む

ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

3.3

(えっとね、最近関ジャニ∞が好きなんですよ、私。突然ハマって、この数週間、彼らに癒されっぱなしなのですよ。息抜きは『映画観賞<関ジャニ∞』みたいな。きゃー、ミーハー。まぁ、そういう時期があってもいいよ>>続きを読む

小野寺の弟・小野寺の姉(2014年製作の映画)

3.5

特に好みというわけではなかったのだが、向井理がエロい。調香師とか、職業がまずエロい。何それ、嗅がれたい。それに寝癖にメガネに淡い色のセーターと喋るの下手な感じ。最高\(^o^)/ベストもエロいのな!は>>続きを読む

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.6

“わたしにはオシャレ過ぎた”系ミュージカル映画。オシャレが過ぎた。どこまでもポップムービー。


可愛くてモテモテ、特別な音楽の才能を持った存在でありながら、メンタル拗れている主人公イヴ。何か、あった
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.2

観て良かった。無知な私が今観るべき作品でした。かつて、種族(ツチ・フツ)のしがらみが拡大化し、ツチ族派120万人以上が虐殺されたというルワンダ。そこで、4つ星ホテルの副支配人ポールが、種族を越え、人脈>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

料理のソースがめっちゃ華やかで素敵だ!肉が美味そうだ!サンドも最高だ!脂最強!肉好き食いしん坊には幸せ映画でした!

雇われ料理長は息苦しくって、オーナー堅物だから好きな料理も作れんし、作ったコースは
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.4

うん。…うん、うん。
エンターテインメントとして、すごい完成度だと思いました。10歳の少年の、大陸横断ロードムービー。キャラクター全員が愛おしいし、映像も美しくて、視覚的には満足!

…けど、ちょっぴ
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.7

すみません、なんか、字幕と吹き替え、両方観まして、で全く別作品な印象を受けたためレビューを少し書き直しました。以前、いいね!を下さった方々、すみません。

ざっくり、少女ライリーの頭の中の、『楽しい』
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南の島のラブソング(2015年製作の映画)

3.3

inside outと同時上映短編作品。字幕で観ました。
雄火山が「自分もパートナー欲しいなぁ」と願って歌い続ける話。そしたら雌火山が登場するのだけれど、ほーそうかそうか、愛の力で島が出来たりするんだ
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.8

離婚して地元に子どもと帰ってきた、パーマ屋さんの娘・なおこ。その地元の、どうしようもない男と、その男に絡む女たちが強く儚く支え合って生きている話。…この“強く儚い(そして結構ゲス)”ってのは、女の特権>>続きを読む

脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

3.8

素晴らしいエンドロール。はぁ。

演劇と現実が入り乱れる様と、儚く突然やってくる数々の死と。細かく舞台のセットを作り、自分の人生を作品に投影しようとするのだけれど、なんだろうなぁ、終始見せつけられる空
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女の都(1980年製作の映画)

3.1

『今度生まれてくるなら、男になりたいと願っている私にとって、この映画のラストシーンはたまらない。男があんなにチャーミングな顔になる時って‥‥夢見ているんだろうなと、なんだかうらやましく想うのだ。』>>続きを読む

サブマリン(2010年製作の映画)

3.6

ミニシアターのザ・サブカル“っぽい”映画。赤と青の組み合わせが何とも素敵。
最後に二色が混ざったかのように、一瞬画が紫っぽくなるのですが、そこがまた良い。38歳になったら忘れるような“大事件”が落ち着
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朝食、昼食、そして夕食(2010年製作の映画)

3.7

どんなに楽しくって美味しい食事会も、「あの時のメンバーで同じものを食べたい!」って、あんまり思わない。その時その一瞬が、最高のスパイスだから。…つまりそういうことを、割とアンラッキーな事例を用いて言い>>続きを読む

イヴの総て(1950年製作の映画)

4.4

ほー、色々な要素が凝縮されていて、素晴らしい映画!全然楽しい気持ちにはなりませんけど!
ペドロアルモドバルさんの『オールアバウトマイマザー』でオマージュされていた作品。へぇ、こういう話だったのね。
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

3.4

チューインガムくちゃくちゃすることや割り込み駐車するやつ、ゴミの分別しないやつ嫌いだし、秋に白い靴履いても嫌やねん!そんなママは家族が大好き。一番腹立つのは家族のこと悪く言うやつ。だから殺すっっっ!!>>続きを読む

きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

3.5

非喫煙者の私が、“タバコ吸いたくなる”数少ない映画。心地よい“何かヘン”な作品。

かつての人気ロックスターは、表舞台から去ってみても、相変わらずゴリゴリの化粧は継続。明るい化粧っ気ない消防士の妻と、
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.6

ふ。困ったな。笑える。
子どもの喧嘩に親が入って、どんどんエスカレートして、互いの仕事もけなし合い、夫婦まで言い合いになって…って話でした。
あー、話し合いの堂々巡り。面白いが、すっごい面倒くさい。面
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カポーティ(2005年製作の映画)

3.5

『冷血』というノンフィクション小説を書き上げるまでの、トルーマン・カポーティ映画。
映画『マグノリア』でトキめいたフィリップ・シーモア・ホフマンさんを拝むべく観賞。あぁ、彼の佇まいとか、静かな仕草にビ
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

4.3

未来版浦島太郎だな。うん。

シネマカリテ鑑賞。男性がほとんどで。ほぼ満員で。始まる前からわたし、人に酔った状態だったんですが。

観始めは「なんこれ、説得力はあるけど普通じゃん」なーんて白けてて、開
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.2

あっ!ここにきて、レビューが書けない系の映画に出会ってしまった!

皆が傷つけられて傷つけあって。
愛されたくて、愛されるために探り合って。…あぁ、しゃらくさいっ!私のレビューじゃ、薄っぺらい!

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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.7

『戻りたい過去はあるけれど、やり直すのは面倒くさいし、今を全力生きようと思っているんで、タイムトラベルしたい過去はありません(キッパリ)』
…という人間には、別にそんな…むしろ最初は苦痛でした。笑
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.4

得意のメンタルこじらせ系である。ふふ。今回は分かりやすく、診断されているレベルのやつですね。

『嘘つきは泥棒の始まり』…かな。
幼少期、誤魔化しの多かった私に母が繰り返し言っていた言葉。
皮肉だけど
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

「27歳は若くない」
はぁ。非モテの27歳女の私にはキツい映画だ!何度か眩暈がしました。笑
白黒の映像。色が無いおかげで、パリもニューヨークも全然美しくないし代わり映えしない画。観始めたときはワクワク
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はじまりは5つ星ホテルから(2013年製作の映画)

2.9

わりと期待して観たのだが、
なんだか、途中で面倒になったので中断しています。働く女の映画を観ようと意気込んでいたのにねぇ。
コメントにハマらなかった理由っぽいことを、ごちゃごちゃ書きました。すみません
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セッションズ(2012年製作の映画)

3.5

こんな生々しいこと書くと引かれそうで怖いのだけれど。主人公マークに何度自分を重ねたかわからない。私はマークと性別が異なるし、身体は有難いことに自由だけれど、性と愛における未体験への恐怖・不安は、誰だっ>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.3

◉23歳のイケメン・シャツダサ兄貴が彼女と別れて、多分それは自分が原因だから、自分のことも好きでいてくれる“バカ女”を探そう、と奮闘するBMI20のシモンの話。

◉うん、オシャレ。わかりやすくオシャ
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ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.9

ど…独特の…。
突然みせられるショッキングな出来事と、魅力的な登場人物たちの繰り広げるシュールな展開がなかなか面白い。
両親の死から『だんまり』になってしまった33歳のピアニスト、ポールが、周りの人と
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ザ・マペッツ(2011年製作の映画)

3.4

大人が童心にかえって全力でおふざけした系ムービー。
トントン拍子で進むハッピーな展開尽くしで、お子様でも楽しい作品かもしれないけれど、幼稚園くらいの子がコレ観てゲラゲラ笑ったら、少し寂しいかなー。だっ
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.0

私、フィオナアップルの『paper bag』という曲が、MV含め好きでして。で、その素敵MVを作ったのは、フィオナの彼氏だったポールトーマスアンダーソン監督。
あぁ、ついに彼の映画作品を拝みました!…
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アタメ(1989年製作の映画)

4.0

始まってすぐに「何してんの、女院長」とつっこみたくなるが、そこはもうアルモドバル作品なので、さすがに慣れた。ていうか、つっこみどころが多すぎて追いつかない。それに、好きなタイプの“ゴリゴリ色彩ムービー>>続きを読む

バチ当たり修道院の最期(1983年製作の映画)

3.3

『天使にラブソング』的なやつを、ペドロアルモドバルさんがやると、こうなるのか。や、違うか。歌手と修道女の何やかんや…だけど、皆そこそこラリってぶっ飛んでるもんね。

特にショッキングな映像があるわけで
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ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.8

ウディアレンに始まり、ウディアレンに終わる映画。普通にウディさんがドーンと出てきて、この作品の主人公であるギター弾き・エメットについて語り始めるんだが、『アニーホール』でその語り口調に拒絶反応が出た割>>続きを読む

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.0

“うつし”である彼らの、“提供”され“終了”を待つ話。じわじわと静かにやってくるリミット。しっかり管理された環境で、“オリジナル”の誰かのために、守られた暮らしを送っている。

世界を知るにつれて、自
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.9

あ、なんか。始まり方から「男性向けの映画だなー」「この主人公も控えめなふりして欲だらけでズルいなー」なんて白けていたんですが。ボーッと眺めていたら、終盤の追い込み方が素敵で焦った。ちょっとメンタル系ホ>>続きを読む