海さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Share the Pain(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分本位で同意の無いセックスがどれだけ相手を傷つけるか。その痛みを知ることで、相手ニ優シクナレル……

……って彼氏待たんかーい!!!
勝手に嫉妬して勝手に襲って勝手に反省して勝手に大人の階段登って!
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.0

戦争とかナチスとか愛国心とか選民意識とか。ジョジョくんの初恋によって、木っ端微塵にぶっ壊されていくのが微笑ましいね。

ただ。劇場が爆笑に包まれる中、「笑わせよう泣かせよう」ていう作り手の誘導感に冷静
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

-

4時間あるクーリンチェは集中して観れたけど、これは無理だった。散歩して家事して夕飯作ってしまった。なんなら昼寝も挟んでしまった。

本当に申し訳ない…!!!!!!

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

2.9

カオスな感性。
エモいタイトルに釣られちゃったけど、エルファニング最高に可愛いから良いです。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.8

「僕がこの映画を作るのは、前に進みたいからだ。」

っていう監督の言葉に震えた。
問題は何も解決してない。人種差別は無くならないし、貧困問題も抱えたままだし、暴力へのトラウマも消えない。正義のヒーロー
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37セカンズ(2019年製作の映画)

5.0

本っっっ当に素晴らしかった…。
青春そのものじゃん…。ドキュメンタリーでなく、映画というフィクションで語る意味を改めて考えるよ。

「もう怖くない?」
って主人公が姉に言った言葉。
監督が伝えたかった
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.1

こんなにいい材料が揃って、なぜその演出方法にしたーーー!!!涙 題材も、凪沙と一果の演技もすごく良かったのに!!!音楽も照明もすごく良かったのに!!!最高の作品になる材料揃ってるじゃんよ!!!!!>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.1

「頭で考えるな!!!」っつって全力で観客置いてきぼりにしたくせに「凍傷になったの分かり辛くてごめんネッ…」っつって車の窓凍らせてきてマジ困惑。謎の飴と鞭。説明しなくても分かるよ!!てか分からせないスタ>>続きを読む

マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

4.0

服を作れば作るほど、彼が空っぽになっていくのを見て涙が出た。でも服作りは自己表現と承認欲求。服作りを止めても、彼は空っぽになっていく。作っても地獄、作らなくても地獄。どっちも地獄なら、作る方を選ぶよね>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.6

宮本で真利子哲也監督が気になって鑑賞。
すんごい自由な映画だな…!暴力の動機も、理屈も、ストーリーも特に無い!「楽しければええねん」でずーっと続く暴力!自由にも程があるw だからこそ映画で監督&俳優&
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

5.0

最近ずっとFilmarksが書けなかったのは、この映画のせい…!!!

あまりにも宮本が生々しくて。
あまりにも宮本の熱量が高くて。
あまりにも宮本がウザくてイライラした。
言葉にできない程、謎の衝撃
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.7

プレイリストを見れば性格が分かる…
Filmarksを見れば性格が分かる…

でも自分から軽々しく見せれないよ…!!
だって自分の宝物否定されたり馬鹿にされたら心折れるじゃん…!?匿名じゃないと恥ずか
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

2.0

今さら感溢れるファンサービス!!

あの伝説的ドラマに対して蛇足過ぎるし、何も起こらないし、5年経ってるから設定を忘れまくってる自分が悲しいけど。

ジェシーとウォルターが出てきて嬉しい!!

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.3

カレー!ハンバーグ!オムライス!!
最初は最高に楽しめたんだけど、途中からクドくなってきてお腹いっぱいになっちゃった…。ごちそうさまでした!!

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

5.0

死に向かうばあちゃんの爪を、孫の砂田が切ろうとするシーン。死も生も関係なく、今日も爪は伸びる。どうしようもない日常も私たちなんて関係なく、今日も続いてく。その事実と向き合うように、ビビりながらゆっくり>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

アーサーがスーパークレイジー野郎でも天才サイコパス野郎でもなく、平凡な男なのが良かった。感情移入できるから。そんな心優しいアーサーが狂気に堕ちていく様子は、胸が締め付けられる…

でも。途中からのアイ
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主戦場(2018年製作の映画)

-

内容的に、敢えての点数は無しで。

自国と相手国の歴史を知らない自分の無知さ。表面的にしか物事を見てない自分の浅はかさ。派手なメディア情報に踊らされている状況に、情けない気持ちになる…。色々調べたくな
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

仕事で疲れきっていたところに、ジョーカー大好きな旦那が、強制的に鑑賞させてきた。常温水を飲みながら鑑賞しようとしたら、キンキンに冷えた炭酸水じゃなきゃ楽しめない、と強制交換。アイスを食べながら鑑賞しよ>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

ジョーカーの予習として鑑賞。

ポップでコミカルな狂気が、現実と妄想の境目を曖昧にしていく面白さ。誰からも煙たがれ馬鹿にされるパプキンが、一夜限りの王様になる様子は、なぜだかちょっと誇らしい。

そし
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

4.3

タイトルを見て、ハートフルなぽっぽ屋映画かな〜、と思ってたんですよ。映画館もじーちゃんばーちゃん多めで超アットホーム。

ぎゃー!!全っっっ然違う!!!笑
強烈なブラックユーモア!!!笑笑
映画館が
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.2

ドキュメンタリー映画なんだけど、私にとってはホラー映画…。終始「死」を意識させられるから、ハラハラドキドキ心臓に悪い…涙

アレックスはすごいと思うけど、凡人の私は1ミリも共感ができなかったな。クライ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.3

なんでもありのラスト!
「実話はこうやって映画化すんだよ!!」って監督に優しくビンタされた感じ。忘れてた。そうね、映画は夢を語り、悪をぶっ潰すものだっだよね。

そして、本作のレオ様!
過去の栄光に必
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

予告がね、インターステラー的なSF超大作風や、エイリアン的なSFスリラー風だったから。わざわざ楽しい部会の後に、ワイワイ8人で観に行っちゃったんですよ。

うおお…予告と本編が違いすぎる…!
仕事によ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.1

エルトンジョンが好きだからこそ言いたい。

情報を目一杯詰め込みすぎて、全てが中途半端じゃねーかあぁぁ…!!涙
ミュージカル映画にしては、大好きな歌も2フレーズくらいしか聴けないし、踊りだしたくなるミ
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

4.1

三井くん、三井くんってもしかして私なの?って思って震える…涙

てめぇから声掛けろよチキン野郎とか、高良健吾じゃなかったら即アウト、という意見はごもっとも!一言交わしただけの思い出を拠り所にする浅はか
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よこがお(2019年製作の映画)

4.2

憎い相手を殺して憎しみから解放されたいのに、いざそのチャンスがくると踏み込めない。その境界線を越えられない。市子が鳴らす慟哭クラクションが胸を掻きむしる。あのシーンを見せるために脚本の全てがあった。>>続きを読む

JKエレジー(2018年製作の映画)

2.0

田舎表現、人間関係、キャラ設定。全てが薄っぺらかった…。足AVもマニアックなエロさが全っっっく足りない!足AVこそ最高の遊びポイントなのに!あたいに監督の変態性を見せつけておくれよ!!監督の変態性でビ>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.2

今の政権で起こった事件を題材に、よくぞここまで政治に斬り込んだね!凄まじい気合いを感じる…!私たち国民が知らないだけで、現実に起こっているかもしれない話。ゾクゾクするよ!

挑戦的な作品に出演し続ける
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.3

全裸監督が最高すぎたのでこちらも!!!

腫れ物扱いしてくる家族、マウントとってくるクソ上司、レイプしてきたクズ男、浮気したヒモ男、どいつもこいつもムカつく人間ばかりだけど。一番ムカつくのは、そんな奴
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.1

今敏監督はいつだって、現実と虚構の境い目が曖昧になる面白さを映像表現と脚本で表現してた。混沌とした独特の世界観と、葛藤やコンプレックスにまみれた登場人物たち、人間の闇にスポットを当てた脚本、どれも本当>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

よく知りもしない、なのに運命だと信じて鍵の君を追いかけ続けた、千代子さんのドラマティック人生。その盲目的な愛は純粋を通り越して、もはや狂気。観てる側は置いてきぼり。千代子さん待って。恋に恋し過ぎ。ちょ>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.9

改めて観たけど、やっぱり脚本が好き過ぎる。葛藤やコンプレックスの狭間で身動きが取れなくなって、愉快に乱れ始める心。現実と虚構の境い目が曖昧になる奇天烈さ。いつだって悲劇は喜劇は表裏一体。映像ギミックも>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.2

3が好きな人からは批判されるんだろうな…。正直、もっとやれるだろピクサー!!とも思う。

でも本作のウッディが一番共感した。
スポットライト浴びていつもナンバーワンだったのに、気付いたら隅っこ暮らしな
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天気の子(2019年製作の映画)

2.1

結末の賛否はどっちでも良いけれど。相変わらず新海監督の演出には心がザワつくけど。
映画を観終わって、東京の雨空を見上げたとき、少し寂しかった…。

リアルな東京描写のおかげで「この長梅雨が開けるとき、
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.0

新作に向けて復習。
この映画の衝撃ったらもう…!涙
屋根裏に大切にしまってたシルバニアファミリーたちを引っ張り出して、近所の小さい女の子たちにプレゼントして廻ったもんですよ。そのくらい当時の私にとって
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.2

新作に向けて復習。
まさかのウッディがプレミア化!
あるよーあるある!実家のゴジラのデカフィギュアもプレミア化したけど、父は頑なにに売らなかった…。プレミア化しようがしまいが、思い入れあるものは手元に
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