diceさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.9

成田凌の狂った演技は相変わらずいいですがチープなストーリーとお笑い芸人多めのキャストが薄めてしまっている点が残念でした。

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.4

特に説明のない独特な世界観は理屈抜きで楽しめました。深く考えずブラックなファンタジーに浸かりたい人にオススメです。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ゲイカップル+ダウン症の子供という組み合わせはこの作品くらいな気がします。少数派が理解されず弾圧される絵面は見ていて辛いですね。子供の訃報と人柄を裁判で戦った相手に手紙で伝えるシーンは無力感に包まれて>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

戦艦大和に対する考え方には感銘を受けました。主人公が数学で不祥事を暴く勧善懲悪モノかと思いきや所詮上部だけの正義でしかなかったというラストは良かったです。最初のシーンの意味が変わってくるタイプの映画は>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.0

特殊な環境下での人間ドラマ。曖昧な展開や聞き取りにくい日本語が目立ち映画の全体像を理解することに苦労しました。坂本龍一のBGM,本職ではないキャストによる自然な演技がよかったです。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.6

パンドラの海やその生態系の美しさには圧倒させるばかりでした。4Dや3Dとの相性はバッチリです。主人公一家にフォーカスが当てられている一方でそれ以外のキャラクターは空気と言えるレベルで掘り下げがないこと>>続きを読む

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ダメ男の成長物語。世界観が美しかったのですが内容はかなり淡々と進んでいて少し退屈でした。抽象的で説明が少ないのも気になります。個人的には騎士としての覚悟を認められて首を切られず生還したラストだと思いま>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.3

前主役への敬意が非常に強くファンには感涙ものの作品だったのではないでしょうか。残されたキャラ達が前主役の喪失を悲しみ、それでも前に進んでいくシーンは製作陣の思いを代弁しているかのようでした。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

女性蔑視がテーマだったのでしょうがラストが意味不明すぎて楽しめませんでした。序盤、中盤の不穏な雰囲気と美しい自然はよかったです

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

表現の自由が規制されつつある今よくぞここまで震災を直接的に扱えたものだ、と驚きました。周囲のスマホが一斉に緊急地震速報を鳴らすシーンは被災者ではない自身ですら恐怖を覚えました。泣かせようと狙ってこない>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.3

対象年齢を引き上げたディズニープリンセスの映画を見ているような感じがしました。ミステリー要素は少なくラブロマンスが中心で少し淡々としているように感じてしまいました。湿地の映像は綺麗でよかったです。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

我が子を失った喪失感故に羊から子を奪いさらにその報いを受けるという御伽噺にありそうなストーリー。アイスランドの大自然とアダを不自然に溶け込ませる演出はよかったです。登場人物や会話が少なく非常にシンプル>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.5

福田組のノリは30〜1時間の尺なら楽しめますが2時間以上だと辛いなと思ってしまいました。有名な俳優達が数多く出演しているので推しの俳優がはっちゃけている所が見たいならオススメかもしれません。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

佐兵衛の愛情がどこに向いているのかが段々と分かっていくストーリーは非常に面白かったですが複雑な遺言状のルールや家族構成など前提を理解することが大変でした。
スケキヨや湖から出た足など絵になるシーンが多
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

POV×カルト×憑依が生み出すホラーの威力は絶大で思わず目を背けてしまうレベルでした。残酷なシーンも多くミン役の凄まじい演技力も加わりとにかく全力で怖がらにきてくれる映画でとても見応えがありました。>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

人やものを吸い上げるUFOは久しぶりに見た気がします。本作はそこまで黒人差別に対するメッセージ性はなくエンタメを追い求めすぎる現代の人々やそのために簡単に動物などを見せ物にする道徳性の低さを非難してい>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

作品のバランスを崩すレベルで歌の尺が長いことが気になりました。本筋に関係ない話なためか時系列もどこに位置するか不明瞭でワンピース好きには楽しめる内容だったかは疑問でした。ヤソップとウソップ、シャンクス>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ史上最多の種類の恐竜が出てきましたがシリーズの中で最も恐竜の使い方が下手な気がしました。イナゴの目立ち方が派手すぎてやや恐竜を食ってしまっていた気がします。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的な残虐描写は近年稀に見るレベルでしたがビックリホラー描写は少なかったです。主人公が抑制の取れた純粋な愛とサディズムを語るシーンとヒロインが撃ち殺される音を聞きながら息絶えていく「悲しみ」に満ちた>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.0

「難病を抱えたヒロインの生涯と愛を描いた物語」の典型を良くも悪くも逸脱していなかったように感じます。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

トムクルーズはいつまでも老けずにカッコよさをキープしてて凄いなと思います。難易度の高いミッションを率先してこなしていくマーヴェリックはカッコよかったです。また前作をさらに上回るドッグファイトや戦闘機の>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

視聴者を無理やり巻き込んで怖がらせる完成度の高さは物凄かったです。カメラワークはアトラクションのようで映像酔いしないよう配慮されているように感じました。やはり生きている人間が一番怖いということですね。

コンジアム(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

黒目ドアップが一番の山場でなかなか怖い演出でした。ラストも世にも奇妙な物語のような不気味さがあってよかったです。前半のつまらなさがいい味だしていました。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラマンだけでなくウルトラQからも怪獣を登場させてきたのは驚きました。オマージュシーンや音楽などウルトラマンという作品に対する愛が感じられるシーンが多くそういった部分を見つけていく面白さもあると思>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.4

ホラー映画で見られる演出が多くMCUの中でもかなり怖めの映画となっていました。関連作品をある程度見ておかないと話の全貌を理解するのは難しいかなと思いました。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.6

マッツミケルセン演じるグリンデルバルドがかっこよくて良かったです。口達者な詐欺師というよりは偉大な悪の魔法使いという佇まいでした。

モービウス(2022年製作の映画)

3.3

煙のようなエフェクトや血が画面に飛び散る演出が新しいなと思いましたが内容は普通で新鮮さはなかったように感じます

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

母親に自分の都合の良いように育てられた娘が自分と同じになるように卵から孵った何かを育てることに皮肉を感じてよかったです。母、娘ともに難しい役回りでしたが抜群の演技力でカバーできていたと思います。作り込>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

3時間という長尺を退屈に感じさせない重厚かつ丁寧なストーリーでした。
全体的に暗いシーンが多いですが静止画にしてもカッコよく映るシーンが多かったです。バットマンと同じく「復讐」を軸に動くリドラーのキャ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

幼い日のトラウマが原因で上手く生きられない天才少年と妻を亡くした心理士とのヒューマンドラマ。登場人物全員がそれぞれの思いや価値観で主人公を幸せにしようと頑張っているところにこの作品の暖かさを感じました>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

3.8

ダスティンホフマンの自閉症の演技はまるで本物のようで驚きました。ストーリーとしては現実的なラストを迎えるので少し寂しいものがありました。

エスター(2009年製作の映画)

3.6

ネタバレを食らった状態で観賞したため自分のなかで面白さが半減してしまいたしたが設定の面白さとサイコホラーの演出がよかったです。パッケージの顔写真が左右対照になっていて不気味さがでているのも面白いなと思>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.6

アクション、謎解き、人間ドラマがほどよくまとまっていてかつテンポもよいため非常に見やすかったです。後半からラストにかけての空中アクションがよくしっかり楽しめました。安定感はあるが盛り上がりに欠けるため>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

バトルのクオリティは非常に高く手に汗握る迫力がありました。解説をある程度省いていたためテンポもよく、出てきたキャラクター一人一人にちゃんと見せ場があったのもよかったです。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーやキャラクターからは「若さ」や「青さ」が溢れており歌やダンスをよりエネルギッシュにしているようでした。人種違い(敵対する組織同士)の恋というありふれたストーリーでしたがラストは予想外に悲しい>>続きを読む

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.2

かゆうま、リサトレヴァー、洋館や警察署の舞台の再現など原作に対するリスペクトは多く感じられ、また原作のジャンルであるサバイバルホラーを意識しておりそこは非常によかったです。
反面キャラクターの設定を再
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