このレビューはネタバレを含みます
桐島を思わせるバックショットからぐっと掴まれ、「あっち側のことは俺にもわからないよ」とこぼしつつも天才たちにきっかけを与えつつ誰よりもその凄みを理解する明石のキャラクターはピンポンのアクマ(と、アマ>>続きを読む
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高望みが過ぎたパターン。
鑑賞の環境に否応なく左右される作品ではあった。つまりは映画館で、とりわけ極上の音響で見るべき作品であるということ。
冒頭、やはり特にドイツ軍の塹壕に入るまでの緊張感が、本>>続きを読む
あんまり投げるシーンがないから、もはやおまじないのように思える石をポケットにうやうやしく入れる仕草が妙に残った。
全体的に、頑張ったけどここまでしかできなかった!というカットと、ここはこの色で押す>>続きを読む
そこそこの人気シリーズなのに理由は知らないけど主人公が変わって、それでいて個人的背景もキャラクターも何もかも説明されないままに主役ヅラで巻き込まれる多部未華子ちゃんにはじまり、全ての人物がただ脚本の>>続きを読む
2021.0309 1回目
Everybody finds love in the End
序盤の時点から、「あぁ、本当に終わるんだ」と確信させるような展開の数々で、見終えた後も半ば茫然自失で、>>続きを読む
恥やら何やら多すぎる作品でした。
座組を全員しばき回したいです。
追記
見たその日に気づいたらパーマかけてるぐらいには小栗のエロさはハンパない。
そしてそののちに訪れる絶望感こそが、"人間失格"に>>続きを読む
最近で言うと、ジョジョ・ラビットもそうなんだけど、どうやら私は子供映画に非常に弱いらしい。
なんでか分からんが終始泣いてた。
冒頭からキマった家、文通のくだり、あの入り江での最高としか言いようのない>>続きを読む
実はめちゃくちゃすごいんじゃないかしら。
大人も楽しくて、ちょっぴり儚いカラフルな絵本(構図はビシッとキマりすぎ)
ラスト近くのある邂逅とその方のアクションがひじょーに笑えたし感動もあった。
映画っ>>続きを読む
これがパラベラムで、「来るべき戦争への備え」ならば、次回作は、いったい、どうなっちゃうんだ〜!?!?と心のトム・ブラウン布川氏が叫びだすほどに、純度とクオリティと凄みがシリーズごとに淡々と増していく>>続きを読む
「作品の質は情報量と、その隠し方の巧妙さで決まる」
と言い切っても差し支えないんではないかと思うほど、巧妙が過ぎるメタファーたちと、それらを全く無視したとしても充分に楽しめるエンタメ性。
いやー、駄>>続きを読む
とびきりポップで、カラフルで、センスと知性のこもった呪い。
伏線というか言っちゃってるぅ!とさえ感じる仕込まれた様々なモチーフたち。/
正直一番しんどかったOPからタイトルバックまでの一連の流れ>>続きを読む
ノーランという男の浅薄さは認めても嫌いにはなれないのは、「あぁ、こいつほんまに映画が好きなんだろうなぁ」というところが見えるからだろう。
基本的には楽しいけど、徹底して過程を映さないのが個人的には>>続きを読む
ランプ(提灯)を用いた構図が印象的。
めぐりめぐってりょうすけくんが今っぽくてかっこいいなって思いました(小並感)
軽い目眩さえ覚える緊張感と悲しみ。
少ない台詞は意味と伏線が重なり、静かで確かな映像はそれより多くを物語る→これやっぱワタクシの中の肝。
ドゥニの詩性の結集。傑作です。
ずっと面白い。w
バイクで事故った過去を持つワタクシとしましては、モロッコでの一連のシーンが、恐怖か興奮かでドキドキしっぱなしでござんした。擦った瞬間ヒッて言っちまった。
全てに於いてそつなく、トム>>続きを読む
やっぱすげー、、、
ノイズになり得るツッコミどころを振り切ったアクションでカバーするんだけど、その振り切り具合がもう、アホじゃん!
シンプル最強面白いを作り上げるためには狂気が必要なんだ。って、改め>>続きを読む
Mr.Childrenの常套句という曲がある。
詩を強みにここまでのし上がったともいえる彼らであるにも関わらず
"君に会いたーい。君に会いたーい。何してますか、気分はどう?"という、小学生でも書ける>>続きを読む
スコセッシにハズレなし。おもろい。
一線を越えるまでは、「これは未来の自分だ」と思っている人も少なくはなかろう。
英雄凱旋!彼等の人生に一片の曇りなし!って感じで、終盤ではバーフバリ並みに燃え上がっ>>続きを読む
破格のホラーである原作小説と、ここ10年くらいのいろーんな仕事とを混ぜこぜにしてぶちまけたマーブル具合ではありながら、それでも強固な色を失わない中島節に感涙。描くべきは人、人の何か。
序盤の強いカ>>続きを読む
バカみたいに面白くって面白くって…
毒がすぎるユーモアとセンスと実力があわさるとこうも振り切って面白いのか…
トドメのネジと、「笑顔をふりまいてたらこうなったの!」というセリフのかっこよさと、ラス>>続きを読む
いやー、すげー。
拾い切れないわぁ、まったく。
知らなかったけど、メタファーは隠すものという時代は10年代の始まり頃に終わっていたようで、もはやメタファーしかない今作。
地下二階に辿り着けるかは今後>>続きを読む
まじで神がかってるプリンスはもちろんのこと、バンドメンバーと、舞台芸術PAなども、そしてコーラスパーカッションにいたるまで誰一人抜けた仕事をしていない最高のライブ。
過編集だとは思うけど不足はない。>>続きを読む
今はもうない近所のカフェのマスターと、
「どんな映画が好き?という問いに対しての、映画通だと思われるような回答」について話していて、私がその時言った映画はなんだったか忘れたけど、マスターが出してきた>>続きを読む
素晴らしい。
期待を上回るこういう体験があるから、期待することをやめられないのだわ。
単純に面白くて、(安い表現だけど)考えさせられる、こんなん普通に傑作やん。
追記
とにかくキチジローが、窪塚洋>>続きを読む
藪の中と羅生門。
どちらも人間の欲の恐ろしさと滑稽さを描いたものとして共通してるなんて思ってなかったわ。
いや確かに羅生門を映画化…?尺もたなくね…?と思ってて、いや藪の中かい!と最初は思ったんだけ>>続きを読む
感動のための歪曲は間違ってはいない。
これ見た後の人がどの曲を口ずさむかをトイレの個室で確かめたかったなぁ。
5時間でも見られる好きな題材のドキュメント。
冒頭の谷にワイヤー架けてエコーかけたピ>>続きを読む
むーーーーーーーーーん(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
なんとも言えんな、まだ。
ゴア描写が苦手とか、人が死ぬシーンが耐えられないなんてことはないのに、壮絶な戦闘シーンの最中に「もうやめてくれ…」と思って泣けてきたのは初めてだった。
娯楽映画としても一級だし、高尚な映画ともいえ>>続きを読む
とにかく劇場で観るべき映画だった。
真っ暗な部屋、強めのヘッドホンでも足りない。ぼーっと見られる種類のそれではなく、然るべき環境で集中して見るに値する密度を持っていた。ナメてました。誠にすいまめん。>>続きを読む
歩行、右手、明暗、赤と青。
正義の執行者としての労いのカラオケ?
なるほど、わからん。
まごうことなきレフンの映画。
夢見てるみたいだった。
追記
Only God Forgives
チャンは神>>続きを読む
おもろい。ブルダックみたいな。
くっそジャンクでありめっちゃ美味い。
アクションが良ければ全てよし。
主演のキム・ダミちゃん、ねじまき鳥クロニクルが好きらしい。もうそれだけで結婚したい。ていうかして>>続きを読む
恥ずかしながら原作も何もかも未見。
解決パートのあの絵画じゃん!なショットはあざとくも美しい。
序盤から犯人わかっちゃったし!ってのは虚しい論点だぜな。
フランシスが走り出す時、
私はその次元について考える。
室内に確かに存在していて、
しかし簡単には見えないあの次元。
それさえあれば他にはいらない。
なんてかっこいいことは私には言えない(もう恋なん>>続きを読む