TomoHojoさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

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望郷(2017年製作の映画)

2.3

原作未読の為、皆様とは評価はことなるが、映画としては、いかにも、「普通の邦画」との印象。同監督の前作が気にいっていたので何だかガックリしてしまった。。全然ミステリーじゃないし。。単なる島の話しを2話作>>続きを読む

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

3.8

非常に興味深い作品。安定のマイケルムーア。現在のアメリカの愚行や不安定さを他国と比較しあらゆる角度から炙り出す。「世界侵略」では決してなく、ムーアの「自国愛」に溢れた秀逸なドキュメンタリー。日本も決し>>続きを読む

三つの光(2017年製作の映画)

4.0

予告編から気になっていて、賛否両論はあると思うが自分的には非常にのめり込めた作品だった。人それぞれが持つ日々の鬱憤や不満を前衛的な音作りを通じてそれを満たし発散して行こうとするのだが、そんなに他人が簡>>続きを読む

交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1(2017年製作の映画)

2.0

TVシリーズを全く未見なので、
全くストーリーについていけず。
何か途中も時系列が入れ替わってチンプンカンプン。。。やりたい事もわかるし悪くはないんだが。。。映像も綺麗だし音も悪くないし。。。

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.7

マジのキスシーン(かなり多い)が素晴らしく、男としては余りにも感情移入してしまう、完全な男目線の作品。男ならいつでも憧れるわなあれは。キスはいつでも男の憧れ、あんな恋愛はいつでも男の妄想。

水原希子
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

本日開始の「ウンザ!ウンザ!クリストリッツア!」で本作の完全版を早速劇場鑑賞。5時間14分が全く長く感じられぬ、全編後編に分かれた、テレビ放映用につくられた6エピソードから成るスーパー大傑作。通常版は>>続きを読む

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.2

お前はTakeshi Kitanoか!と思わずツッコミたくなる、流石のエミールクストリッツァの自作自演劇場。

でも、これが素晴らしい。基本的には戦場における愛の逃避行劇なのだが、その演出と映像が素晴
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

「リドリースコットからの挑戦状!?」

エイリアンシリーズは全部観てるし、久々にメガホンをとった前作「プロメテウス」も評価はしてるけど、やっぱりリドリーエイリアンに求めているのは、あのSFスプラッター
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リベリアの白い血(2015年製作の映画)

3.2

リベリアとニューヨークが完全に二分割で設定されている。映像も美しく素晴らしいのだがストーリーがイマイチな感が歪めない。。

リベリアのシーンの方が圧倒的に迫力も臨場感も大きい(若干長いが)のに比べて、
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.5

「彼女は僕にとって最高のガールフレンド」

本当に心が洗われる珠玉のドキュメンタリー。他に言葉が見つからない程感動してしまった。自分もそうだが、何だか現代、そして現代人に足りない何かが全て表現されてい
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スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.0

東宝シネマズフリーパスで鑑賞。
でなければスルーしてた作品。

ジャッキーvsレニーハーリン「90年代の巨匠」で若干の期待はしていたが、ジャッキーの現役完全続行主義が逆に仇となってしまった感あり。スタ
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

1.7

脚本が駄目なのか、全くストーリーに入り込めず。。。色々と疑問も残るし。。。キャストの英語とフランス語が飛びかいそんな訳ないだろう?皆んなバイリンガルかいな?娘がドラマの見過ぎだからってアメリカ訛りそん>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

3.8

相変わらずの韓国警察の堕落ぶりを堪能できて大満足。笑。これぞ韓流映画の醍醐味!あの警察署と警官達の良くも悪くも何とも言えない堕落具合そして雰囲気がたまらん!

これで、ナホンジン作品は短編を除いて制覇
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トリガール!(2017年製作の映画)

3.8

東宝シネマズの一か月フリーパスを活用して、試写会で鑑賞済の「ダンケルク」をIMAXで再鑑賞した後の感動と余韻に浸る間に思わず全くノーマクのこの作品に飛びついてしまった。

正直、土屋太鳳の「良い意味で
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6

異星人が地球侵略の為に人間から概念を奪う。。
そのテーマは非常に面白い。
そして物語は淡々と進む。

一体人間の持つ概念とは何なのかと逆に考えさせられる。家族、自由、仕事、自分と他人、そして愛。。。
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.3

先ずは福山ファンには大変申し訳ないけど、分かってはいたが、この方の演技が映画を台無しにしていると感じてしまう。他に適役が居る筈だと思うのだがまともな役者が。。。そんな違和感に全編支配されながら物語が進>>続きを読む

レスラー(2008年製作の映画)

5.0

いくら落ちぶれても枯れても闘え無くなっても往年の大スターレスラーをミッキーロークが熱演。とにかく熱い!公開当時も感じたが、今観ても素晴らしい作品。マリサトメイもセクシーだよなー。BGMの80'sメタル>>続きを読む

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

4.5

イギーあんたは最高だよ!
ジャームッシュだからなせる業!
ストゥージズをここまでガッチリ掘り下げてくれてありがとう!
アシュトン兄弟もガッチリフューチャされてるし。イギー自信の生い立ちも何もかも淡々と
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.2

いわゆる韓流サバイバルパニックアクション。

ゾンビホラーでは決してない。蓋を開ければ何時も通りの王道韓流ヒューマンドラマ。悪い奴に正義感のある奴。流石のゾンビ増幅シーンの本気度は認めるけど思ったほど
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.8

あるヘロインジャンキーへの報いとそれに己で打ち勝つ葛藤劇。

ジェームスはかなり美化されている感は歪めないが、野良猫ボブの登場で一気に彼の人生が一変する。実話だから成り立つがかなり神がかった奇跡のスト
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

2.8

名脇役ユヘジン目当てで鑑賞。やっぱりこの人は脇役でこそ味が出ると実感。笑えるには笑えるが何かしっくりとこないモヤモヤ感が残った。。。邦画「鍵泥棒のメソッド」のリメイクという事だがオリジナル未見なので何>>続きを読む

ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.5

最近流行りのアマゾン配給のB級ミニマルサスペンス会話劇。決して派手な銃撃戦等無く、低予算でビシッと90分で纏めてある。オチも見事に予想通り。ほぼアーロンテーラージョンソンの全編一人芝居。「フォーンブー>>続きを読む

ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

3.9

キャスティングの妙技!

いや〜とにかくハイジが可愛いとにかく可愛い!アニメのイメージとピッタリで驚き桃の木山椒の木。本当にハイジの可愛いさと明るさとアルプス愛に感動。何処で見つけてきたんだこんな娘!
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

静とチャラ源の熱い友情物語。

リリーフランキーのシャブ中ぶりは正に極み。リアル感ハンパ無しでアッパレ!実際にやった事なきゃあれだけリアルに表現出来ないのでは?笑

二階堂ふみは寝るなら脱げよ!とテレ
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ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

3.8

Team Gleason 。
ALSプロジェクト。
白旗は挙げない!

凄くポジティブで勇気をくれるドキュメンタリー。

本人と周りの家族、そして仲間達の団結力と難病に立ち向かう力強い意思を感じる。ス
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パターソン(2016年製作の映画)

3.3

詩とユーモアに溢れるパターソンの日常が淡々と1週間続く穏やかな物語。

ジャームッシュも流石に老けたな感があるが、各キャラクター設定やロケーション (特にバーと日々寄る公園等)、そして流石の選曲とBG
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.6

Filmarks試写会にて鑑賞。
WB試写室にて。

まさしくノーラン無双!

初っ端から最後迄、陸海空と一切緊張感を切らさない究極の臨場感。99分間という無駄の一切無い時間が余計に戦場の臨場感を増す
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

2.8

難しいし、どっと疲れる。。。
家族問題は難しい。。。
中盤から流れにはのりかけるが、
自分には残念ながら最終的には何も突き刺さらなかった。。。
役者陣の演技は素晴らしかったが。。。

隠された時間(2016年製作の映画)

4.5

韓流ファンタジー恐るべし!

良い意味で完全に期待を裏切られた名作に出会えた。

ファンタジー、恋愛、SFを見事に融合させているが、そこは韓国、しっかりと現代サスペンス感も取り入れてあり、非常に演出的
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

先ずはオープニングのカーチェイスでいきなり、the jon spencer blues explosionのBellbottomsを持ってくるあたりに素晴らしいセンスを感じる。それ以降も全編大好きな曲>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.1

流石はイザベルユペールの独壇場。快演いやまさしく怪演。それに尽きますね。

演出もヴァーホーベンの90年代の全盛期を彷彿とさせられる場面も所々ありニャリとさせられる。そもそも映画自体の雰囲気が90年代
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.1

愛を知った美女女神戦士ダイアナ。

マーベルよりDC作品支持者の自分としては納得のいく内容。

ジャスティスの誕生でも感じたが、とにかくガルガドットの魅力炸裂です。イスラエル人独特の美しさと強さに圧倒
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ロナウド(2015年製作の映画)

3.5

ロナウドとサッカーのファンでは特にないが、この人物の凄さは十分に伝わるドキュメンタリー作品。

特に家族と仲間を大事にするところは過剰な程凄いと感じた。逆を言えばあまりソーシャルな人物では無く孤独で淋
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歌声にのった少年(2015年製作の映画)

4.4

先ず日本では考えられないが、音楽で世界を変えられる!?と言う事を実践している所が素晴らしい!それが実話だなんて。。。

過酷な祖国ガザ地区の状況や描写、姉のヌールとの約束を果たす為にひたすら唄い続ける
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.9

朝一から鑑賞するにはあまりにも、重くて、辛い作品。でもいくら辛い状況でもあろうと作品を通して貫かれる、「兄弟愛」そして2人の決して諦めない未来への「希望」が見事に表現されている。

名ばかりの児童保護
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少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.2

ユダヤ人への迫害によりフランスからスイスへ逃げる子供達の物語。

多少の脚色はあるにせよ、史実は決して風化させてはいけないという作者側の意思がひしひしと伝わってくる。

主役のファニーをはじめ、全ての
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