ハロウィンとクリスマスの対比は面白い。
脇役のキャラもしっかりたっている。
ただ、ディズニーのアニメにしては楽曲が弱い。
『オーバー・ザ・レインボー』を唄うラストは鳥肌もの。それまでの全てのシーンが、このためだけにあったかのように。
ナタリー・ポートマンの演技上手すぎ。
特にオチのない話も、それだけでしまる。
ミュージカルにしては、耳に残る曲が少ないのが致命的。
そのために、画面映えするゴージャスさも虚しくみえる。
ただ、スーツ姿のダニエル・デイ=ルイスはめちゃくちゃカッコいい。あんな風に歳をとりたい。
ヒース・レジャーの演技はこれが頂点か。抑えのきいた演技がグッとくる。
ただし、全体的には冗長な印象。豊かな自然を背景に、時の流れの緩やかさを感じさせてはくれるが。
元いたお店は救われなかったような。。。
あとは、この映画を観ると無性にパスタが食べたくなる、どうでもいいが。
BGMは前作からパワーアップしているが、内容は食傷気味。
前作の二番煎じというか、お決まりのパターンというか。。。
テンポがよく、頭を使わず気軽に観られる映画。
ヴァン・モリソンの『someone like you』をはじめ、BGMも素晴らしい。
この作品のオードリー・ヘプバーンも最強。
この時代で、すでにニューヨークの街並みが仕上がってることに驚く。
ストーリーは普通だが、「ティファニーには不幸がない」という台詞が印象的。
この作品のレイチェル・マクアダムスも最強だな。
こういう夫婦でありたい、といつも思わせてくれる。
カーチェイスの場面は流石の安定感。
ただ、監督を変えたことで、これまでのシリーズで培ってきた勢いがやや失われたか。
これほど続編のレベルが高いシリーズは珍しい。
続編への土台づくり、という点でも良くできている。
事件前を描くシーンは日常を切り取っているだけに、当然ながら平々凡々。
ただ、その分、スピーチにかぶさる事件後のシーンを際立たせている。
環境も大事やけど、その環境を作る人たちの強い意志や広い心も大事。
そう感じさせてくれる、爽やかな仕上がりに。
ホラーなシーンがやや過剰。
カメラワークと主演の演技力にもっと頼ってもよかったか。
ジョン・レノンやザ・ビートルズの曲の聴き方が変わりそう。
ポールとの出会いは普通な感じやけど、歴史的過ぎてハッとなる。
ストーリーはいたってシンプル。
踊るシーンも飾り気がなく、いたってシンプルだが、その分、胸に迫るものが。
炭鉱で働く家族に倣わず、夢を目指すパターンは『遠い空の向こうに』と同じ。
人生が走馬灯のようにー。
そんなシーンを見事に映像化したエンディングは催涙力高し。
ティム・バートンの描くクセのあるキャラクターが、そこにいい色彩を添えている。
「変化を尊ぶ」というフレーズが印象的な、心温まるヒューマンドラマ。ビル・ナイのジャケット姿は目を見張る。あんな風に歳をとれたら。
冗長で淡々とした中にも、生きることへの前向きなメッセージがいくつか。ラストはあっさりし過ぎな気も。
誰しもが胸に秘める、古き良きあの頃への想いにスイッチを入れてくれる作品。
歳をとっても観続けたい、あの頃に浸れるように。
前作のわかりやすさが一気になりを潜めることに。
防犯センサーをアクロバットでかわすのも、ジュリア・ロバーツに扮するのもイマイチ。
すなわち、トリックのしょぼさを、複雑な脚本でカバーしようとして逆効果に>>続きを読む
スタイリッシュながらも、どこか抜けている人間くさい部分もあって、最高にかっこいい面子!
道徳とは、倫理とは何かを問いかけてくる。
何が正しかったのか、この映画を観た後には未だに答えられない。
尺が短いが、その分、描写も足りてなかったような。
スピーチの内容はよく、ビーバーに魂が宿っていくかに見える演技力も印象的ではあったが。
エンディングはもとより、手を伸ばせば手が届きそうな、ちょっと頼りないヒーローもディズニーっぽい。
クスッとするシーンもあるが、グッとくるシーンも多く、バランスがよい。
ヒラリー・スワンクとキャシー・ベイツの演技が巧くて、しまる。
ファンタジー映画と見せかけておいて、エグいシーン多過ぎ。。。
そして、観終わった後は、「ファンタジーの要素、無くてもよくね?」という疑念が。
映画館で観た人を尊敬する。
続編でどう差別化をはかるのかやや気にはなるが、もういいかな。
ロンドンを舞台にした最近の映画が観たくて購入。終盤までは、クリスマスを前にした華やかなロンドンの街並みとエミリア・クラークの可愛さ以外に見どころないなぁ、と思っていたら、まさかの展開。「ラストクリスマ>>続きを読む
人間って捨てたもんじゃない、と思える作品。
ユーモアを交えるが、戦時中が舞台だけに重いシーンもあり、複雑な味がした。
途中ウトウトしたが、ちゃんと観たらもっとグッときたような気も。
カメラワークと音響が秀逸。
前線の塹壕をいくシーンは手に汗握らずにはいられない。
実話がベースとわかると、さらに重みが増す。
取引先だったP社の部長さんに勧められて買った作品。B級映画の王道といった作りで、SF映画へのオマージュがちらほら。何よりElectric Light Orchestraにのったエンディングが素晴らしい>>続きを読む
レスキュー隊員って本当に尊敬する。海の男たちの仕事への情熱よりも素晴らしく描かれていた。
あと、この頃のマーク・ウォールバーグはカッコええ。
誰しもが善の部分をもつ、というイーストウッドらしいテーマ。アラスカに向かう目的のくだりはグッとくる。イーストウッドの渋い演技はこの頃には既に仕上がっている。