まさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ま

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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

3.4

YUIがすこぶるかわいい映画
生硬ながらも素朴な演技が役に合ってた
一旦戻って着替えてくる所良い
次点でお父さんの葛藤も泣けるな

夜に萎む向日葵は、夜明けとともにまた太陽を追いかける

どうぶつ宝島(1971年製作の映画)

3.7

んーー、いい大人がこんなん観ておもしろいとか言ってていいんか?とも思うけどおもしろい
そしてまさかの777本目!

明快なマクガフィンにポップで魅力的なキャラクター、そして何より軽快かつ力強いアニメー
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

ええがな。時々こういうのがあるからNetflixはやめられへん

象徴的な点が余りにも多くて、正直監督の意図する所の半分も理解できた自信はない

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

4.0

創作丸出しの青春やけど、それでもめっちゃ良かった。終始おとぎ話のような空気感が漂う作品

まずショットの挿入に意匠を感じた
最初のシーンで卵焼きのワンカットを入れるだけで、父親の隣にいるのが母親じゃな
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リュミエール!(2016年製作の映画)

-

ありがとうリュミエール兄弟!
彼らが居なかったら、チョコレートを売って生活していくことになってるかもしれん

映画が脚色や構図、物語などを獲得していく様子は、植物の萌芽のよう

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.6

この手の作品にしては平坦な展開
周囲の理解度が高くて、ドン底と言える落ち込みは無かった

「部屋や車を与え、後見人になり教育を施した理由は、母校に優秀な選手を送るためでは?」
何その論理笑笑
そんな疑
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

出会ったその時から、世界は色を帯び始めた
1周目ではよく分からなかった演出が、突如として抒情的な意味を持つから感動する

中々時をかけなくてビックリした!
正直ストーリーも納得いかなかったとこがある
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良いな。凄い設定
確かにアンパンマンは弱きを助け強きを挫く姿勢を教えてくれたもんな

25年間信じてきた常識が覆る衝撃なんて想像も及ばない。それでもブリグズビーを終わらせると言えるジェームスは偉い
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

-

良いですね。映像への愛を感じた
後ろにsave the cinema貼ってるのも素敵

正に大作戦って感じの温度感
かいけつゾロリがやりそう

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.5

おもしろい!良い青春映画

一個気になったのが、そもそも先生はバトン部の面々を更生させるために大きな目標掲げたんじゃないの?
それを目標達成のためなら退部者出ても構わないって、何か倒錯起こってない?
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

2U って "to you" って事かと思ってたけど、2Universeでもあるということ??
話の展開は『キャビン』を2作に分けた感じ

主人公は愛すべきバカ
ダメージ残るって言ってるのに損傷の激し
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用心棒(1961年製作の映画)

4.1

おもしろい
三十郎シリーズはドラマで3クールぐらい観たい
向日葵三十郎とかチューリップ三十郎とかも観たい

まだ観たことはないけど、いつの間にか水戸黄門とか楽しめるおっさんに近付いてるんかもしれん
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

急に思い出したけど、天才テレビくんで昔こんな話ありませんでした?どなたか天テレ有識者の方
あと何気に金曜日のビットワールドの方が好きやった。特にカードバトルみたいなやつ
セイコーに至ってはもうビットワ
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

2.8

ドラえもんは何だかんだでのび太に付き合う遊び心があるからカッコいいな


ひみつ道具vs魔法
科学による霊的世界の啓蒙を謳った映画

ではない

震える舌(1980年製作の映画)

3.9

ほんまに音量注意

「彼女はその朝、悪魔と旅に出た」
観る前は『特攻の拓』の迷言みたいなキャッチコピーやなと思ってたけど、確かにこの上ない表現やった
悪魔憑きってきっとこういうことなんでしょうね。10
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.4

もたいまさこによる君の名は。
いつも誰かを探している
俺も高校生経験者なはずなんやけど、高校生って奥が深いんですね

手紙とLINE、手軽さは変われど心的距離は変わらんよ〜って感じ
最後停学を公示で広
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情婦(1957年製作の映画)

4.6

お見事。映画どうこう以前に、アガサ・クリスティの才分よ。法廷劇はもう100年も前に完成されてたんか

邦題なんでそうなったんやとも思ったけど、情婦は文字通り「情」の婦でもあるんかな
しっかりと話を感得
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

禁断の惑星
太陽なんてとうの昔に死んだよ

これ企画した人もやばいし、いいっすねそれってなった周りの人たちもやばい

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.3

タイトルがなんか好き

哀れな成功者。品性を欠いた成金。どれだけ金を持っていて、どれだけ多くの人に囲まれていても、真の愛を手に入れることはできなかった孤独な男
モデルとなってる新聞王は、恐らく当時労働
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春を告げる町(2019年製作の映画)

-

一時は人が住めなくなった町であっても、鳥は鳴くし、夕日は紅いし、人は笑う

綺麗事と同調圧力に支配されがちなテーマやけど、掛け値なしに良かった


**ちょっと追記

個人的には、本番後の高校生達の感
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

2.4

6割ぐらい占める弁論シーンの内、ジャンの「は?何言ってんだ」にしか共感できない映画

以下おもしろいところ
・ポスターのパチンコ屋チラシ感
・リンゴを後ろから投げられて「誰がやった?」って怒る先生感
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.4

好みかはともかく流石の完成度
映像も音楽も一流の仕事。メッセージもある

エルサっていつでも手洗えるから便利やな
オラフはたまに全力ビンタしたくなるけど、そこが魅力的

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.7

序盤の雰囲気と石原さとみは良い
ちょいちょい滑稽味が強すぎて普通に笑ってしまった

ここまでオリジナル要素を入れてる割に、漫画原作特有のキャラと演出のアクの強さには縋るという、虻蜂とらずな映画
作り手
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オーマイゴッド 〜神への訴状〜(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもろいな〜
途中急にマトリックスみたいなの始まるのは笑うやろ
相変わらず繊細さのカケラも無い演出良いっすね

インド映画の面白さって9割はグルーヴ感にあるイメージやけど、これはメッセージも面白い
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.5

まあ面白い!
確かに寿司打ってついついやっちゃうもんな

生きる(1952年製作の映画)

4.9

みんな生きよう
143分しかないとか短過ぎ

序盤はビューロクラシーに対する風刺的な視線を入れる必然性が感じられなかったけど、話が進むにつれて成程なぁ
日本が抱える問題を見事に物語として昇華してた
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.1

この頃から独自の文体を確立してるのさすが

オープニングのくだらん話はくだらん話そのものとしても味わい深いけど、エンディング後にそれぞれのキャラとか立場を踏まえてもう一度観たくなるから凄い

タイトル
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LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語(2011年製作の映画)

3.9

人類の1日
まず試みが面白いし、ショットの繋ぎもお見事

地球に住む人々の1日を集めたら77億日=2100万年になるって凄いよなぁ
あとみんな一度は立てたことのある計画やと思うけど、1人から1円ずつ貰
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迷宮物語(1987年製作の映画)

-

全体的によく分からな過ぎて夢かと思った
でも雰囲気がめっちゃ良くて無心で観てられる。だから夢見るのって楽しいんやな?

『ラビリンス*ラビリントス』は労働による人間疎外への風刺かな?
それともただ子ど
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老人Z(1991年製作の映画)

3.9

やべ〜〜、序盤は介護問題とか考えながら観るけど、話が進むにつれて自分の偏差値が下がっていくのが分かる
終盤はやべぇしか感想がない

お婆さんの壁を壁とも思わん移動はさすがに止めるべき
余暇がクラッキン
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MEMORIES(1995年製作の映画)

3.7

すげ〜〜、観客の脳味噌かき回すのやめて

『彼女の想いで』が今敏っぽいと思ってたら今敏やった
『大砲の街』のカットの切り替えも今敏作品に影響与えてそう

人間敵と目的がある内は精力持って生きられる。そ
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.3

山崎賢人って演技上手なんですね

原作読んで面白いって思ったけど、セリフの味と心象風景における比喩表現の豊かさが魅力やったんやと気づいた
心象風景に関しては映像化すると実際に映像になるわけやから、風景
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

-

縦横比も含めて見事なレトロ感

ピンクと緑で補色になってたり、飾ってる絵が人間と野菜やったりで対比がキレイ
性格的には前時代的男女像と逆なのもバランスが良い作品

めちゃくちゃ色に拘ってる感じあるのに
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劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

3.2

エンディング周りのシークエンスは好き

スペックホルダー達の位置付け、進化の終着点じゃなくてそっちに持ってっちゃったか
「人間にスペックはいらねぇんだよ」とかいう、前作までは人間の個性と進歩を全面否定
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

緊張した
第三世界による宗教的革命
サラッと流されたけど、アメリカ国内でもイラン人というだけで暴行してたってニュースが何気に大事
単純に映画として面白かった
家政婦さんが影のMVP

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

社会もそこに住む人々も醜くて、そのくせ景色と思い遣りだけは美しい

生きてる人より葬式に使われるお金
そのタイミングで仏壇映すのは意地が悪過ぎる
そして最後に元の鞘に収まる円環構造。そこから抜け出すこ
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