ワイン好きさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

「もし結婚してたらって思うことは?」
あと10年もして自分も独身だったらそんなことを問いかけられずには入れれないだろう。

そんな体験を独身のジャックにもたらしてくれたのがこの映画。
なぜか朝起きたら
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

雨の日に起こる殺人事件をただ解決するだけのサスペンス映画、ではないことがだんだん分かってくる。ここがポンジュノ監督の素晴らしさか。
犯人に届きそうで届かなくて、これまで確信を持って来たものが一気に崩れ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.5

先日見たキング牧師の映画「グローリー明日への行進」よりさらに100年前、まだ黒人が奴隷として人身売買されていたころの話。

主人公ソロモンは奴隷とはならない「自由黒人」という身分を持っている人物だった
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コロニア(2015年製作の映画)

3.5

これまた実在したカルト教団の話。先日見た「きっといい日が待っている」のように表向きは施設、教団だが裏ではとんでもないことをやらかしていることは多々ある。オウム真理教なんかと違うのは政府と密接につながっ>>続きを読む

グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

3.9

キング牧師の映画。有名な演説「I have a dream」から2年後、アラバマ州の都市セルマで起きた「血の日曜日事件」を中心に描いている作品。
キング牧師の牧師としての人物だけでなく父親として、一人
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.9

愛国心の強いアレックスの母は病で倒れていた8か月の間の記憶がない。その間にベルリンの壁が崩壊したことも知らない。東西ドイツが統一されたことなど知られては母にはショックだと嘘を重ねて何とか東ドイツが健在>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.4

実際に起きた事件をもとにした作品。4人の子供を置いて母親が家に帰らない中、長男を筆頭に4人で生活する物語。
途中で見ていられなくなるほどのリアルさ。現実に起きた事件はもっとひどい実情があるとは思うが、
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S.W.A.T.(2003年製作の映画)

3.7

「正しくないことが正しいこともある」
SWAT隊員のストリートとギャンブル。序盤でこのコンビは解散を余儀なくされる。警官に残ったストリートと除名されたギャンブル。この二人の運命は、この後に展開される凶
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.0

古代ギリシャの都市の名前がスパルタ教育の語源だとは知らなかった。。スパルタ軍は少数精鋭ながら強い兵士たちだ。ストーリー性はあまりないかもしれないが戦いのシーンはやはり迫力がある。

就職戦線異状なし(1991年製作の映画)

4.5

主題歌は「どんなときも」、槇原敬之逮捕とのことで見てしまった笑。世はバブル景気に沸く1991年、売り手市場で就活生たちがマスコミ合格を目指す物語。説明会に行って、座談会と言う名の面接をして、内定後は内>>続きを読む

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

5.0

隕石が1年後に落下してくる。そんなことを言われたらどんなパニックになるのだろうか。落ちてくる隕石を見つけた高校生リオン、その模様を伝えるアナウンサー・ラーナ、隕石を爆発させようと宇宙へ行ったロケットの>>続きを読む

沈黙のジェラシー(1998年製作の映画)

2.8

一組の夫婦ジャクソンとヘレンの幸せな生活をジャクソンの母マーサが脅かすサスペンス。息子へのゆがんだ愛情がヘレンへの敵意へと変わるマーサ。自分が望むものをすべて手に入れないと気が済まない毒親と言うのだろ>>続きを読む

アンディフィーテッド 栄光の勝利(2011年製作の映画)

3.9

「人間の価値は勝利ではなく失敗との向き合い方で決まる」
高校の弱小アメフトチームがコーチとともに成長していくドキュメンタリー映画。長いことスポーツをしていないと負けるのが怖くなり、失敗するのが怖くなり
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この自由な世界で(2007年製作の映画)

3.9

自分さえよければ、その精神で不法移民を斡旋する人材紹介に手を出した主人公アンジー。不法移民の待遇は低く、ビザを偽造しているため歯向かうこともできない。だが結局アンジーすらも大元に騙され、金は手に入らな>>続きを読む

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年製作の映画)

3.2

映画自体はナチスが残した金塊をネイビーシールズのチームが奪還?する物語。アクションや金塊を奪う作戦の発想が面白い。原題は「Renegades」ということで奪還者なのだが日本語でそのままにすると悪者の印>>続きを読む

ワン チャンス(2013年製作の映画)

2.5

オペラ歌手を夢見るポールは自分に自信のない臆病者。そんな彼がオペラ歌手になるまでの物語。これがフィクションだったらまあまあつまらない物語だけど、彼は実在の人物だ。まさに奇跡の男といったところか。個人的>>続きを読む

ラストサマー(1997年製作の映画)

3.0

4人組がパーティーの帰りに起こしてしまったひき逃げ。誰にもばれていないと思ったのに1年後急に脅迫状が。。ホラーのようなサスペンスのような悲鳴だらけの映画に耳が休まる時間はない。これは1作目だけど、3ま>>続きを読む

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.2

最新作公開ということで過去の作品を見ている人、たくさんいるな。1964年の映画ということで設定やら演出やらめちゃくちゃだけど、単純にジェームズボンドがかっこいい!

ザ・インターネット(1995年製作の映画)

3.8

映画が公開された1995年当時、インターネットを使っている人はほとんどいなかっただろう。セキュリティソフトの某弱性を使用して他人の個人情報を勝手に抜き出し、書き換えることで権力をものにしようとする悪人>>続きを読む

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

4.2

煙草を吸いたい人がたばこを買うように、車に乗りたい人が車を買うように、戦争をしたい人は武器を買う。武器商人にとっては敵も味方もない。武器を買ってくれる人はみんな顧客だ。今も世界中で平然と武器が作られ、>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.1

難しい。家族にとってルイは会いたいけど会いたくない人、とでも言うべきなのか。

汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

4.8

実話をもとにした物語。きれいな水を供給できない発展途上国で粉ミルクを売っても乳児の健康に良いミルクが飲めるはずがない。確かに粉ミルクは悪くない、企業側は言い訳できるだろう。そう謂う曖昧な部分もきちんと>>続きを読む

僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.3

原作を読んでいないからこそ楽しめる作品なのだろうか。漫画が原作だということは後から知ったが、そうでなかったら監督はきっと「バタフライエフェクト」が好きな人なのだろうなと感じる作品笑。原作者三部けいさん>>続きを読む

きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.3

養護施設での虐待をテーマにした物語。実際に起こった事件を元に作られているのは衝撃だった。養護施設は子供達が逃げる場所がどこにもない、そんな子供たちと向き合う大人が勘違いしすぎた教育を行ってしまったせい>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.3

超高層ビルで発生する大火災をテーマにしたパニック映画。タイタニック並のパニックだった。。40年以上も前の映画だが、このビルを設計した主人公のダグ・ロバーツは映画の中で「人類の思い上がり」と語ったのが印>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

前に一度見た気がする。車で指輪(?)を渡すシーンやバレーボールのウィルソンはよく覚えていた。結末までは覚えていなかったのは印象的な結末ではなかったからだろうか。無人島でのサバイバル、バレーボールのウィ>>続きを読む

ファミリービジネス(1989年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

紹介文に親子3代で泥棒をするっていう話が書いてあった。それは間違いないのだが、どちらかというと盗みの話というよりは家族のあり方のような話。盗みは成功したが孫が捕まり、親は祖父を売って自首。息子は釈放さ>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

2.9

ソ連とアメリカのスパイが組んで任務を成し遂げる話。設定は面白かった、スパイものは何が起こるかわからんよ

子宮に沈める(2013年製作の映画)

1.6

実話をもとにした映画ということで衝撃だった。両親ともにこんな自律もできていないような人間は親になるべきではない、と一括するのは誰でもできるが、自分が同じ立場だったら助けを求めることができただろうか、と>>続きを読む

氷の微笑(1992年製作の映画)

3.0

容疑者の一人が書いた小説の通りに進んでいく殺人事件。名探偵コナンにもそんな事件があったことを思い出した。この映画の公開のほうが先だね。
シャロンストーンの相手を魅了する演技に注目せざる負えない。

愛の渦(2013年製作の映画)

3.8

見た後に自分に自信がなくなった。。この映画は他人にセックスを見られるという前提の乱交パーティーの映画だ。
セックスでなくても、多かれ少なかれ人に見られ、注目されるということは常に批判され続ける、そうい
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.7

職もない、家もボロボロの一家4人がお金持ちの家で嘘を塗り固めて働く話。ストーリー展開や発言の節々がぶっ飛んでいるのは韓国映画のお約束かもしれないが非常に面白かった!貧乏一家と裕福一家、本当に対照的だが>>続きを読む

チョコレート(2001年製作の映画)

3.4

失くして失くして、最後に何が残るか。そんな問いに答えてくれるような映画。主人公ハンクとレティシアはともに大切な人を亡くした。二人は偶然出会ってうまく生き始めるが、最後にはとんでもない関係にレティシアは>>続きを読む

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.0

主人公アニーがひと夏ナニー(ベビーシッター)を体験する物語。家族の息子であるグレイヤーとは仲良くなるものの、両親は仲が悪く、まともに子供の面倒を見ようとしない。そんな人たちに子供に愛情を注ぐことの大切>>続きを読む

クルーエル・インテンションズ(1999年製作の映画)

3.6

2019最後、どんな女も落とすセバスチャンが初めて恋をした相手アネット。遊びで何人と寝ても結局本気の恋一回には勝てないっていう月並みなラブストーリーではあるけど面白かった。2020年はそんな恋ができた>>続きを読む

13F(1999年製作の映画)

3.9

自分の意識を仮想世界に投じて自由に動くことのできる世界を開発したという設定。VR元年となった2019年、仮想世界に入るくらいはできるようになったかな。もし、仮想世界の人と喋ったり、自分で自由に行動でき>>続きを読む