よびちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

よびちゃん

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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.9

ストーリーが面白い上にヴィジュアルのクオリティが高い。MCUにハマるきっかけとなった。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.4

アンソニーは娘アンにパリに引っ越すと言われ、しかし次は10年前から夫だと名乗る男ポールが現れる。自分の家、いや僕の家ですよ、アンはどこ?消えた男。夫などいない?スリリングで不思議。認知症の記憶、時間感>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

3.8

「ドリーム 私たちのアポロ計画」という邦題をつけて、ドリームってなんだよ、アポロ計画より前の話ですが?と不評だったのが記憶に残っちゃってる。1960年代にNASAで働く=女だから黒人だからと差別、偏見>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

淡々とイタズラの延長で盗み殺す。怯えたりしない。そういう人もいるよねという描き方。思ったより同性愛感なかった。踊る。解放の?やけくその?ダンス。

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.2

もうこういう映画で差別描写でイラッとするのにも慣れてしまい、このあと嫌なこと言われるんでしょとセンサーが反応するが、この映画は差別を夫との会話や面接のシーンでサクサク描いて、鍵になるのは男性も役割を決>>続きを読む

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.2

潜水艦ならではの楽しさ。潜るときに体傾けてバランス取る様子とか、ハイテクな囮で魚雷を避けたり。ロシア側も混乱して救出?つまりテロか宇宙人かモンスター?という予感から無茶だけど納得、でも斬新な展開。ネイ>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.2

連続殺人犯を魅力的な男として描き残酷なシーンはほぼ見せない。捕まったけどこの人本当に犯人なのかな、助けたい、会いたい、あれ?犯人かも……メディアを巻き込み冤罪を訴える自己顕示欲。裁判長の語りかける言葉>>続きを読む

小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.4

曲をもとに沖縄の青春を描く。このときの郷敦かわいい。いちばんいい山田杏奈?米軍基地があることを強調してるけど、主人公たちは対立しない。沖縄の人たちが優しいからここに基地を作ったらしいなどと言うほど。リ>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.8

窓に鏡置いてテレビを見るところ(実際には難しそうだけど)、扇風機のカバーを魚を焼く網にしているところ、ゼインとヨナスの可愛さ切なさにやられてしまう。お金を稼ぐため色々やるが、身分証すらない彼が生き延び>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.6

自動運転車や建物の近未来デザイン。事故と陰謀、チップ埋め込み。ステムは意思がありそうでただのAIアシスタントではなく不気味。
リーワネルもジェームズワンみたいにカメラ動かしまくるんだなと思った。
制御
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.6

鋭い嗅覚で持ち物や心情を察知する主人公。自然や動物と触れ合う姿から人間じゃないのではという予感が。怪しさと親近感のある謎の男に導かれる。芋虫。叫び。人間との違いが。森でのセックスは獣のよう。仲間に会え>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.6

高評価中国アニメ。猫かわいい。めっちゃ猫の動き。絵が可愛くてビョンビョン動く。フーシーと冒険するのかと思ったらムゲンと過ごすとは。話も動きも速いので気を抜くと置いてかれる。不穏な空気や余韻を作らず、リ>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.0

タルコフスキー。いま何を見せられてるのか、セリフがなんの話なのか掴みかねるけれど、映像が語りかけてくるようで、まさに映画の詩人。いつカットを割ったの?と思うくらい、ワンカットで異世界に連れて行かれる。>>続きを読む

ストーカー(1979年製作の映画)

4.3

タルコフスキー。隕石かなにかで不思議な空間が出来てゾーンと呼ばれています。調査に行った兵士は帰ってきませんでした。願いが叶うという「部屋」があります。という冒頭の説明だけがSFで、基本的には草原や廃墟>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ遊んでる。変なポーズ対決。音楽の軽快さと音量調整じゃなくてブチ切りする大胆さ。間接照明を傘みたいに持つの楽しい。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.9

抽象的でわけわからないんだけど車と服がかっこいい。こういうことやりたいけどやったことないよね、な遊びを撮って繋ぎ合わせ最後には破滅させるような話。

情事(1960年製作の映画)

3.9

アントニオーニ。アンナが消え、恋人サンドロと友人クラウディアが恋に落ちる。序盤からかっこよすぎて、気になることが多くて何度も戻して見てしまう。巧すぎる映画にある、頭に入ってこないやつ。町中も海も綺麗。>>続きを読む

戦場にかける橋(1957年製作の映画)

4.3

見るハードルを高く感じていたが、いざ見てみれば軽快で楽しくて傑作。日本軍の捕虜になったイギリス兵たちの辛い境遇ながらも小馬鹿にしたような態度。橋建造という目標で対立し和解しまとまる。斎藤大佐までもうっ>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.8

call me by your name系統の綺麗なBL映画。ひと夏の恋。死の物語。相手の気持ちを勝手に想像して恋してたんでしょって痛い一撃!

スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.8

神経質な小説家サラが出版社社長ジョンの別荘で気分転換をはかるも、出くわした娘ジュリーの奔放さに乱される。落ち葉だらけのプールを泳ぐシーンをはじめ、ジュリーが綺麗。あんなに落ち葉があったら虫もめちゃくち>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

コミカルで危険や物理を無視したアクションがアニメらしいが、渋い物語でもある。ルパンが若い頃助けられた少女と再会し惹かれ合うが、年の差や立場の違いを強調し別れることになる流れ。変装を駆使したシンプルだけ>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.9

リズムが合わなくて寝た。話が進むとどんどん面白くなる。
馬に乗り銃をぶっ放す酔っぱらい。ブラスバンドと舞う札。壁に映る影。これだけで面白い。空襲で破壊される動物園。規模デカッ。空襲なのに「空腹で死にた
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

3.6

息子と暮らす中年女性の生活を長回しで。退屈だけど徹底して生活を撮るので発見をして楽しむしかないモードになる。でも集中が続かないので1日目、2日目の時点で徐々にズレていくのに地力で気付かなかった。映画館>>続きを読む

魅せられて(1996年製作の映画)

3.4

ベルトルッチこういうのもあるんだ。リヴ・タイラー綺麗。ワンピース水着えろい。実の父を探しにイタリアの田舎に来た彼女に興味が尽きず下心を持ちつつ話したりパーティーしたりする村の人。それだけだがずっと見れ>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.6

溥儀の人生を描くとなるとしんどいんだろうなーと思ったけど予想外にサラッとして楽しげで、その戦争との距離感が不気味。華やかで空っぽで人だらけの紫禁城。中国には居場所がなく満洲の皇帝として担ぎ上げられるが>>続きを読む

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

3.7

とにかく美しい。構図もそうだけど、こんな町並みが残る国で撮った作品に日本の映画が勝てるわけない。だいたい燃えたか建て替えられたもん。
父アトスの死の真相を追っていくと現在と過去が入り混じり、不気味では
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草の上の昼食(1959年製作の映画)

3.6

ジャン・ルノワール。人工授精を広めEU大統領まで目指す驕った科学者が恋をして考えを変える。テレビは白黒だけど映画はカラー。突風のありえない強さやコミカルな追走が楽しい。ヤギ使いのジジイ何なん。

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.5

意外とゆるサスペンス。さらっと人死ぬし失敗が間抜けで、緊迫感がないのに緊迫感がある。カメラ動かさなくても編集バキバキにしなくてもかっこいい。

オルフェ(1950年製作の映画)

3.7

行って帰る物語、見るなの禁の神話を50年代を舞台にアレンジ。逆再生や鏡の中へ入る演出がかっこいい。鏡はマトリックス、重力の向きが変化してふわっとするシーンではインセプションへの影響を感じた。テーマも似>>続きを読む

(1960年製作の映画)

3.7

脱獄のために穴を掘るだけなのだが、画面から目が離せなくなる。ガンガン音を立ててセメントを叩くのが妙に面白い。刑務所というシチュエーションがモノクロに合っている。

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.5

モハヴェ砂漠にぽつん。黒人、ネイティブアメリカン、白人が入り混じるモーテルカフェに、ドイツ人が迷い込む。じわじわと仲良くなるのが良い。ブーメラン実際に投げたら怖そう。映像が語る。共感しないし好みではな>>続きを読む

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.6

クラシックかと思ったら1990年。少年時代の経験から床屋フェチに目覚めた男。赤毛のひとは体臭が強いって初めて知った。マチルドの撮り方が、乳首すら見せないのにエロくて、これはこれで巨匠ですねと思った。変>>続きを読む

スピード(1994年製作の映画)

3.9

キアヌかっこいい。暴走バスのワンシチュエーションかと思ってたら、冒頭からエレベーターを巡る攻防とバス爆発披露がありすでに面白い。
暴走バスに途中乗車するキアヌとお兄さんのやり取り好き。車や障害物を壊し
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パラドクス(2014年製作の映画)

4.0

こんなおかしい映画初めてだ、そう思える久々に新鮮な衝撃を受けた一本。
無限ループする空間に閉じ込められるシンプルな設定だが建物全体ではなく非常階段だけ!低予算にしてもそんな攻めた話どう展開するの?と思
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

有名小説でドラマ化もされているという。めっちゃ面白かった。リンカーンという車に乗ってLAを飛び回る弁護士。依頼人の秘密を守り弁護するが黒い手段も厭わず無実を救い悪を裁こうとする。過去の事件や検事、刑事>>続きを読む

スーパー!(2010年製作の映画)

3.7

ジェームズ・ガン。撮影の低予算感の割にちゃんと見やすいしどう撮ったのか分からない手の混んだシーンも。この作品のあとブレイクしたとかじゃなくて普通に豪華キャストで驚く。
赤いスーツとスパナでヒーローにな
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