ちょこちょこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まず、ティンプーのイメージがだいぶ違った。
ウゲンが革ジャン着て友達とライブバーでたむろったりしてるのを見てるとどこの国かわからないくらい。

ノースフェイスのジャケットにゴアテックスの登山靴、ip
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またまたあぶない刑事(1988年製作の映画)

2.8

オープニングから無意味に片輪走行で犯人追いかけてて最高。

日比谷ラジオシティ、内装すごいなぁ!
東宝ツインタワーの建て替えでもう完全になくなっちゃったみたいだから、映像見れて嬉しい。

かおる君
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あぶない刑事(1987年製作の映画)

3.0

AKIRAとあぶ刑事の再放送ばかり見て育った幼少期。
舘ひろし演じる鷹山は初恋の相手かもしれない。
同時期に金田も好きだったけど、もしかしてバイクに乗る人が好きだったのかな…と今さら気付いた。

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話の話(1979年製作の映画)

3.9

ナジム・ヒクメットの詩。

ノルシュテインの記憶の断片。
ノスタルジックで暖かい場面もあれば、戦争が落とす暗い影もある。

雪の上に落ちた林檎。
鳥と肩組む青リンゴ坊やかわいい。

暖炉を見つめる
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

3.8

霧の中で出会う様々な動物達。
白馬と霧が美しい。
ヨージックにとって衝撃的な出会いだったと思う。

何かが近づくのをストリングスやピアノで表現する。

手土産無くしたあたりからのヨージックのリアク
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

3.3

アオサギ女子とツル男子による恋愛模様。

タンポポの綿毛の花束、素敵。

「嫁に来ないか?」

「あなたを引き受けますよ!」

ツル君の言い方がよくない。上から目線。
アオサギ女子も素直になれない
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キツネとウサギ(1973年製作の映画)

3.5

前作までのシリアスな作品と打って変わって、子供向け作品。

氷の宮殿素敵やなと思ったけど、キツネ女子がヒステリック過ぎて引く。

オオカミやクマやウシじゃダメで、意外にも鶏が役に立つという、おとぎ話に
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ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

3.3

ケルジェネツ河のほとりで行われた、ロシアとタタールの戦いにおいて巻き込まれた村の様子が描かれた作品。

14〜16世紀ロシアのフレスコ画、細密画が引用されている。

鐘の音が鳴り響く。
聖母のよう
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25日・最初の日(1968年製作の映画)

3.2

10月革命をロシアの様々な芸術家の作品をコラージュした作品。

静まり返るサンクトペテルブルクの宮殿広場。
アレクサンドルの円柱。

赤い民衆が押し寄せて支配者階級を襲う。

権力はソビエトへ
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(1997年製作の映画)

4.2

第一声は「シャオカンが垢抜けてる!」だった。

監督に説得されてる様はまさにツァイミンリャンとリーカンションの出会いのシーンみたいでなんかいい。

お父さんもお母さんも住んでる家も1作目と同じ。
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ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

3.6

「熱帯魚」のムチウチ先生出てきた。

ジャイ子みたいなリリー。
オシャレだし笑顔かわいいし、見てるこっちが幸せになる。
チーズケーキ、半分残してたのに視界に入るから結局食べちゃうリリーが愛おしい。
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

中学時代と言えば、学校のトイレの扉はしょっちゅう無いわ、電気のスイッチはだいたいぶっ壊されてるわ、先生同士でW不倫するわ、先生が担任のクラスの生徒と恋愛するわ…散々な環境だったおかげで私の人生いちふざ>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.8

ソフト持ってるけど、小さい頃に観てたテレビ版の吹替バージョンが久しぶりすぎて嬉しかった。

オープニングから最高。
フラッテリーママが記憶よりおばあちゃんだった。

当時はデータが好きだった
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愛情萬歳(1994年製作の映画)

4.2

ツァイミンリャン2本目。

リーカンションは毎度として、チェンチャオロンは前作にも出てたな。
前回の時は思わなかったけど、高橋一生にちょっと似てる?
メイはハイヒールももこ姉さんに見えて仕方な
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熱帯魚(1995年製作の映画)

3.7

加熱する受験戦争、格差社会、誘拐事件(警察が無能)などの問題を時にコミカルにポップに描いた作品。

万引き家族みある(こっちのが先だけど)

女性に執着するあまり、カミソリで女性を襲う思考回路
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

久しぶりに観た。
覚えてたのは名シーンばかりだった。

頭のいい子、頼もしいリーダー、臆病な子、少し変わった子…物語だからとかじゃなく、グループになるとほんとに上手くキャラが分かれるよなぁ…私の
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カップルズ(1996年製作の映画)

3.8

(某レンタルサイトで粘ること1ヶ月半)やっと観れた!

クーリンチェの少年達が出ててすごく嬉しい。
チャン・チェンのお父さんも出てるし、ヤンヤンのNJも出てる。 

登場人物達のそれぞれの思惑
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

配信終了ギリギリで観る。

古代ローマのプールみたいなのとか、エリオの家の中とか凄すぎてどうなってんのって感じ。
果樹園あったり、聖書になぞらえてるところが所々。

お母さんいつも煙草吸って
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鬼が来た!(2000年製作の映画)

4.2

コメディのような展開に安堵していると、突然後ろから頭をぶん殴られたような衝撃の展開に成す術もない。
それはあの村人達と同じかもしれない。

隊長出てきてからの緊張感ヤバい。
演じた澤田拳也さん
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アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

3.6

イザクの部屋に差し込む光が柔らかく美しい。
館のテーブルに置かれた金魚鉢、壁にかけられた鳥籠、雨が伝う窓、解けていく煙草の煙…それから鍬で耕す農夫たちの姿が愛おしい。

アンジェリカとイザクの夢
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伝説巨神イデオン 発動篇(1982年製作の映画)

4.5

テレビシリーズをレンタルで見始めたんだけど、続きがずっとレンタル中で見れなくて、我慢出来なくなって劇場版を先に見てしまった。

想像してたよりずっと素晴らしかった。

キッチン最期のシーンはコ
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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.9

今さっき会ったばかりの人でも、本当に心から真摯に向き合ってくれたら、相手の心を動かせるのかもしれない。

バディが声を掛けた人達は貧しいながらも家族に仕送りをしたり、アフガン戦争から逃げてきたり、
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.1

たった1日の出来事。
それは4人にとって、とても辛く苦しいものだった。
自分を庇うために容赦無く相手を傷付ける人ばかり。
実の親や娘、信頼してた友人や恋人から、これでもかと裏切られる。
観てる
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ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.0

小学生の頃だったか、友達と近所のレンタルビデオ屋で借りて見て以来。

え、こんな話だったっけ?
2見たのかな?どのみちピンヘッドしか覚えてなかったんだけど。
セノバイト云々というより、ジュリアが
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

3.8

虫や鳥の声、木々のざわめき。
森にいると聞こえてくる音が素晴らしくて、自分も森に居るかのような気分になる。
それは都会に長いこと住んでいると忘れてしまう音。

数年前、都会から帰ってきた。
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光陰的故事(1982年製作の映画)

3.5

1話目のほろ苦い初恋ストーリーも結構よかったけど、両親から冷たくされてるのは見てて辛かった。

そして、エドワードヤンの2話目がズバ抜けてよかった。
カーテンの透け感といい、白の美しさ。
陰か
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

4.0

シアダレ村が美しい。
白い土壁に青い窓、迷路のように入り組んでいて、屋根の上で野菜を干してたり、そこらじゅうにニワトリや山羊が歩いてる。
村の外には黄金の麦畑が広がる。

姿が見えない登場人物
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マリアの受難(1993年製作の映画)

3.2

不穏な空気から突如として現れるロマンスがもう今何を見てるか分からなくなる。

マリアのこれまでが辛すぎた。
生まれてからずっとだ。
ずっと過ぎて自分で忘れてしまうくらい。

虫のコレクショ
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恐怖分子(1986年製作の映画)

3.8

様々な不安を抱えながら、いつもと変わらない単調な生活を送っていたある日、ひとつの出来事がきっかけで予想もしなかった方へ転がっていく。

序盤にある、リーチュンの上司の噂話がリーチュンにほぼそのまま
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ビヨンド(1980年製作の映画)

3.8

ずっと見たかったの!嬉しい。

もうお話は破綻してるので、突っ込んだら負けみたいな感じ(突っ込みながら見たけどさぁ)

タランチュラに襲われるのがいちばん好き、あのシーン大好き。
執拗に顔面
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.5

少年ヤンヤンの家族、それぞれが抱える物語。
観ているこちらは、劇中昏睡状態にある祖母のような感じで、ただ家族の苦悩や恋愛をそばで見守るしかない。

NJが大田に最近昔の彼女シェリーと再会したと話
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四季~ユートピアノ(1979年製作の映画)

4.2

風、光、水、林檎、春、夏、秋、冬。

音の日記、栄子の声。

美しい映像と音で綴られた世界。
観終わってもなお、栄子の透き通るようなあの目が瞼に焼き付いている。
とても心に響く。

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2300年未来への旅(1976年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

シティの模型が大阪万博みたい。
70年代の未来都市ってこんなイメージだったんだな…レトロフューチャーな世界が観ていて楽しい。
カプセル型の自動運転車で移動、美容整形はレーザー施術で遠隔操作、ローガ
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ランド・オブ・プレンティ(2004年製作の映画)

3.0

ベトナム戦争による後遺症、移民、貧困…様々なアメリカの抱える問題が映し出されていた。
9.11以降、イスラム系青年を見かけただけで疑ってかかる。
外にばかり目を向けるポールと内の問題に向き合おうと
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

2.5

多分、小さい頃に観て以来だと思う。

何となく覚えていたつもりだったけど、ほとんど覚えてなかった。
昔観た時はティムバートンなんて知らなかったけど、今見たらティムバートン色全開だった。
時折挟
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