TomoHojoさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

TomoHojo

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目撃者 闇の中の瞳(2017年製作の映画)

3.4

台湾版ノワール?いやサスペンスなのか?

主人公が全盛期の東幹久激似でそこが終始気になってしまうが、笑、それなりに楽しめる仕上がりではある。

伏線からの回収?の繰り返しで、「なんじゃこれゃ!」と終始
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.7

服飾系、アパレル系、はたまたモード系関係者や学生全てへの教則ドキュメンタリーのような製りでありながら、ドリス本人の完璧主義者ぶりと類稀な美的感覚を巧く引き出している作品。

驚くべきはあんなにカラフル
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サニー/32(2018年製作の映画)

2.2

先輩のご厚意により舞台挨拶付試写会鑑賞。

ストーリー云々より、主役の北原里英の演技が余りにも酷すぎた。。。顔色も悪いし、何もかもが冴えない。秋元康が総合プロデューサー的な立場で関わってるし、政治色が
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スキン・コレクター(2017年製作の映画)

4.0

趣味の悪い?邦題とポスターがホラー感を増幅させイメージさせるが、蓋を開けてみれば、不思議で独特な雰囲気を醸し出すエロティック・フェティッシュ・スリラー。

個人的にはこの手の世界観はかなりツボで十分楽
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.8

とにかく個人的に大好きな「ナオミ・ワッツ」に酔いしれた90分。アラフィフなのにまあお綺麗な事。

人気絶頂のトランスジェンダー役のエル・ファニング嬢をメインに打ち出したい為の邦題なのだろうが、あくまで
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

2.9

うーん。
個人的にやっぱりドイツ映画が肌に合わないだけだと思うんですが。。。

良いストーリーだし、共感出来る部分は多々あるのだが。。。話しを盛り過ぎというか、これは有り得ないだろう!という展開が立て
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ゴーギャン タヒチ、楽園への旅(2017年製作の映画)

2.8

ヴァンサン・カッセルの熱演は素晴らしいのだが。。。

ゴーギャンのフランス領タヒチへの旅立ち、そこでの美女イヴとの出会い、画家としての葛藤、諸々なのだが、あらゆる意味で、あまりにも色々な出来事が唐突に
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戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(2017年製作の映画)

1.7

中国大資本を惜しみも無く使い、中国こそが世界の中心、そして最強という事を見せつけただけのとんでもない愚作。。。アクション云々よりも内容が愚かすぎて、途中退席も考えてしまった程。。。何故か近所の劇場でT>>続きを読む

わたしたちの家(2017年製作の映画)

3.5

初日舞台挨拶付レイトショー鑑賞。

一軒の全く同じ日本家屋に、2組の女性達が違う次元?で住んでいる。それが同時進行で進んで行き、過去なのか未来なのか、それとも2組共存在していないのでは無いかという錯覚
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ゲット・アライブ(2017年製作の映画)

3.8

個人的に大好きなバンド「KISS」愛に溢れた、拾いもののスパニッシュ版、偏差値低めのアクションコメディエンターテイメント!物語内で繰り広げられる「KISS」あるあるにも思わずホッコリさせられる。

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アンデッド刑事<デカ> 野獣捜査線(2016年製作の映画)

1.8

人気グラフィックノベル(コミック)の完全実写化で、監督もスリップノットのショーン・クラハンのようだが。。。

とにかくコミック(未読)の世界観を裏切らないように再現を狙ったようだが、とにかく映像は雑で
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ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

3.3

普段から全く観る事の無いジャンルのサスペンスホラー。でもそこは流石「未体験ゾーン」!中々見応えのある仕上がり。スプラッター多目だが、SEが素晴らしく、往年のジョンカーペンターを彷彿とさせる世界観。特殊>>続きを読む

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年製作の映画)

2.5

フリーポイント鑑賞。

リュック・ベッソン絡みだからメジャー公開なのだろうが、あまりのつまらなさ?に何年ぶりかに劇場内でほぼ全編寝落ちしてしまい、、、気づいたらほぼエンディングの水の中というありさま。
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.5

うーん。
期待し過ぎてたのもあるけど。。。実話を基にしてるとはわかっていても、テーマがテーマだけに、重過ぎるそしてきつ過ぎる。そして、かなり胸糞悪くなります。

演出的にも少々大袈裟に感じでしまった感
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

3.1

純正ブリティッシュな世界観。

完全に大人向けの作風だが、淡々と物語は進み、ウィットに富んだ内容で時折笑いありで決して悲壮感はそれ程無いミステリー作品?

ある程度オチが途中でハッと気付いたらその通り
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シークレット・デイ あの日、少女たちは赤ん坊を殺した(2014年製作の映画)

2.3

うーん。。。。
そこそこの豪華キャストにも関わらず、未体験「未公開」だった事を痛感できた作品。あくまでも男性目線からですが、あそこまで女性の陰湿な部分を観せられたら、実録物ならともかく、ストーリー云々
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アンダー・ザ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

「真水が貴重」

北欧発タイムトラベル物語。それ程SF感は感じられないが、QEDAという自らの分身をタイムトリップできるという設定と切口が斬新で中々面白い。すなわち自分が二人存在してしまうというファン
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Z Inc. ゼット・インク(2017年製作の映画)

3.7

ヒロイン役?のサマーラ・ウェイビングがズバ抜けて可愛く、大好きな三大バンドを問われ、「初期のANTHRAX、D.R.I MOTÖRHEAD
」と答えたにも関わらず、一度もBGMてして使われず終始モヤ
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68キル(2017年製作の映画)

3.1

「初期タランティーノ映画を思わせる、ぶっ飛んだ爽快さ」というキャッチコピーを鵜呑みにすると痛い目にあうが、まずまずのクライムサスペンスコメディーとしては楽しめる内容。

たかが、6万8000ドルの為の
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ジャッカルズ(2017年製作の映画)

2.0

完全に未体験で良かった珍作。怖くも無いし、メッセージ性も驚きも皆無。ただカルト集団ジャッカルズだけは不気味でイカしてたという理不尽さ。。。

ブリムストーン(2016年製作の映画)

4.5

4部構成で展開される「ド変態」米国版時代劇?サスペンス?ウェスタン?ホラー?

よく見ると一切アメリカは製作にも関わっておらず、撮影さえも行われていない。だからこそ醸し出せた反アメリカ的「ド変態」感
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愛の病(2017年製作の映画)

3.8

実録物の出会い系殺人事件を扱った作品。

とにかく登場人物に極悪人は一人としていない。でも、愛と欲を求めてしまう為に起こってしまう悲劇。本当にどこにでもありそうで、起こり得るだろう事は容易に察知できる
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レディ・ガイ(2016年製作の映画)

2.2

B級云々の前に完全に地雷を踏んでしまった珍品。ミシェル姐さんの男装にドン引きだし、とにかくストーリー構成が希薄で雑過ぎる。。。ミシェル姐さんの復讐劇と平行して展開されるシガニードクターのくだりが余りに>>続きを読む

嘘八百(2017年製作の映画)

3.1

大傑作「百円の恋」武正晴 x 足立紳の黄金タッグが再結成という事で鑑賞。武監督の前作「リングサイドストーリー」が個人的には駄目だっただけにいささかの不安はあったのだが。。。

蓋を開けてみたら、、、
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ジャコメッティ 最後の肖像(2017年製作の映画)

3.7

名脇役スタンリー・トゥッチ、脚本・監督作。

素敵なお爺ちゃん、ジャコメッティ。トゥッチのジャコメッティ愛のみで製りあげた感のする作品。キャスティングも見事にハマっている。

文句ばっかり言いながら、
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.9

2018年1発目の劇場鑑賞は全くノーマークだった本作。

インド国内での戦いのみなのに、「最後のジェダイ」より、ある意味スケールデカくない?感にはビックリした。笑。

勿論ストーリーは、単なる王族の愛
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オール・アイズ・オン・ミー(2017年製作の映画)

3.0

2PACの伝記実録ものだが、かなり脚色が加えられていることが予測出来る作品。そして若干長すぎる。。。

それゃ殺されて当然だわな。。。

シュグ・ナイトが如何に当時のシーンで権力を持っていたかが痛感出
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極悪レミー(2010年製作の映画)

5.0

レミー三回忌『極悪レミー』劇場最大音量・追悼上映で鑑賞。

「Born to Lose, Live to Win」
「負け犬として生まれ、勝つために生きる」

自分が最も敬愛するミュージシャンであり、
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私がモーガンと呼んだ男/私が殺したリー・モーガン ジャズ史に刻まれた一夜の悲劇の真実(2016年製作の映画)

3.0

ジャズ界のレジェンド、「リー・モーガン」の大ファンという訳ではないが、題材自体に興味があったので鑑賞。

何だか悪くはないのだが、題材が素晴らしいだけに、ノンフィクションの実写化をしたほうが、更に作品
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.5

フリーポイント鑑賞。

第一次世界大戦後のドイツとフランスが舞台。予想していた程ミステリー色は少なく、戦争による、人間の嘘と罪と赦しがテーマの物語。

敗北国のドイツのフランスへの嫌悪感が鮮烈に表現さ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

ふるえましたねー

「Fxxk」連発!
「脳内召喚」妄想!
「タモリ倶楽部」ネタ!

どれをとっても、ツボで、悪魔的なパラノイア女子の心情を、原作(未読の為)が素晴らしいのか、脚本が素晴らしいのかは定
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MR.LONG/ミスター・ロン(2017年製作の映画)

2.9

映像素材や題材は素晴らしいのに、無駄なシーンが多過ぎて、異様に長く感じてしまった。もう少しコンパクトにまとめても良かったのではないだろうか?

シャブ中ママの回想シーンなんて、なんであんなに長く間に挟
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彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)

3.2

邦画「8年越しの花嫁」と奇しくも同じく抗NMDA受容体脳炎を扱った実話物。

ストーリーも演出も脚本も「8年越しの花嫁」の方が圧倒的に秀逸だが、医療界へ警笛を鳴らす意味合いとしては本作は非常に意味があ
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フラットライナーズ(2017年製作の映画)

1.8

うーん、、、
なんだろこれぞ洋画版「TVドラマ」で良かったんじゃないかという出来映え。。。

もっとホラー度を増して振り切るとかしたら印象はきっと違ったんだろうが。。。全てがキャストも含めて中途半端。
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.9

今夜も先輩のご厚意でいち早く試写会鑑賞。

「酒 (ウィスキー) vs ドラッグ」代理戦争。

前作が素晴らしかった為か、どうしても比較すると、急激にスケールアップし過ぎた感(キャストも含めて)が否め
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ルージュの手紙(2017年製作の映画)

3.9

久々のシネスイッチ銀座。
場所柄もあってか、平日の初回上映から上品なマダム、御婦人達で溢れかえる場内。

本作も見事にその客層に応えるかのような、突然現れた自由奔放な癌を患った継母とど真面目な助産婦の
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