ジプシーさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ジプシー

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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.6

アニメがここまで短期間で進化してる時代に生きてることに感謝

時空を越えてヒーロー同士がチームとして戦う超王道だけど、それを見たことない映像で楽しめた

絆や成長やお子さんが見たらトラウマ化するシーン
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

黒人が軽視されていた時代の話で、映画評価で軽視されがちなコメディを作ってた監督がアカデミー賞を獲ったっていうのがグッとくる

こういう話は黒人が執拗に差別されてるシーンで暗くなるけど、史実から目を背け
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.4

群馬県出身としては上位リーグの争いを眩しく鑑賞した次第。

出身有名人やら県民自慢のあるあるが続いて楽しかった。その郷土に住み続けてる人ほど楽しめる気がする。

後にガクトのせいでボーイズラブに目覚め
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パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

3.3

新日ファンにも気を遣いつつ、子供向けにプロレスの面白さを伝えられるファミリー映画だった。お子さんへのプロレス布教には最適。

プロレス観てる人にとっては、その人のプロレス感で感想が違ってくるかと。おれ
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

スクリーンで見れて良かった。同じ星とは思えない海のスケールのデカさと見たことない景色。

ジェームズ ワンに海の世界を託したのはナイスチョイスだし、まさかホラー要素まで入れてるとは。ポップコーン吹っ飛
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.1

歴史ものは苦手だけど、この作品は上の身分の者が何よりも正しかった時代背景を活かして、現代劇じゃシュールすぎてドスべりするシーンが全てハマってて楽しかった。

見るまでは勝手に、女王を取り合う2人の演技
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.1

イヤイヤ期とはいえ、観客をなかなかイラつかせるスーパーヒールのくんちゃんに耐えれるかどうかがポイントな気が。

序盤のお父さん仕事中に起きる話はトトロのメイちゃんのシーンと被ったけどオマージュなのかな
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.0

「子供のやったことですから」って俺の心の中の大人がなだめてくれた。

ミステリーかと思いきや、この状況を活かした青春群像劇でもあった。

堤監督で舞台は廃病院。いつ金田一のテーマが流れ出すかソワソワし
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

ウクライナのジム、得体の知れない強さ、ダーティーさも備えるファイトスタイルとwweかと思うくらいのドラゴのヒールっぷり。

試合前の盛り上げ方も良いし、試合シーンも前作同様にテクニックより物理で殴るの
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.3

ガイリッチーみたいなスタイリッシュ演出が楽しかった。若い無鉄砲に思える行動がこの作品の登場人物たちにはこう見えてるだろうなあって思える華やかで脆い世界がとても印象に残る。

後にチワワちゃん役の吉田さ
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.1

試写会にて

TBSの池井戸作品を見続けてきた甲斐があって過去作オールキャストで、名シーンをさりげなく再現してたりエンタメ作品として大満足。

「こんな会社あんのかよw」と開始1分で思わせる安定のオー
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.9

試写会にて

「スーパーヒーローは実在するのか」っていうこれまでの世界観に挑む展開が予想不可能であっという間の130分。

アンブレイカブル、スプリットが分からないとジェームズマカヴォイの変態一人芝居
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BLEACH(2018年製作の映画)

3.2

実写化あるあるの漫画原作一気に読みたくなる病に今回もなってしまった

敵のCGにお金かかってアクションとか衣装に予算割けなかった感じが残念

江口パパが大魔王になると読んだ自分はまだまだ甘い

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

身分違いの恋愛ストーリーは色々あるけど、こんな愛の形を見せられるとは

ヒロインが特別美人でなく、どこにでもいる普通な女性として登場して、この結末になるのが静かな恐怖

この監督が描く人の内面は怖い

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.6

大自然の中で密室に近い環境になってしまう地域ってことをとても上手く活かしてて、寒さもその先の痛さも感じる作品だった

ミステリ要素が少なめなのが誤算だったけどメッセージ性が高くて何となく納得して終わっ
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.5

原作と福田組の相性が相当良いんだろうなと思う

いつか偏見表現で炎上しそうな気もするけど突き進んでほしい作品

しかし、エヴァ好きだなあ

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

ガガ様の自伝とも言える内容になると思いきや、段々とジャックの物語になっていくように思えた

ボヘミアンラプソディーが大ヒットしてる中で、クイーンの曲名から芸名を付けたガガ様もスクリーンで輝くシンクロが
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

元TSUTAYA店員として、この作品は青春カテゴリで永遠にポップ付きで陳列されると思う。

痛々しいほど理想と現実の間でもがく姿で引き込まれる。脚本、主演が素晴らしい。

苦しいあがきの中で、自分の核
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.4

敵の軍団のビジュアルが無機質で不気味で良かった。安定安全のピクサーの世界に迷い込んだ異質な存在って感じがハラハラ

家族のあり方、民衆の品格などなどメッセージ性もあって相変わらずピクサーはお見事

ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

2.5

凄いのに実践向きじゃない能力を持ったX-MENの話を見ているような感覚

原作だと地味な感じしなかったのに映像にするとダメだったか。でんじろう先生の弟子たちが実験してるようにしか見えなかった

志田未
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.7

邦画史上トップクラスの疾走感溢れるオープニングだった

部活と立場違いの恋のよくある話を演出で引っ張ってくのが凄い。普段はよく分からんけど監督の力っていうのを感じる

45歳で小松菜奈ちゃんに見つめら
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来る(2018年製作の映画)

3.3

ホラーじゃなくホラーエンタメ作品。

嫌われ役の両親、霊能姉妹、RGと配役の妙が素晴らしかった。この演出だから仕方ないけど、おもろいシーンとスベってるシーンの差が激しいのが残念。

多分、監督は霊も霊
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

オチまでの不気味さが素晴らしかった。
誰がまともなのか、何に怯えてるか分からない恐怖。遠くで漠然とした正体を掴めないまま日常が歪んでく怖さを直視しないといけないのはいたたまれない。

クワイエットプレ
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.5

試写会にて

障がい者が理不尽な思いをしたり、何かと対立したりってよくある展開を激怒して否定しそうな力強い主人公に見る方も感情を揺さぶられる

大泉洋はもちろん、ボランティア役も素晴らしい。本気で向き
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.6

魔法のワクワクは健在だけど、次作への中継ぎ感が強かったなあ。

ハリポタはシリーズ中盤からワクワクよりシリアスなドラマになったけど、それがもう出た感じ。
ジョニデはやっぱりこういう役が似合う。

次作
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.6

こんな映画映えする人生があるのか…
こんな家族も生み出すアメリカのスケールのでかさを感じた

伝記でありつつ、何が真相か分からないことを逆手に取った演出がおもろい

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.2

こんな奥さん欲しいとただただ思う二時間だった

ほっこり夫婦を中心に不妊とか重い方向に行きすぎることもなく、夫婦や家族とのあり方を見直せる作品

本を読む人は死因のバリエーションも豊富になるんだなぁ

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.6

復讐バイオレンスかと思いきや、いじめ、DV、閉鎖的な地方、少子化とか絡めてて色々と印象に残る話だった

低予算を逆手に取ったド派手すぎなバイオレンスシーンが何より一番
酷評する人でもなかなか忘れられな
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.3

原作に忠実➕福田ワールドって感じで、予告だとシリアスモードかと思ったら通常営業だった

仲良しクルーで慰安旅行がてら映画撮った感が凄い

いぬやしき(2018年製作の映画)

3.4

なかなか後先考えないダークヒーローだなって残念だったけど、よく考えたら高校生だったから力に飲み込まれるのも納得。佐藤健マジックにかかってた。

特訓シーンは遥か昔に見た仮面ノリダーのシーンが謎にフラッ
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.3

コナンブランクを埋めてくれる丁寧な人物紹介には助かる

子供向けと壮大なスケールを頑張って両立させたい意気込みがよく分かった

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6

トム・ハーディなら普通にその辺の敵を素手で倒せるんじゃ?って思ってたけど、ヴェノムの想像以上の強さと変幻自在っぷりが楽しかった

アベンジャーズとは関わらなそうだけど何が起こるが分からないのがハリウッ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

誰にも真似できない声と華やかさ。ワンマンバンドじゃないスキル。クイーンはこんな怪物クラスのライブバンドだったのか…

家族、スタッフ、取り巻きとの物語も見応え抜群であっという間だった。天才を孤立させな
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

3.4

面白いんだけど、1作目と感動ポイントが被るとこが多くて…メガネキャラに肩入れしがちな自分が悪い

とはいえ、素晴らしい青春映画シリーズを通してマイナー競技に光が当たるのは素晴らしいこと

クイーンはも
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blank13(2017年製作の映画)

3.5

家族の知らない姿ってたくさんあるかもしれないなと予想外の感想となった
家族、その周りの人と話すのは大事だけど、それを補える面が葬儀にはあるなと

葬儀で笑ってはいけないをやってるような世界観好き