着眼点はいいが、小説のエンディングが書き換わることによるのか、やや消化不良感が拭えず。
無駄を削ぎ落としたテンポのよい展開と、それを推進させるカメラワーク。トラボルタの狂気をはらんだ演技も◎。
ダニエル・デイ=ルイスとポール・ダノはキャリア一番の怪演。BGMが重苦しく、いい雰囲気を醸し出している。
子どもの成長、友情、親子の絆がテーマ。ただ、この手のテーマを扱うには余りにも非現実的な題材。スタンド・バイ・ミーくらいが丁度よい。
映画とは言いづらいので採点が難しい。一流のスタッフが集まっているため、キレキレ。ただ、ジャクソン5時代のシーンが一番かっこいいかな。終盤のMJのスピーチ、あんなことをさらりと言えるのは流石。
戦争の悲惨さとガダルカナル島の自然の美しさを巧く対比していると思うが、故に長ったらしい。この監督は1番苦手やな。
メッセージはあまり感じなかったが、ウディ・アレンの作品の中では1番笑えた。何より本人の演技が抜群に面白い。
改めて観ると、脚本がめちゃくちゃしっかり出来ていることに気付かされる。不朽の名作。ディカプリオは、やはりこの役が1番かっこいい。
内容もジョークのレベルも、続編の圧勝。ただ、映画ネタが散りばめられていて、映画好きにはたまらない。
わかる人だけわかればいい的なコンテンツは、映画に限らずこの先選ばれない。
序盤の人生を振り返るシーンと、終盤のアドベンチャーブックを開くシーンは、催涙弾直撃の名シーンで、アニメーション映画トップクラスに涙腺を緩ませる。
憎しみが憎しみを生む、という戦争の理不尽さを巧く描く。ブラピはこの役が1番かっこええ。にしてもディレクターズカットは長い、196分。。。21時半から観たが、途中100分の仮眠休憩。
本当の人間らしさ、に気づいて、それを実践していく物語。人は何歳になっても成長できる。
好きな部分を見るだけではなく、すべてを受け入れるのが愛、的な名台詞が。色んな愛の形を描く、テンポのいい群像劇。
サスペンスとしては今ひとつだが、ジャック・スパロウがベネチアに何故か降り立った、という設定に無理矢理変換すると、まあまあ楽しめるか。
結末を知っているが故に、日常の1コマすら重苦しい序盤と、事件発生後にひたすら続くスリリングな展開。ラストの軍への批判的要素は不要、ただただ乗員乗客の勇気に敬意を。
驚異の3割バッターでも7割は凡退なんだ、的な台詞とイーストウッドの演技力は印象に残ったが、内容はもう一捻り欲しかった。
Born Slippyの前座映像と言えるくらい、イントロがかかった瞬間ギアが一気に入る。
終始スリリングなのは素晴らしいが、その分ひたすらに重苦しい。予感0からの爆破シーンが3回もあって、心臓が止まりそうに。
結局奥さんの遺産で動物園を維持、というくだりで心が一瞬離れかける。ただ、開園、奥さんとの出会いの場所へ、実話ベースとわかるエンドロールというラストスパートが。エル・ファニングの笑顔もめちゃくちゃ素敵。
戦時中なのに、捨てたもんじゃない、というシーンが多く、人間の良心を描く。アベンジャーズのメンツが出演してて、オッとなった。
不気味なシーンの存在感が抜群。容疑者を事情聴取するシーンのスリリングさ、視線だけの演技の迫力は最高峰。
小洒落た誘い文句があったな、程度。ハビエル・バルデムの役は、前半カッコ良かったが、後半はやや情けなく映った。
少年の成長、がテーマ。みんな、ちょっとしたことがきっかけで成長してゆく。
世界観が独特なのと、色彩が濃ゆい。。。ウトウトしては、ビートルズの名曲に叩き起こされる、を繰り返した。
ラストのメグ・ライアンの表情が素敵。20年前は目新しい出会いの形だったはずが、時代の流れを感じる。
コメディではトップクラス。上司のキャラが最高に立ち過ぎている。ブラッドリー・クーパーは飛躍したなぁ。
ロンドンもの3連発目!明るいトーンの裏に見え隠れする、バッドなその後、がとても気になりつつエンディングへ。
前作より、リアリティが増したことで恐怖度、見応えがアップ。前作のようなほっこりシーンはなく、手に汗握る展開が続く。
意外に深いテーマが垣間見える。このご時世、感染ものはよりリアルに。ロンドンの街並みには、オッとなる。
演技派揃い、かつ現在と過去を行き来する構成でぐいぐい引き込んでくる。ベニチオ・デル・トロ、カッコええ。。。
ビデオレターのくだりはグッとくる。ビーチボーイズを筆頭にBGMも◎。
ほとんど共感できず。。。特殊なシチュエーションゆえか、ストーリーに厚みがないゆえか。