diceさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.0

音楽や俳優の演技力も不気味でしたがカメラワークがとくに不気味で映画における基本、テンプレートをあえて無視することで「異常」「不安」を表現していたように思えました。追われる側ではなく追う側に焦点を当てて>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

ポケモンの実写化がすごくて人とポケモンが共存する社会が本当にあるかのように思えてしまう出来でした。かわいいカッコいいポケモンのデザインとそうじゃないポケモンの落差がすごかったです。初代を贔屓せず色んな>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.6

主役の声の演技が気になってしまいました。やっぱりちゃんと声優を起用してほしかったと思いました。あと星の王子様を意識した遺書のシーンも安っぽい印象を受けました。私は実写のほうが好きですがこれはこれであり>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.4

海の上での場面が多く退屈してしまうこともありましたが最後まで楽しく見ることができました。歌と水の表現の美しさがよかったです。タトゥー、人種、恋愛描写のない女性主人公の活躍などなかなか日本の映画では見な>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.8

悪役が想像より若かった以外はぴったりのキャスティングでした。ジーニーは初めて見たときは違和感しかありませんでしたがなんだかんだ最後にはしっくりきていたのでウィル・スミスはすごい俳優なんだなと思いました>>続きを読む

スチームボーイ STEAMBOY(2003年製作の映画)

3.4

似たようなジャンルをあまり見ていなかったのでスチームパンクな世界観と武骨な機械たちはかっこよくて好きでした。科学は思想次第で毒にも薬にもなりうるというテーマはよかったのですがそれに納得のいく着地点を見>>続きを読む

運命のボタン(2009年製作の映画)

2.5

謎の一つ一つに納得のいく説明がないまま進んでいくので全体的にモヤっとしたまま終わってしまいました。「100万ドルもらえる代わりに誰かが死ぬ」という設定まではよかったのですがそれ以外の設定を活かしきれて>>続きを読む

ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

3.2

ちょい役にも有名俳優を起用してたので「この時期から映画でてたんだ!」など新しい発見があってよかったです。ハンサムというワードやガラケー、人物の服装、起用されている名曲の数々に時代を感じました。

紀元前1万年(2008年製作の映画)

2.5

途中から紀元前一万年の世界観じゃなくなってしまったのが残念でした。紀元前の動物たちをもっと生かしてほしかった気がします。

ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ドラゴンに恨みを抱いた敵キャラが攻めてくるという前作で描かなかった暗い部分に踏み込んだストーリーで前作に劣らず面白かったです。しかし「話せば分かる」を主張していた主人公が最後は力で押しきる、母親が突然>>続きを読む

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

バイキング×ドラゴンという斬新な組み合わせの子供向け映画かなと思っていたら全然違いました。落ちこぼれの主人公がドラゴンとの友情を通じて成長していく物語で一時間半の映画とは思えないほど内容がつまっていて>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.6

尺が足りないので急ぎ足になってしまう箇所が少なからず存在し、後輩たちの感情の揺れへの共感がでしづらかったのが残念でした。しかし尺が足りないなかちゃんとまとめきっていたし、一期二期とは違う視点で部活の闇>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.7

夏、青、部活、学校とカラッとした爽やかな情景が多いのと対照的に登場人物の心情や関係がドロドロしているという対照的な感じが印象的でした。このなんともいえないドロドロ感を生んでいる演出や表現を調べたり発見>>続きを読む

ターミネーター4(2009年製作の映画)

2.8

舞台が荒廃した未来になったせいで従来の派手な破壊シーンや戦闘シーンが目立たなくなってしまったりストーリーのラストがスカイネットの一部を倒すだけということもあり全体的にとても消化不良感が強い作品となって>>続きを読む

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の掘り下げや背景描写が少ないのでどの人物にも共感や同情が得難く、そのせいか終盤の流れも不幸自慢合戦→お涙頂戴にしか見えなくて残念でした。もっと演者同士の激情のぶつかり合いが見てみたかったなと思>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ギャグ要素やミステリー要素がバランスよく入っててただのホラー映画の枠に収まらないとても面白い映画でした。グロ描写や重たい恐怖描写もないのでホラー映画のなかでは圧倒的に見やすいです。最後の全ての出来事を>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.0

二回映画で観賞して二回ともちんぷんかんぷんで終わった思い出が今では懐かしいです。周りについていけないというシンジの心情にうまく感情移入?できる映画だと思います。旧作、新作ともに長い年月追いかけ続けてき>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

エヴァの映画で一番好きな作品。良改変により暗い展開と熱い展開のバランスが絶妙になっています。「僕はエヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジです!」とゲンドウに啖呵を切るシーンはエヴァ屈指の名シーンだ>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.0

サクッと見れるエヴァンゲリオンの序盤。ラミエルとの戦闘はやっぱり熱いですね。

ムカデ人間2(2011年製作の映画)

1.0

はじめて映画を見ていて嫌悪感を抱きました。ただただ不快な狂気に満ちた作品。人生でこれを越えるひどい映画に出会うことはないでしょう。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

美しいのにどこか不気味さが漂うホルガ村の色彩と村人の表情、音楽には恐れいりました。絵画、カメラワーク、神話、トリップの表現など伏線がとても多く一回見ただけでは理解できないので見終わった後色々調べてみる>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.4

人生の締め方、人生の始め方に共感や意見を言えるほど自分の感性は豊かではなかったので絶賛できるほど楽しめませんでした。客観的に見たらものすごく面白い映画だったのでまた歳をとってから見てみようと思います。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

序盤、中盤でばらまき続けた伏線を終盤で一気に回収していく様は見事でした。「驚かす」系ホラーではなく「不気味」系の正統派のホラー映画です。俳優達の表情の演技も素晴らしかったです。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

設定の面白さでハードルが上がってしまったせいか内容は思ったより普通でした。個人的には終始防戦一方だったのがストレスでした。最後のショットガンを構えて反撃する気まんまんのお母さんはよかったです。

エボリューション(2001年製作の映画)

3.5

「次はなにがでてくるんだ?」と期待してしまうほど多種多様なモンスターがでてくる映画。モンスター好きにはぜひみてほしい作品です。ノリも軽く(むしろギャグ寄り)グロ描写がほぼないのでとても見やすいです。ア>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

豪華キャストとどこか安っぽい雰囲気、細かい数々の関東ネタがとても面白かったです。とりあえず地元に誇りは持とうと思います。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.4

ハードな世界観と色彩、バイクのかっこよさがよかったです。原作マンガを読んでないので話の内容が少し分かりにくかったです…

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.9

主人公が成長していく過程が見ててよかったし、個性的な多次元のスパイダーマン、アメコミの世界観をうまく表現した作画が面白かったです。キングピンやプロウラー、スコーピオンなど今までの実写映画に登場しなかっ>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.3

日本でのCMの雰囲気と全く違う作品でしたがそれはそれで面白かったです。主人公がとてつもなく有能です。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.3

ほぼ全編が一本撮りで撮影されているのがすごいと思いました。独特の撮影方法、主人公が信頼できない語り手である、多くを語らないラストなどのせいか少し物語の理解に苦しみました笑

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

わずかなあらすじだけ知った状態で観賞しましたがギャグ要素もホラー要素も社会問題的な要素も高い水準で兼ね備えた一言で言い表せないお得な映画です。出演者の演技も見事で地上、半地下、地下の住人という階層社会>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

フェラーリがわりとあっさり退場したこととだましうちのようなやり方で主人公チームの一位が奪われてしまったのが少し残念でした(実話なので仕方ないことですが…)フォードvsフェラーリではありますが同時に現場>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とっちらかってた前作をうまくまとめあげててすごいなと思いました。なんだかんだで旧作キャラも再登場しスターウォーズシリーズがしっかり完結したんだなと思えました。