ワイン好きさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.1

書かれている内容がそのまま現実に起こってしまうボードゲームをする4人。猿やら象やらハンターやらいろいろ出てきて笑ってしまった。たまにはこんなSF?映画もいいね!

小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.1

人は一人ではどんなに素晴らしい能力を持っていても大成するのは難しいのかもしれない。主人公ジャマールにはバスケットの才と文才があった。彼はひょんなことから小説家フォレスターに出会い、文才を開花させていく>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

まず思ったのは40年前のジョーカーのようだと。。
トラビスは何者にもなれない普通のタクシードライバー。何者でもないものが何かをやってみたいと思ったとき、それが悪いほうに向かってしまうといわゆる「無敵の
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再会の街で(2007年製作の映画)

4.5

9.11によって愛する家族を失ったチャーリーと偶然再会した大学時代のルームメイト、アラン。
チャーリーは家族のことを「考えてはいけないこと」として心に閉ざす。そんなチャーリーを救おうとアランも奮闘する
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.5

終戦後、ドイツの軍事的占領下にあったデンマークにて捕虜であった少年ドイツ兵たちがデンマークの地雷を除去する物語。物語に出てくる少年兵は10名前後だが地雷除去中の事故によりどんどん減っていく。実際当時の>>続きを読む

完璧な他人(2018年製作の映画)

4.0

出張で来た場所の近くの映画館に入って見てみたが全国で5映画館しかやってないそうなので運がいい。
韓国ならでは(?)の人間関係のドロドロさに引き込まれる。主な登場人物は男女7人笑、6人はそれぞれ夫婦。一
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

5.0

ドイツ総統だったヒトラーが2014年に蘇る物語。たしかにヒトラーが行ったことは許されないことも多々ある。しかしヒトラーを選んだのは当時の民衆である。この映画ももちろんフィクションだけど人々が現代に蘇っ>>続きを読む

ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜(2010年製作の映画)

3.0

失恋はしたくないけどその人への思いが強くあればあるほど失ったときの傷、代償は大きい。恋の悩みは何百年経っても変わらないものなんだろうな。

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

5.0

めちゃめちゃ笑った、こんなに笑ったのは久しぶりかもしれない笑
最後はハッピーエンドで終わるけど、離婚の理由は悲しかったな。お互いにいい部分があってそれを認識しながら、それでも合わない人と四六時中一緒に
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普通じゃない(1997年製作の映画)

3.0

この映画どうやって見つけたのだろう。テレビか本かネットで紹介されていた気がするが思い出せない。。
途中で二人が「Beyond the Sea」を踊っているところがよかったな。

ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

4.3

「悲しい話は山ほどある」10年前のリーマンショックで貧困層はたとえわずかな期間でも夢のマイホームを手に入れることができたがその代償は大きかった。マイホームを奪われた主人公ナッシュは家を奪われた側と家を>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.2

「ファーストキスって最高!」
この言葉が妙に頭に残ってる。瑠衣の夢の中に覚えてないはずの大輔が出てくるように。
記憶が戻らない瑠衣にとって毎回がファーストキスだ。飛行機から飛び出して好きな人に会いに行
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ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

4.1

戦争で息子を亡くした夫婦が戦争を肯定するヒトラー政権を批判するため文書を書き続ける物語。政権批判など許されず、見つかったら死刑にされるような時代。それでも夫婦は息子を失った今、失うものなど何もないと葉>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

問題を抱えまくった家族が娘のミスコン(リトルミスサンシャイン)出場のためにボロいワゴンで会場へ向かうお話。皆、何かを抱えながらも懸命に生きている。誰もが問題を抱えたくなく、そんな人とは一緒にいたくない>>続きを読む

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

4.2

歳をとった女性が人にどう見られるかではなく、ただ自分が美しいと思えるファッションを楽しむことによって注目される様が映し出されている。自信を持って服を着飾り化粧をする姿は逆に若い世代にもきっといい刺激と>>続きを読む

悪の法則(2013年製作の映画)

4.0

次々出てきて、消えていく登場人物たち。最初は順風満帆に見えた主人公(?)のカウンセラーには段々と同情したくなる。己の欲望のために道を踏み外すと大変なことになる。周りの人がみんな敵に見え、いつ殺されるか>>続きを読む

炎のランナー(1981年製作の映画)

3.0

ハロルドはユダヤ人が受けている差別を乗り越えて、リデルは神の教えに則って、オリンピックに出場する。今となっては考えられないがリデルは「安息日」には走ることをしない。信仰と陸上競技をどう両立すればいいか>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.5

この作品の主役2人の教養の深さ、独特な言葉遣いは原作そのままで楽しめた。ただ物語の革新部分に限って展開、設定は原作と髄分違った。まあ限られた上映時間を考えれば仕方のないことか。

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

自分とは全く関係ないところで堕ちていく人を評価したり、哀れんだりすることは簡単だ。しかしいざ自分が当事者となったときどうなるかは、そう簡単には分からない。分かっていれば簡単に弱者に対して自己責任などと>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

「私たちは毎日闇の中を手探りで歩いている」
アメリカにおいて古くからその存在を当たり前のように受け入れ、裏切られるなんて想像もしていなかった教会。その教会の不祥事を暴く新聞社の物語。権力に立ち向かうの
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.9

The decision's yours.「決めるのはあなた」
ファッション誌の編集長であり、厳しい上司でもあるミランダのもとで働くアンディ。
そもそもアシスタントの仕事などやりたくはなかった。しかし
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A2 完全版(2015年製作の映画)

4.8

あの時代も今の時代も人は何かにすがらないと生きてはいけなかった。それはオウム真理教であり、彼らを排除する団体であり、右翼団体であり、マスコミであり、皆それぞれの主張で対立しあっていて、歩み寄る余地はほ>>続きを読む

「A」(1998年製作の映画)

4.0

この映画を見て、人間というのは分かりやすい答えを求めるものだと考えた。オウム真理教を悪ととらえるのも正義ととらえるのも簡単だ。悪ととらえれば映画の中で出てきたように教団を追い出すための張り紙、ポスター>>続きを読む

大停電の夜に(2005年製作の映画)

2.9

「救いようのないアホになれる行為も悪くないです」
台風の夜に「大停電の夜に」を見るなんて少し不謹慎かな。映画の中で停電の中、夫婦でシャンパンを飲むシーンがあったので思わず家にあったスパークリングワイン
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陽はまた昇る(2002年製作の映画)

5.0

「易しい戦いに勝つよりも厳しい戦いに負けることのほうが強くなれる」
ビクターがVHSを開発し発売するまでの物語、当時決して大きな会社ではなかったビクターがソニーの家庭用ビデオβ-MAXに勝負を挑む。今
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

5.0

重荷を背負わずに生きていくライアンはとても楽しそうに生きているように思えた。そんな生き方を貫き通して40年以上、出張先で出会った女性と関係を持つ。ここまではよくある話。
最近でこそ断捨離なんて言って持
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俺は、君のためにこそ死ににいく(2007年製作の映画)

3.0

「死ぬことは簡単だ、いつだって死ねる」
特攻で亡くなった人もいれば特攻に行けなかった人、失敗した人、特攻を見守る人、残された人、いろんな人がいる。生きるも地獄、死ぬも地獄、まさにそんな時代だったのだろ
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スケルトン・ツインズ 幸せな人生のはじめ方(2014年製作の映画)

4.5

「人生がうまくいかないときに見る映画」を検索してたら出てきたので鑑賞。人生がうまくいかずちょうど同じ日に自殺を図ろうとした双子。同居を試みるが簡単には行かない。
自分に嘘をつかないことは大事だが嘘をつ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

最初はよくある正義が悪を駆逐するような物語かと思ったが全然違った。この映画に物語はない、これほど後味悪く救われない物語も珍しかったがこの年代のアメリカ、メキシコという国はそういう国だったのかもしれない>>続きを読む

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

4.0

日本が今のような発展を遂げたのも太平洋戦争の敗戦があったからなのかもしれない。しかし映画の中には今の日本にも残存している様々な問題が浮かびあがっている。戦争の終結をソ連任せにしようとした日本人の他責性>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.0

ジャックが”部屋”と呼んでいるその場所がすべての世界だった。生まれてから5歳までずっと納屋に監禁されていた母と子供。そこから解放されてテレビの世界だけだと思った世界が本物であったと知るジャック。外に出>>続きを読む

さまよう刃(2009年製作の映画)

3.0

たった一人の娘を殺された父は未成年の犯人に復讐しようと決意する。
自分もやられたらやり返す気持ちの持ち主だが、いざ犯人を目の前にしたときに躊躇してしまうのではないか、と思う。寺尾聰の復讐というゆるぎな
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最後の晩餐(2013年製作の映画)

3.0

ベタなラブストーリーと言えばそうだけどいつの時代も求められる話ってこういう話なのかな。邦画と違うところは中国人が相手に対して失礼なことも目の前で平気で言ってしまうところかな笑

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.2

人類の9割がウイルスで死亡し、誰もいないNYでただ一人生活を続ける主人公。圧倒的な孤独感の中で生きる希望をなくさずにいることは並の人間にはできないだろう。人類滅亡したら自分じゃあ1週間もたなそう。

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