高崎しほの声で淡々と積み重ねられてく言葉の羅列がすごかった。趣里という女優が演じることで、成るべき作品になったとも思った。
ただひたすらまっすぐに初恋を経験する少女の、ややマイナーな世界での一連の出来事が、おとぎ話のたくさんの歌とライブの光景と相まって、記憶に強く焼きついた。
おとぎ話は好きだから、好きな人にはいっぱい歌が聴けてそれも嬉しいかも。メンバーのセリフにはふふっとなっちゃったけど。笑
間合いの不思議さ、少しのサブカルさが残る、青春の一瞬を切り取ったような作品。最後の屋上でのシーンにも拍手。わずか１時間で思春期の彼らにとっての複雑さをうまく盛り込んでると思った。
