大きな事件が起こる訳ではない。ただただ大豆田とわ子と3人の元夫の日常を描いているだけだ。にも拘わらず、会話の妙でこんなにも面白くなる。
この作品は、上手くいかないこともある、辛かったり悲しかったり、そ>>続きを読む
震える程面白いという訳ではなかったが、事件のバリエーションの豊富さ、それによって伝えたいメッセージ性も明確で、安定をした作品だったと思う。
音楽も何気に良く、毎話「職権を発動します」からあの音楽が流れ>>続きを読む
「これで、察庁の悪魔は死んだ。お帰り、漣」
最後の最後で脚本のチープさが際立ってしまった印象。復讐劇かつ出世争い物である以上、ベタというチープさは寧ろ作品のいいスパイスになるし、現に最終話の1話前まで>>続きを読む
珈琲に纏わるヒューマンドラマがメインの作品かと思いきや、話数が進むにつれ、ヤクザ物になり、前半と後半では趣が変わった。個人的には徐々に面白くなっていった印象。
黒髪と金髪両方の中村倫也を堪能をすること>>続きを読む
アメリカのシンボルである存在を白肌でも金髪でも碧眼でも無いサムが引き継ぐことの意義は想像以上に重く、今の時代にこそ相応しい作品だった。
ラスト、タイトルがファルコン&ウィンター・ソルジャーからキャプテ>>続きを読む
ところどころで価値観やセンスの古さを感じる瞬間はあった。
だが、タイトルから思い描くだろう内容とは異なり、母娘の絆を中心としたヒューマンドラマの側面が強く、碧とゴンちゃん、空と光、それぞれの友情とも恋>>続きを読む
第1話こそ、学校内で生徒が起こした事件であっても犯罪として取り締まる展開に、胸のすく思いがして、その後に期待を寄せたのだが、話数が進むにつれ、提起をされる問題やその解決方法の薄っぺらさに、どんどん尻窄>>続きを読む
2021年冬ドラマの中で最も毎週続きが気になった作品。
入れ替わりに生き別れの兄弟と、ドラマを構成をするパーツはありきたりながらも、脚本や演出が上手く、中弛みをすること無く最後まで魅せてくれた。
何よ>>続きを読む
NHKだからこそできる丁寧に作られた良質なドラマだった。
倫理(哲学)を、他者への説教や他者に持論を押し付ける道具とするべきではないが、答えの出ぬ問いを考え続ける指針にはなり得るものであり、そのことを>>続きを読む
ワンダのスカーレット・ウィッチとしての覚醒の物語であり、SF的世界観の強化人間からファンタジー的世界観の伝説の魔女へと視聴者の認識を変える為のシリーズなのだろうと感じた。ドクター・ストレンジ続編に向け>>続きを読む