inazumaさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

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悪の教典(2012年製作の映画)

4.0

山田孝之がエライことに…あの役最高でしたね。

面白かったけど、
『殺し屋1』や『オーディション』、完全にイッチャッてた時期の三池作品と比べたらまだ優しい方。

中盤にある蓮実の壮絶な回想シーンが見事
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愛と誠(2012年製作の映画)

2.8

『カタクリ家の幸福』における狂ったミュージカルシーンに比べるとパンチが弱いかなー(*_*)
安藤サクラのミュージカルシーンは可愛くてよかったです。

逆転裁判(2011年製作の映画)

2.0

微妙でした。。三池崇史じゃなくてもよかったやつ。
『46億年の恋』以来の三池崇史×石橋凌タッグは嬉しかったですが。

バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

4.2

時折映る静まり返った船内の廊下、一方海底で不気味に唸るパイプ、ことが起きるまでの間の空気が不穏極まりない。

逆流する泥がまるで生き物…
どこから来るか分からない、排泥室のシーンは『ザ・グリード』を
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.2

驚異的な知能、体力、技術を兼ね備えたスーパー家族が下界へ殴り込み!

お父さん「戦闘開始だ!」
子供たち「うおおおお!」
割と序盤のシーンですが、
この映画最高!⤴️ってなりました。

お父さんが間違
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トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

3.0

ラスト、ホラーとショックシーンが畳み掛けてきて吐きそうになりました。
ラストカットはいろいろと意見が分かれると思いますが、個人的には超不愉快な気持ちになりました。
人間の身勝手さを改めて気づかせてくれ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

初めてのパク・チャヌク作品でした。
145分という長尺ですが、物語とHなシーンにぐいぐい引き込まれ、あっという間に感じました。
終盤、地下で"あるもの"を見たとき、サービス精神旺盛だなと感心したと同時
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.8

北野映画の集大成。

いろんなところで監督も言ってるとおり、本作は"乾いた感覚"が取り入れられていて、まるで『ソナチネ』。

しかし、アウトレイジシリーズのお約束的展開もちゃんと用意されているし、映画
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.2

静かで狂ってて唐突な暴力、
デビュー作にはその監督の全てが詰まっているといわれますが、まさに大好きな北野要素がたくさんでてきます。

たけしと白竜が一緒に映ってるシーンは全部好き、かっこいい!

『ア
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海にかかる霧(2014年製作の映画)

4.0

ついてない漁師たちの悲惨な物語。
もう笑ってしまうぐらい悲惨。

女に飢えた男の怖さをとくと感じた。
また韓国だから俳優の演技がリアルかつフルパワーでもう引くぐらい怖かった。イ・ヒジュン!あいつ(あの
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回転(1961年製作の映画)

3.6

海外ホラー映画の古典ということで、勝手な先入観で「出た!」的な怖さかなと思ってたら「いる…」的な、、今でいう黒沢清の映画みたいな"Jホラー"的な怖さでした。
まさかこんな昔に、しかもイギリスで"Jホラ
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ハロー!純一(2013年製作の映画)

2.5

どんなにケバくてエロくても清純さがビンビン伝わってくる満島ひかりの不思議。

スマグラー おまえの未来を運べ(2011年製作の映画)

2.6

『バトルロワイアル』の桐山ぶりに狂った安藤政信が見れるとワクワクしていましたが最初から最後まで割りと普通の人!
VS内臓戦はちゃんと痛そうで良かった!

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

5.0

粗い映像でみる1990年初頭の海がすごく懐かしい…
合わせて久石譲の美しく壮大な音楽をきくと幼少の頃にタイムスリップした気が毎回します。
何か本当にすごいですよねこの映画…
神様が撮ったみたいな、、
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龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.7

北野版『RED/レッド』+『スイス・アーミーマン』(終盤)!
『アウトレイジ ビヨンド』に続き、中尾彬の扱いがヒドイ!の一言。
コメディに徹していますが、『みんな~やってるか!?』と比べるとおとなしい
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ヤッターマン(2008年製作の映画)

3.5

心温まるおバカ映画です。
よくこんなメチャクチャな題材を実写映画化できたなと感心します。
三池さんがすごい楽しそうに撮ってる姿が目に浮かびます(^_^;)
セットとCGが素晴らしい。良い仕事してます。

海街diary(2015年製作の映画)

4.8

ええ話…
人の暖かさ、優しさに溢れてる。
厳しい現実が襲ってくることがあっても、並行して自分の"居場所"で優しい時間は止まることなく流れていきます。こういう映画が海外で評価されるのは日本人として誇れる
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

4.8

『オトナ帝国の逆襲』『アッパレ戦国大合戦』から路線を戻した(?)コメディ仕立てのエンターテイメント!
笑いありアクションありの逃走劇をしっかりと描いていて、途中で映画新キャラや春日部防衛隊も入り交じり
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ハピネス(1998年製作の映画)

3.5

ひっでぇ話です(´∀`;)
初めて観たトッド・ソロンズ作品です。以前からひどい話しか撮らないと評判は聞いていましたが、想像していた以上に生々しくてキツい。コメディ調なところがまた悪質。

でも心動かさ
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白いリボン(2009年製作の映画)

4.2

子どもが大人に牙をむく…
『ザ・チャイルド』みたいにストレートに子どもが手を下す描写はなく、静かに話は進行し、淡々と子どもによる悪事が描かれていきます。
動物たちが無惨な仕打ちを受けるなどハネケ節も炸
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ザ・チャイルド(1976年製作の映画)

3.8

何故こんなことになってしまったのか理由が最後まで明らかにならないのがまた怖い。ただただ子どもが大人を殺すだけ。不快極まりない。
奥さんの最期の描写はやりすぎな気はするけど記憶に残る名場面になってます。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

シリーズファンではありませんが、
何度も劇場へ足を運んでしまったので★5をつけざるをえません!

悪夢探偵(2006年製作の映画)

3.8

塚本晋也流ダークヒーロー映画。
この暗さとだるさを全面に押し出してくる陰鬱主人公は松田龍平にしかできないでしょう。
それでも嫌々ながらもクライアントは見捨てないし、子どもにそこそこ人気もあり、ちゃんと
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.7

『アウトレイジ最終章』公開まで一週間をきったということで、何回目か分かりませんがシリーズを観返すことにしました。

"親"に振り回される大友組と村瀬組がいつ見ても最高に可笑しくて哀れ…

椎名桔平、國
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.5

『黒い家』の大竹しのぶに続き、新たなジャパニーズサイコキラーが誕生した瞬間。でんでん最恐!
主演に吹越満、黒沢あすかに渡辺哲!さらに諏訪太朗!この絶妙なキャスティング!園子温のセンスが光りまくってます
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野火(2014年製作の映画)

4.7

塚本作品は大好きですが、映画館で観た塚本作品は本作が初めてでして、、
いや~圧巻でした。

恐怖を引き出す臨場感マックスの塚本演出はやはり大音量の映画館で堪能するものですね。

どギツい内容とその映像
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神様のパズル(2008年製作の映画)

3.5

宇宙をつくることはできるのか!?
…という無茶なテーマにあの三池監督が挑むということでメチャクチャな狂った展開を期待していましたが、思ったよりマジメで無難な作品に仕上がっちゃってました。

谷村美月の
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戦闘少女 血の鉄仮面伝説(2010年製作の映画)

3.6

血飛沫舞うグログロでめちゃくちゃな作品ですが、主演3人がすごく気品があってキレイなものだから最後まで食い入るように観てしまいました。

役者もカオス状態。
竹中直人は完全にお笑いモード。
津田寛治は○
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エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

3.0

ディズニーファン、ディズニーランド大好きな方は絶対に観ないでください(>_<)
ディズニーファンの私は怖いもの見たさでついつい鑑賞してしまいましたが、まぁ~キツかったですね~
冒頭から夢壊しにかかって
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武器人間(2013年製作の映画)

3.7

何のひねりもないストレートなタイトルが素敵です。
脳みそネタは苦手なんでアレでしたが、出てくる武器人間たちはかっこいいのから可愛いのまでバラエティに富んでいて楽しい!お気に入りはプロペラ頭と博士のまわ
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黒い家(1999年製作の映画)

4.8

完全なるトラウマ映画((゚□゚;))
日本が誇る最強のサイコキラーが誕生した瞬間を目の当たりにしました。
特筆すべきはあの"ゲスさ"!
人間のリアルな恐ろしさを見事に体現しています。

青、黄、緑の鮮
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生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)

1.8

世界がひっそりと終末に向かっていく設定は大好きなんですけど(『回路』こそ至高!)
本作はのれませんでした(*_*)

石井岳龍監督が"不条理な死"を描くということでめちゃくちゃ期待していたのですが…
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ラバー(2010年製作の映画)

2.5

あのシュールでキュートな冒頭のタイヤゴロゴロはもう100点!
この冒頭だけでよかった…
後半、人を襲うようになってからはタイヤじゃなきゃいけない理由も見つからず、、頭爆発だけで工夫も特になく、、冒頭で
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うずまき(2000年製作の映画)

4.0

気持ち悪~い色彩
気持ち悪~い音楽
閉塞感がビンビン伝わる田舎感
わざととしか考えられない主人公彼氏の棒読みっぷり
スベリたおしのギャグ・小ネタ
無駄に怖い大杉漣
そして全体的に湿っぽい…

あらゆる
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

小学校時代のクリスマスの記憶を甦らせてくれるハートウォーミング・アドベンチャー!と言いながらも扱っているテーマは深刻で重い…このバランスがたまらんです。