死をもって生の尊さを知る逆転の構想
虚無感に苛まれたウィルバーの再三の自殺行為は死に対する願望ではなく生に対する目覚めなのかも知れない
自殺行為を何度も繰り返すと言うことは死なずに生きている現実の中で、と言うより生かされていることをウィルバーだけが理解していない
地味ながら配役も個性的で良くテーマも興味心を唆られるが、乏しい構成力は視点の曖昧さを露呈し深さを削がれ残念
表現の方向性は作り手によって何とでもなるが強引な感動描写には足りないものが多すぎ無理がある、事情があるにせよウィルバーの行動は傲慢で身勝手な自己愛の塊で嫌悪感さえ感じてしまう
兄が不憫でならない..★,