もこさんの映画レビュー・感想・評価

もこ

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初恋(2006年製作の映画)

3.5

切なすぎる初恋。
ハンドルをトントンする宮崎あおいの指が、好きな人から自然にうつった癖で印象にのこってる。

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

4.0

たしかに長いけど、観てよかったと思えた。時の移り変わりが、時のやりとりがわからなくなった瞬間もあったけど、あぁ、とつじつまが合うところがあるし、観終わった後にあったかいものがじわじわ出てくる。

ナミ
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.6

冴えない隙だらけのウォルターと思ってたけど、後半になるにつれて、すごくカッコよく見えてきた。白昼夢の癖もヘリに飛び乗ったところを境にパタリと終わり、現実世界に夢中になってたところがグッときた。

暗号
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アメリ(2001年製作の映画)

4.2

この作品のターゲットに、自分はかなり当てはまっちゃったんだと思う。女子にウケそうとよく言われてるけど、ウケた自分がまだ女子だったかもと逆に安心した。笑

噂のとおり、色合い、雑貨、家具、ファッション、
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.8

思春期×天体×映像美×RADWINPS。
観終わった後の爽快感たるや。

アニメ映画を映画館で見るのは久々。
泣けるっていう噂くらいで、あとの予備知識はない状態で鑑賞。話の途中でも、このあとどっちに転
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

4.0

高崎しほの声で淡々と積み重ねられてく言葉の羅列がすごかった。趣里という女優が演じることで、成るべき作品になったとも思った。

ただひたすらまっすぐに初恋を経験する少女の、ややマイナーな世界での一連の出
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.7

リーマンの悲劇、大恐慌、惨事が見事にこの映画にまとめられてた。

はじめは誰も信じない「まさか」の予言。徐々にその方向に帆が傾きはじめていくスリルがすごかった。

でも実際、予言が当たって儲けて喜んだ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.0

努力で奪い取ったトレーナー。あの時のイーストウッドの決断。モクシュラの意。

今ある現状が、いつどうなるかわからない。

ボクシングという競技は、パチンコとか競馬に比べ物にならない、相当大きなギャンブ
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.8

タイトルにだけ惹かれてなんとなく、ほんとになんとなく手にとって観た作品。

元難民、元少年兵という彼らが演じてるだけあって、はじめの何十分はこの映像はいつまで続くんだろうと思うくらいに、世界のリアルが
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.2

「闇」と「病み」を抱えてる目をしてて、痩せこけた顔と妙にマッチしてて、普段街を歩いてて見かけたら『できるだけこの人関わらない方がいいな』みたいなそんな人が主人公なもんだから、一体どんな映画なのかと、不>>続きを読む

約三十の嘘(2004年製作の映画)

2.5

片手間に見ちゃったのもあったけどな。
雰囲気、キャストはいいかんじです。

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.5

ペーパームーン。
まやかし。

アディの賢さに感服。
物事を知りすぎてます、この子。笑

1970年代だからこそ通じる、あの少女がタバコをスパスパ吸ってるシーン。気持ち良い。

オンボロの車だったり、
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

3.5

加瀬亮の役がはまりきっててよかった。
日本の警察や裁判所の表立ってない裏の姿が大いに表現されてて、映画なんだけど、かなりリアルな作品だった。そーゆーじめじめした部分が。

冤罪ってほんと満員電車に乗っ
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.8

最後は完全に嘲笑われた。
あ、そーゆーことか。と思ってたら…。
なんか悔しくて、2回鑑賞。

スリル満点のBGM、効果音。個人的に印象残ってるのはなぜか踊り狂ってるとこ。ハッカーって、なんでもできちゃ
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

4.0

なんだかんだやっと観れた。

家族。生まれてから死ぬまでの間、一番多くの時間を一緒にすごす家族って本当に特別なものだと思った。大人になるほど別居したりで仕事に打ち込んだり新しい繋がりや新しい家族に傾い
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

4.0

前作に引き続き好きです。
またほっこりさせられた。

サリーがしたことは優しさ。
自分を犠牲にして他人を助ける。
これできてないな自分。

腕ふりだけ速いカタツムリが可愛すぎました。繰り返しますが、可
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.2

驚いた。黒人奴隷は人間として扱われない。家畜として扱われて、ひたすらサトウキビを採ったり綿花を摘んだり。

実際こういう歴史があったのは事実だけど、あってはならない実話、ノンフィクション。観ていて本当
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幸せになるための27のドレス(2008年製作の映画)

3.5

女の人にうけるのがわかる。
男の人はほんとに単純だなぁって視点で見ちゃう。

27種類のドレスがどれもかわいい。
ブライドメイドの習慣たのしそうだなぁ。

ありがちな人間模様と、わたしとは少し離れた業
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.7

すごくよかった。

セカンドライフも一周して、心に空いた穴がビジネスだった70歳がインターンで職場復帰。

同時に、女性の社会進出って近年取り上げられる話題だけど、まさに女性CEOによるビジネスとプラ
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予告犯(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

途中少し退屈に感じる場面もあったけど、それもあとでわかる。

最後は少し切なかった。
みんながゲイツのせいにしたのも、生きろというメッセージを彼らなりに受け止めて、だからああやって言ったんだろうなぁ。
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.5

ヨロコビ、カナシミなど5つの感情が共存してて、頭の中でどの子が今担当してるんだろって考え出したらちょっと楽しくなった。

この映画を観てから、個人的にヨロコビがわたしのタイプだったのでヨロコビの担当の
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ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.7

伊坂×中村×濱田岳。
やっぱりこの組み合わせは引き込まれちゃう。

仙台が舞台で、よく行きなれてる風景にあぁ、と発見してふふふとなる。

いい意味で深く踏み込みすぎず、まだ気楽に見れる分類かなと。でも
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.7

なるほどなぁ。な作品。
謎がとけてく瞬間楽しかった。ああ、そういうことね、と。

ただ思ったよりも血みどろのシーンもあって、真夜中に観たのはちょっと怖かった。

現実に、動物問題は今もあるから、やっぱ
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.8

サクッと観れる。
兄弟愛に溢れる。
色合いが素敵。

シモンはお兄ちゃんのことを信じてて、その理由もよかった。

まだ続くかなと思ってたらスパッと終わっちゃって、まだこの先が観たかった。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

170分、インド映画、ミュージカル?集中できるかなー、と思いつつ、半信半疑でみなさんの評価を信じて借りた。

結果。
満点です。
ランチョー、ファルハーン、ラージュー、素敵でした。

これは見るべき。
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包帯クラブ(2007年製作の映画)

3.6

4年間住んだ高崎の地で、流れたハンバートハンバートとちょっと荒い画質の仕上がりが、ずるかった。

あの時は何の魅力も感じなかったのに、もっといろいろあの地で楽しんでおくのも良かったなとも思っちゃった。
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.0

ジュリアロバーツの演技力に感服。評価の大きな部分がそこです。

学生の時、映画館に観に行った。
あの時は社会人になって働いて自分で稼いだら、ここまで自由な旅できるようになるのかな!美味しいもの食べて周
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紙の月(2014年製作の映画)

3.5

リアルすぎてこわい(笑)

普段自分も宮沢りえと同じ仕事してる身として、少しでも感じたら終わりだと思ってた感情をあのとき彼女は感じちゃったから、もうあの瞬間に終わってたんだと思う。私は幸い絶対その感情
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.2

「はじまりのうた」っていうタイトル、登場人物ほぼ全員それぞれの「はじまり」が描かれてて、あぁここも、あぁこの人も、って謎が解けてく感覚だった。

それにしても、ダンとグレタの出会いのタイミングが素晴ら
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.8

気軽に観れる。
優しくて可愛くて思いやりのあるモンスターたち。
人間にもできないことができてるなあ。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.3

最高にかっこいいおじいちゃんだった。

だんだん心を開いていく変化にぐっときた。人間らしくて強がりで。ただ身体は、気持ちは、正直。

今身近にある社会の陽と陰の部分に光を当てたストーリー性にも惹かれた
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カラフル(2010年製作の映画)

4.0

正直、アニメを馬鹿にしてた自分がいたけど、その考えを後悔するくらい、シーンによってリアルな風景、事柄が妙に心の隙間に入り込んできて、気がつくと涙が溢れてた。

あり得ない非日常と、よくある日常。
うま
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.5

死を目前にした人間の生きるしぶとさが爽快に描かれていた。
締めのシーンも好きです。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

フィリップとドリス。
この2人が相棒になったのはフィーリング、ただそれだけだったんだと思う。

一見、ドリスは常識のないありえない介護人だけど、フィリップにとって別の相手には果たせない役割を果たす。
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

4.0

涙がこぼれた。
わたしはタイムトラベルはしないけど、今周りにいる人たちは永遠じゃなくて、命には期限があることを考えさせられた。
自分の母親と会えたシーンが印象的。
観れてよかった。

クロワッサンで朝食を(2012年製作の映画)

2.5

淡々としてて、結構ワンカットで長めにシーンが区切られてて、観てて疲れないけど、本腰入れて観るなら逆に疲れるかも。
全然ストーリーは違うけど、なんとなくかもめ食堂のような雰囲気を彷彿させる素朴感があった
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