ジプシーさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ジプシー

ジプシー

映画(561)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.8

凄惨な展開になるゾンビ作品の中である意味安心して見れるシリーズ。軽快で面白く、さらに生き延び方まで学べる。

時が経つにつれて再結集が難しそうな主役4人も脇役もキャラ立ちが素晴らしい。ゾンビのキャラ付
>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

ポップなハーレイクインの世界を最後まで貫いてて良かったし、終盤の戦いの舞台もマッチしてて楽しい。展開をごちゃごちゃにしつつ、分かりやすくナレーションしてくれるハーレイクインに振り回されつつも愛着が湧く>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

3.7

再生のチャンスをたくさん貰えるけど、うまくいかないギャンブル狂の物語。

香取くんは良い年の取り方をしてる。渋さを順調に身につけて、放っとけない雰囲気があるかっこいいおじさんだった。

仕事はできて、
>>続きを読む

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.2

B級ホラーの部類になるんだろうけど、それなりのCGや特殊メイクができる予算があるところに映画大国さを感じる。

主役の得体の知れないミステリアスな雰囲気が徐々に人間離れした行動を取っていく姿と相性良か
>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.4

アベンジャーズ入りも目の前の若手スターとイギリスに越してきた少年の文通っていうとスターの美談に聞こえるけど、境遇や年齢を越えて、自分にシンクロするような存在と繋がり続けたっていうのが面白かった。

>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

ホラーなのにエンドロール後に笑いが起こったのが印象的。それくらいジャンル分け不能な見たことないシーンのオンパレードで楽しかった。

ホラーとしては目を背けたくなるシーンを首根っこ掴まれて無理やり見せら
>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.7

どこまで事実でどこからフィクションか分からないけど、現実って不条理だけど覆せない苦しさがめちゃくちゃ伝わってきた。

クリスチャンベイルの作り込みはエンドロールのモデルの写真見て腰抜けたし、何より一瞬
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

探偵ものの常識にとらわれず、新しい探偵ものとしてのエンタメ作品に仕上げられてるセンスが好きだった。

序盤から「残り時間どうすんの?」心配するような超展開もあるし、出てくるセリフも面白いし、その中に伏
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

子供が可愛くて少女との出会いを通じて少し大人の階段登る面した戦争映画だった。緩急が効きすぎてて、戦争の理不尽さが突き刺さる。

もちろん大人の階段登る話としても面白いし、周りのキャラもそれぞれで主役張
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

韓国映画らしい突き抜けたシーンの数々に笑っちゃいつつ驚きつつ、メッセージ性の強さに魂抜かれつつ。

夫婦のソファでのシーンが強烈だった。勝ち組が勝ち組の行動を取れるのは実力や運だけじゃないって思わされ
>>続きを読む

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.0

アイディアはさすがって感じだし、ドタバタコメディを貫いてるのも良かった。

肝心のミュージカルシーンがいまいち。あんま有名じゃない人が中心で、こだわりのキャスティングっぽいけど、もっと良い主役も太っち
>>続きを読む

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.7

実力派キャストでここまで固められる豊田監督って何者なんだってまず思ってしまった。藤原竜也が演じたちょい役の物語を見てみたくなる。

実話ベースだから展開はもちろん分かってしまうけど、ラストシーンがまさ
>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.9

ハリウッド作品で超人的な能力を持った人の映画は数あれど、葛藤や怯えとかの人間の内面を描くだけでこんなダークヒーローものになるんだなあと感心した。
移動手段が徹夜のドライブだったり、派手な技がなくても、
>>続きを読む

ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.8

wweは毎週見てて、モデルになったペイジは現地観戦した時にサプライズ復帰して思い入れもある目線で鑑賞。

家族もの+成功と挫折と向き合う青春ものにwweのエンタメ感がいい感じでマッチ
してて好感。ファ
>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

3.3

珍しくど直球な恋愛ものかと思ったら、まぶしすぎる純愛ものだった。

登場人物たちにリアルさを求めることよりこの作品に相応しいキャラクターを描ききったんだろうなーと思った。
正直、共感できないような言動
>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.6

ギャルの力業がアメリカだと殺人鬼と渡り合えるんだなあ。見てて清々しかった。

信念のあるギャルに成長する青春ものとしても面白くて痛快。作っててキャラがうまく完成したからすぐ続編つくったのかな?

犯人
>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.2

マーベル傘下になるのかな?
その辺の知識は疎いけど、どのキャラが次のアベンジャーズに絡むのかオーディション感覚で見てしまったけど、フェニックスがキャプテンマーベルと被ってて心配。

X-MENは団体戦
>>続きを読む

パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

2.8

原作が95年発売だそうで、最先端ラボが舞台なのに既視感がずっとあるのがスベってたなー。某洋画とまんまなシーンもあったりもったいない。

どんでん返しとかより、染谷将太のカメレオンっぷりと、吉岡里帆のど
>>続きを読む

九月の恋と出会うまで(2019年製作の映画)

3.2

邦画ラブストーリーの致命的な弱点として主役がイケメンや美人すぎて彼氏彼女がいないのが違和感ありすぎる問題があるけど、それが炸裂した川口春奈のヒロインっぷりだった

けど、おとぎ話のようなストーリーのお
>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.7

悪役スカーが大きな力があるわけでもなく、心の歪みだけで立ち回ってて良いヒール感。しかもお子様ライオンにもガチで、ディズニーは善と悪の描き方が本当に分かりやすく面白い。

途中で「ライオンに補食される動
>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9

ポケモン赤の直撃世代としては、当時夢見てたポケモンとの共存世界を描いてくれたことに感動した。ポケモンが日常に不可欠なピースになってる世界はどうしても輝いて見えちゃう。

1人1匹のパートナーポケモンが
>>続きを読む

貞子(2019年製作の映画)

2.7

色んな意味での怖いもの見たさで

何だか舞台や役者だけ変わって同じ物語がループしてる感覚。貞子も出てくるテレビの形状が違うだけのルーティン作業に飽きてないか心配になる。

子役の睨みつけ顔のオーディシ
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

日々の仕事がルーティン化しかけてきた若手社会人の教材にしたいような作品
見えない相手や未知の状況に対して、どう動いていくか…そんな日本人的な感想を持ってもうた

こういうラストにタイトルがガツンと来る
>>続きを読む

最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

試写会にて

父の通夜で母が出す料理を通じて、家族のこれまでを思い出すストーリー。


そういえば、親父が珍しく料理したものって覚えてる。そんな家族が普段見せない姿を見せた時の奇妙なような怖いような不
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

現実の不条理さに耐えながら生きてるアーサーの高笑いに奥底に眠ってる途方も無く大きな哀しみが見え隠れして、これ観れるだけで満足だった。
笑いと哀しみは紙一重って日本の芸人さんも言うけど、世界共通で感じら
>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.3

試写会にて。

Y字路で別れた友人が失踪した少女パートとUターンして養蜂しながら何でも屋として集落に入り込むおじさんパートのどっちも続きが気になるテーマで群像劇らしく飽きずに終わった。

短編の話を映
>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

3.5

「群馬の中学生ってこんな過激派だったっけ?」と地元を憂いたけど、普通だった日常が何かと出会って、自我を劇的に作ってしまう、中学時代の危うい純粋さが凄く印象深かった。

劇中でもそんな人たちは浮いていっ
>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

3.5

40年前の悲劇から殺人鬼の影に備え続けて、街の変人になったおばあちゃんの痛さがブレてなくてかっこよかった

映画の世界は近所の変人が英雄になり得るから面白い

敵も物理攻撃しかしてこない古典的なやり方
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.8

音や演出でビックリさせる系でなく、終始漂う違和感や不条理で先の読めない恐怖に緊張しながらあっという間の2時間だった。

伏線なのかと気になる印象的な場面もきっちり回収してくれるし、オチは普通にやったら
>>続きを読む

君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

3.4

中身も外見も美しいヒロインを撮るのがうまい監督さんだなと思う。

ヒロインが病死するって使い古された題材に真正面から挑んで、演出や設定で勝負できてるのは凄いことだと思う。

高校生男子に今後の人生の重
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

おもろかったけど、この時代の作品も網羅してる映画好きの人が観たら超絶傑作なんだろうなと嫉妬してしまう。

落ち目の役者とそのスタントマンの話だけど、2人の関係性が男同士らしく表面上はさっぱりしてるなか
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.8

兄弟姉妹って一番最初に優越感や劣等感を覚える存在になるってことを今更ながらに気付いたし、2人の子の親になったらそこのバランス取れるか不安になる。

家族愛、人間の二面性、恋愛やら劇中の高速コーヒーカッ
>>続きを読む

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.5

普通にいい話+設定が設定だから話の進み方にモヤモヤが残る=全国民が70点って言いそうな作品だった

DAIGOはヒールもできて器用だなあ

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.0

試写会にて

主人公だけでなく警察も事件の全貌すら見えてない始まりっていうのが上手いなと思った。色んな人を疑いながらテンポよく進む話で楽しかった。

犯人との攻防もたっぷり。吉岡里帆はやっぱうまい。周
>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.1

ここまで重くならずに、話の面白さと戦争を繰り返さない教えを両立させてるのがお見事。

想像の斜め上を行く展開の面白さ、どんでん返しの連続、役者の熱さとダンディさ。

この頃から100年も経ってないって
>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.7

原作通りになかなかどんでん返し受ける面白い話。真犯人のチョイス最高だし、演技も最高。前田夫婦の格差も胸に残るのがたまにキズ。

キムタクはキムタクのままで良いって思ってるけど、キメシーンと人柄を良くみ
>>続きを読む