予告ではさも大ごとのように言うてるけど、実際はスケールの小さい事件をスケールの小さな作戦でスケールの小さい結果になったよって話。
いくら本人が語っててもそんな事件の真実なんてどうでもいい。
ここまで中だるみなく、最後までテンションが切れない映画はあまりない気がする。
登場人物の心理描写が丁寧で、加害者側にも一方的な悪を押し付けてないことで、逆に根底にある複雑さが感じられた。
あと何気に人>>続きを読む
ミスリードのために色んなバイアスがかかるように作ってあると思うけど、
根本にあるのは、主人公の現場に復帰したい気持ちが強くて、事件をよりシリアスでドラマチックなものとして捉えたってことやと思う。
観てすぐ前に観たことあるのは思い出したのに、全く内容は覚えてなかったから、記憶消されたのかと思ってグラグラした。
2003〜2004のブラックミラー
狙ってやってるそうですが、ギミックのタイミングやアングルがステルス系のアクションゲームに近いと感じました。
ちなみに僕はそういう系のゲームは苦手です。
もっとガツンとくる映画かと思ったら、終盤までは割とマイルド
お兄ちゃんが一番よくて、特に石が俺に吸いついてくる〜的なシーンが印象的でした。あとは奥さんのかわいさ。
対比とか比喩とか色んなところに散り>>続きを読む
前半のギャグセンスはイマイチでしたが、最後はキッチリ感動させられました。
終始ズボンのシルエットがカッコよかったな〜
安藤さくらが取り調べ受けるシーンが凄かった。
全員があんなにリアルで生々しい家族の演技すると、子役(本人)にとって逆に悪影響出るんじゃないかなと思ってしまった。
長い間めちゃくちゃリッチで満ち足りた生活を送っているはずやのに、どうしてこう貧しそうで野心的に映るのか。
子供の頃アニメがめっちゃ好きやったから、アリ王子のパレードのところなんて鮎食べさせられた京極はんみたいな気持ちで観てました。
ディズニーリゾートにいてるのと、存外似た感覚になるのかもしれない。(脳のおんなじところが熱くなりそう)
どっちも行ったことないけど。
予言とか言われてるけど、実際AKIRAがなかったら2020年にオリンピックできなかったんじゃないか
って思うくらい日本の文化や世界からの評価を高めた気がする。
主人公の関係性が「ピンポン」「青い春」>>続きを読む
ミッドナイト・イン・パリと勘違いしてたから、キレイな映画やと思ってたらなかなかにサイケな映画でした。
ムーンライトと同様多くを語らず心情はこっちに委ねてくるスタンス。
でもやっぱり綺麗で余白の部分がすごくいい!
これはしんどい。
観終わってすぐの今言えることは、フラッシュダンスは人を変え得るってことぐらいです。
トンガリすぎてええ加減にせえよと思う。
ラーメンズのコント好きが好きな印象(ラーメンズのコントはほぼみたことがない)
先のステージ行った感が強い作品でした。
それと漫画原作は実写でやるよりアニメの方が圧倒的に自由度高い、と思ってからすぐそれは当たり前やと思いました。
最初の方はケビンスペイシーの役が笑われへんなって思ってみてたけど、最後にはそれも変わってきた。
登場人物の組み合わせによって誤解等が生まれながら話が進んでいく感じが、舞台みたいだと思った。
両方のことを知った上で、子供がどの生き方をしたいか選べるように、バランスを取って育てていくのがいいという話。
やり過ぎはよくない。
優秀な人からトラブルを解決する能力を買われるのってすごくかっこいいし、その能力に自信を持ってるのもまたかっこいい。
その昔、明石家さんまが「陽気なロシア人はおらん」って言い切ってたのを思い出した。
結局誰が本当のこと言ってるか明らかになってない事件を伝記映画として扱うなよ。