海さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.2

最初の黒煙と、最後の黒煙。見え方があまりに違い過ぎて言葉が出ない…。
いつか自分の目でアウシュヴィッツ強制収容所を見てみたい。

静かなる叫び(2009年製作の映画)

2.8

カナダのモントリオール理工科大学で実際に起きた、凄惨極まる銃乱射事件を基にした映画。

この題材で…なぜこの演出方法にしたんだろう…。主題が散漫としてる…。

加害者視点で犯行理由を掘り下げる訳でもな
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

1.9

インパクトがありすぎて爆笑した。
全速力で走れるゾンビはズルい。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.2

世界の名だたる監督や映画に影響を与えてきた巨匠黒澤明。その傑作でもある本作を、観なきゃ観なきゃと思いつつ、尺の長さに怖気づいて逃げていた自分が恥ずかしい…!

あっという間の3時間半。文句無しの傑作で
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.3

ホラーは本当に苦手だけど、これは観れた!
大どんでん返し!感動するけどやっぱり怖い…。

ダンボ(2019年製作の映画)

3.0

不朽の名作×大好きなティムバートン=最高!
と胸いっぱいに期待を膨らませていたんだけど。なんというか、ディズニーランド風ティムバートン。でもダンボは可愛すぎて抱きしめたい。

CG系ダークファンタジー
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.6

イカれたおっちゃんティエリーの予想外の暴走劇に、最後までゲラゲラ笑える!なぜか憎めないし、見ていて飽きない笑 バンクシーもそんな風にティエリーのことを見てるんだろうな、と感じる内容だった笑

本作を使
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バンクシー・ダズ・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.3

SNSで作品を発表し、ファンが押し寄せ、警察に犯罪者扱いされたかと思いきや、クソメディアにもてはやされて、盗まれ売られ作品自警団まで現れるお祭り騒ぎな一ヶ月。

そんなお祭り騒ぎに対して、そもそもスト
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.0

資料用に鑑賞。
ウェスアンダーソン、日本愛が爆発してる笑
相変わらずアートディレクションされまくってる!お洒落!可愛い!それに尽きる!ここまで一貫して突出してる世界観は尊敬する!
ああ、犬飼いたいな。
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.3

今まで観た映画の中で、一番の鬱映画笑
バッドエンドの魅力って、ご都合主義で終わらないリアリティと、バッドエンドまでの過程、そこから伝わる力強いメッセージだと思うんだけど。

でもこの映画、そういう魅力
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生きる(1952年製作の映画)

4.1

人は死に直面すると、生きる意味に気付く。

3年前に死に直面した私の弟は、それ以来人格が良くも悪くも変わってしまった。弟は今、本当の意味で生きているんだろうな。じゃあ私は死んだように生きているのかな。
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

1.2

こっぱずかしい台詞と、美化されまくった世界感で新海誠ワールドが全開。上映終了直後に先輩が「ああクソ、ビール掻き込みてえ…」と虚ろな目で言い放ったのが全てだった。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.1

50年以上前の映画とか信じられない。傑作。
IMAXの大画面爆音の中で観てみたい映画。

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

こじらせ女子の自分大好き思春期盲目ストーリーかと思いきや、良い意味でちがった。

登場人物がみんな良い。
背伸びし過ぎて空回りしまくるレディーバードも、オナニーの話しながらチップス食べるダサめな親友も
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

原作が好き過ぎて長年観れなかった映画版。
2019年の東京はAKIRAの舞台なので観てしまった。分かってたけど傑作だった…涙
バンドデシネ調の色彩も、骨に響く重低音も最高。ネオン煌めくネオ東京を疾走す
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.7

ラブストーリーだと思いきや、SFだった。
久しぶりに、ずっと泣いた。

Cはシーツの下でどんな表情をしてたのか。
パイを掻き込むMはの絶望の深さは。
隠されたメモには何が書いてあったのか。
台詞が全く
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.6

ドSな妻とドMな夫による壮大な変態プレイ。最高過ぎる2時間半だった…!!

妻のエイミーは恐ろしいサイコパスでもないし闇が深い訳でもない。夫への愛情表現がちょっと狂ってて独特なだけ。こんなに夫への愛に
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

1.8

虚無…私の心が汚れてるのかな…。

CGが無かった前作は撮影方法を想像するワクワク感があったけど。今作はバスタブぐらいしかワクワクしなかった。前作の名曲を超える曲も無かった。前作が素晴らしかったから比
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.2

再度見直し。何度見ても不朽の名作。
アニメーションと実写が踊るとかワクワクしかない!胸熱!予算とか時間とかガン無視して、こういうギミック映像作りたくなるよね。ワクワク!

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

私たちは誰しもマモちゃんでテルコで仲原くんで葉子なんだよ。全力で恋とか愛をしてる人間は誰だってダサいしヤバいし狂ってる。

そもそも愛ってなんだよ。変じゃない関係ってなんだよ。って自問自答するけど、そ
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いのちの食べかた(2005年製作の映画)

4.3

台詞も音楽もなく、ひたすら淡々と。
絵の密度と強度が凄まじい。
いただきますという言葉を忘れたくない。

インポッシブル(2012年製作の映画)

3.1

泣いてしまった。
電池が少ないのに携帯を貸してくれた人も、一緒に母親を探してくれた人も、全て実話。ニュースを観ただけでは分からなかったあの津波の悲惨さと人々の優しさに、ただただ号泣する…!

でも実話
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さくらん(2007年製作の映画)

2.2

資料用に鑑賞。
大学時代に原色系好きだったなー。

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

3.7

ある家族のひと夏を切り取った群像劇。
複雑に考えて大切なことが見えなくなっている大人たちと、素直な視点で大切なことを見つめるヤンヤンが対照的。そんな家族をFIXロングショット長回しで撮りまくる。なんて
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

1.8

じいちゃん強いし怖いし気持ち悪い!!!
主人公たち、逃げれるタイミングめっちゃあるのに逃げないもんだから鑑賞中突っ込み続けてしまう。なんで逃げねえんだよ!ドキドキハラハラ過ぎて疲れた…。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.1

現実世界と幻覚世界の境界線が曖昧になる怖さ。ん〜面白いんだけど、早々にオチが分かっちゃって…涙 とりあえず伏線答え合わせの為に2回目観る。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.4

登場人物はみんな、自分達が死に向かってることが分かってる。だからこそ沖縄での遊びは楽しく、悲しく、美しい。それが何気ないワンシーンを更に引き立て、暴力描写を鮮やかにしてる。

北野映画の登場人物はみん
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

主人公だろうが脇役だろうが、突然あっけなく死ぬ。一番衝撃だったのは、映画館の前で流れ弾が当たって死んじゃう女の子。ストーリーにも関係ない名前すらない脇役で、インサートカット程度なんだけど。あそこに北野>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

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今回はいけるかも!と思ったけどやっぱり無理。じわじわ系のホラーは、洋画も邦画もどうしても無理。怖すぎる。もはやほぼ目を瞑ってしまい、感想とか何もない。観なきゃ良かった今日ほんと寝れない…。

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

1.8

ナイトメア・ビフォア・クリスマスの二番煎じ感…!

ティム・バートンの良さってダークな世界観以上に、人と違うことに対する主人公の痛みや悲しみ表現だと思うんだけど。最近、ティム・バートンの良さが薄くなっ
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.1

蛍ではなく、火垂る。
タイトルだけで全てを物語るよ。

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

2.5

日本画のような筆のタッチを再現した絵。
これを動かすための労力を思うとクラクラする!通常のアニメの3倍の作画が必要となり、総作画枚数は50万を超え、製作期間は約8年にも及んだらしい。

そしてそんな事
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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.1

東京都心にたぬきが出没するたびに、この映画を思い出す。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.8

つまらない留守番、お洒落への劣等感、恋したら使えなくなる魔法。
宮崎駿監督が描く女の子の思春期。

紅の豚(1992年製作の映画)

3.2

幼い頃観たときは地味だな〜と思ったけど。
歳を取れば取るほど、良さが分かる映画。