あかのさんのドラマレビュー・感想・評価 - 2ページ目

あかの

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VIVANT(2023年製作のドラマ)

3.6

キャストが豪華な上に、日本のドラマとしてはかなり大掛かりな作りだった。
第4話、第7話辺りの急展開は見応えがあった。
ラストは続編を匂わせて終わったが、乃木の背景が既に明かされている以上、続編を面白く
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シッコウ!! ~犬と私と執行官~(2023年製作のドラマ)

2.6

執行官って出来高制なのかとか、子供も執行対象になるのかとか、執行官という仕事について今まで知らなかったことを知り得たことは大きな収穫。
唯、第6話の栗橋の言葉ではないが、債権者が自分の権利を回収をする
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彼女たちの犯罪(2023年製作のドラマ)

3.2

ツッコミどころが無い訳ではないものの、ラストまでそれなりに楽しめたドラマ。
第7話のラストから一気に物語が動く、それまでのミスリードが巧みだった。
3人の女性の中で、繭美だけは、自己顕示欲が発端となっ
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最高の教師 1年後、私は生徒に■された(2023年製作のドラマ)

2.6

「すっごい言ってることは分かるんだけどさ、やっぱ動かないんだよね、俺の心」
私自身、毎回毎回の説教を、言っていることは分かるし、正論だとも思うが、でも、心にはほとんど響かないんだよなと思いながら観てい
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何曜日に生まれたの(2023年製作のドラマ)

3.4

ラストは少し強引に風呂敷を畳んだ感もあったが。
ロマンティックな御伽噺的に。
唯、公文役の溝端淳平が非常に素晴らしく、それだけで観て良かったと感じた。

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CODE ー願いの代償ー(2023年製作のドラマ)

3.2

序盤こそ緊迫感があり求心力もあったものの、中盤以降はCODEの任務で襲われたり邪魔をされたりの繰り返しで展開が単調になっていたし、最終的にAI絡みの良くあるオチで、唯、ハッピーエンド(ではないが全て解>>続きを読む

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シークレット・インべージョン(2023年製作のドラマ)

3.0

全てフューリーのせい。なのに、ラストも、地球を混乱状態のままにして宇宙に戻ってしまうとは。
ローディやロスもいつから入れ替わっていたのか。いつ入れ替わったかによって過去作の見え方が変わってきてしまうと
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週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~(2023年製作のドラマ)

3.0

登場をする宿が、食事がビュッフェの宿中心ではあったものの、何処も素敵だった。特に、第4話の宿に惹かれた。
子無し夫婦の葛藤も描かれてはいたが、30代ならばともかく40代の夫婦では、現実問題として、流石
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夫婦が壊れるとき(2023年製作のドラマ)

3.0

意外とあっさりとしたラスト。稀に見る救いようの無いクズ夫だったので、もっとギャフンと言わせて欲しかったところではある。
リメイク元のイギリス版とは結末が異なるらしく、そちらも気になるところ。

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あなたがしてくれなくても(2023年製作のドラマ)

3.8

結局のところ、レスだとか不倫だとかの問題ではなく、相手とどんな夫婦になりたいのか、どんな家族を築きたいのか、ヴィジョンの共有ができているかが何よりも大切、それだけの話。
Twitterで感想を読んでい
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ラストマン-全盲の捜査官-(2023年製作のドラマ)

3.8

最終話の大泉洋の泣きの演技が最高で涙腺が決壊をした。
皆実と心太朗の会話のテンポも良く、バディとして関係性のバランスも良く、1クールを通して安定をして面白かった。
S2もあり得るラストだったので、でき
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ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と(2023年製作のドラマ)

2.0

あの環境下で腹部を刺されたにも拘わらず助かった加藤、権力を失った途端完全に存在の消えた山本、未来に6号車の乗客達を置き去りにした上に隕石衝突に備えて自分達だけで避難をしようとする5号車の乗客達、登場人>>続きを読む

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ソロ活女子のススメ シーズン3(2023年製作のドラマ)

3.8

思い掛けず深かったのが、第5話のサンリオ回。まさかこの回で多様性や戦争の話が登場をするとは思わなかった。キティちゃんのデザインにそんな意味があるのも知らなかった。
第8話の遊園地の妖精再登場や第10話
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unknown(2023年製作のドラマ)

3.2

最初はただのトンチキドラマかと思いながら観ていたが、いや、最後までトンチキドラマ枠には違いなかったが、何やかんや言いながらも考察ドラマとして楽しんだ。
主演2人よりも町田啓太が全部持っていった感がある
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かしましめし(2023年製作のドラマ)

3.0

3人が3人共少し上手くいっていないときに一緒に暮らし始めて、そこには軽度の共依存的側面もあるのかもしれず、それ故に、あのまま一緒に暮らし続ければ、共依存がもっと堅固なものとなり、相手の幸せの為であって>>続きを読む

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スタンドUPスタート(2023年製作のドラマ)

2.4

もっと序盤の回から義知とバチバチにやり合って手強い敵として描いていれば話は別だっただろうが、最終話の入札で勝ったとて、物語としてのカタルシスはあまり無い。半沢直樹等とは目指す方向性が違うからなのだろう>>続きを読む

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ダ・カーポしませんか?(2023年製作のドラマ)

1.8

デスゲームとは言え、攻略法無しの運頼み、脱落者の順番も、視聴率に影響を及ぼしそうな人気やネームバリューから、ある程度の予測が可能となれば、次はどんな悪趣味な殺害方法になるのか以外は単調で見どころも少な>>続きを読む

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女神の教室~リーガル青春白書~(2023年製作のドラマ)

2.8

受験ドラマと法律ドラマのハイブリッドといった内容で、この2つを掛け合わせているところに少し目新しさはあったものの、最後までどうにも緩急の無いドラマだった。
もっと主人公を中心に据えた全話を通した物語の
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Get Ready!(2023年製作のドラマ)

3.2

エースのブラック・ジャック風の髪色だったり、エースの「ゲッレディ」だったり、なかなかのトンチキドラマ振りではあったが、意外とグッとくるエピソードも多く、私は嫌いではなかった。
最終話のジョーカーが格好
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100万回言えばよかった(2023年製作のドラマ)

3.2

死んだ恋人が幽霊に…といった単なる切ない恋愛ドラマだったとしたら観ていなかったと思うが、事件を追うミステリパートと、コメディを担う松山ケンイチの演技の巧さのお陰で、面白く観ることができた。
兎にも角に
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6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱(2023年製作のドラマ)

3.4

ぽんぽんと遠慮の無い言葉が飛び交う3人の掛け合いが心地いいドラマだった。幽霊の父親の登場、母親との確執等、決して何も起らない訳ではないが、メインはやはり日常の会話にこそあり、その会話劇を観ているだけで>>続きを読む

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THE LAST OF US(2023年製作のドラマ)

4.2

ゲーム未プレイ勢なれど、依頼を受け目的地へ向かい、行く先々でトラブルに遭い、また次の目的地へという展開は、確かにゲーム的だと感じた。
最終話の虐殺シーンに於ける音を抑えた演出も、まるで自分がジョエルを
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大病院占拠(2023年製作のドラマ)

1.8

日本のドラマのダメなところの煮凝りみたいなドラマ。このチープ感を楽しめるかどうかが肝なのだろうが、こういうテロを扱ったドラマをトンチキドラマとしてしか作れないのが邦ドラマ界の限界という感じがして、悲し>>続きを読む

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夫を社会的に抹殺する5つの方法(2023年製作のドラマ)

3.0

インパクトのあるタイトルの割には、後半になって失速をした印象。一部意外性のある展開もあることにはあったが、いっそサレ妻の復讐劇に徹した方が盛り上がったような気はする。
モラハラ夫役の野村周平が、こうい
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大奥(2023年製作のドラマ)

3.8

ドラマオリジナル要素を混じえつつも、原作の持つ芯の部分は決して失わず、原作ファンの立場からしてもいい実写化だったと思う。
キャスティングも、水野を除けば、皆素晴らしかった。叱責をする際の迫力と格好良さ
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ブラッシュアップライフ(2023年製作のドラマ)

4.4

大きな伏線の回収は勿論のこと、別に回収をしないならしなくとも構わないような小ネタの伏線までもをしっかり掬い上げ落とし込んでいく脚本に、脱帽。
後半はタイムリープ物らしい壮大なミッションを抱えながらも、
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ヒヤマケンタロウの妊娠(2022年製作のドラマ)

3.4

男女の立場が入れ替わることで、現実の女性の生き辛さを浮き彫りにしつつ、マイノリティに対する世間の目、アップデートをされぬ古い価値観も描きながら、ラストは、男だとか女だとかを超えて、個としてどう自分らし>>続きを読む

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三千円の使いかた(2023年製作のドラマ)

2.2

原作既読組だが、キャスティングが原作を読んだときの個人的イメージからは大きく掛け離れていた。
原作と異なり、琴子が同居をしていることにも、不満を覚えた。原作では、生き甲斐という側面のみならず、貯金があ
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ワタシってサバサバしてるから(2023年製作のドラマ)

2.4

原作は未読ながらも一時やたらと広告で見掛けて知っていることは知っているワタサバ。
回が進む毎にコント感が強くなっていき、そのせいで逆にどんどんつまらなくなってしまった。
網浜のことも結局最後まで好きに
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I’m Tee, Me Too/アイム・ティー、ミー・トゥー(2020年製作のドラマ)

3.0

ワーティーの家が凄く素敵。母親が亡くなってローン返済が滞るぐらいだから、決して裕福な家ではないと思うのだが、タイだとそれでもあんな立派な家に住めるのだろうか。それとも、日本のドラマでも不相応な家に住ん>>続きを読む

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君、花海棠の紅にあらず(2020年製作のドラマ)

3.8

戦前の空気感が伝わってくる彩度を抑えた映像が美しい。
そして、二旦那が格好いい。洋行帰りだからか、周囲とは異なり洋装を身に纏っている。三つ揃えのスーツにハット帽、この時代のクラシックな装いって本当に素
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チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)

4.6

当時はまだ子供だったものの、それでも事故の一報に世界中が驚愕をしたことだけは記憶をしている。
何が原因だったのか、どう処理が為されたのか、今まで知らなかった詳細を知り得たことがまず大きい。最終話の裁判
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鎌倉殿の13人(2022年製作のドラマ)

4.2

最終話、まさか来年の大河ドラマへの橋渡しで始まるとは何と心憎い演出。
義時の最期は、報いを受け同時に報われもした最期。政子の、鎌倉の為に子を殺された母としての憎しみと、鎌倉の為に手を汚し続けなければな
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PICU 小児集中治療室(2022年製作のドラマ)

3.4

小児集中治療の現実や医者の限界を、決してお花畑展開にはせず丁寧に描いたドラマだった。
唯、最終話に関しては、その辺りが少しふわっとしていたと言うか雑と言うか、懸念だったドクタージェットの件もあっさり解
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ジャパニーズスタイル(2022年製作のドラマ)

2.8

観客を入れていることも含めて、ほぼ舞台、生で観たら面白いのかもしれない。
海外のシットコムみたいのを、ジャパニーズシットコムとしてやりたかったのかもしれないが、最後まであのノリには付いていけず、キャス
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エルピス—希望、あるいは災い—(2022年製作のドラマ)

4.2

個人的に2022年秋ドラマの中で最も考えさせられた作品。
斎藤の言わんとするところは、要は最大多数の最大幸福であり、政治等社会の中枢に携わる人間にとっては何よりも重要視をすべきことで、でも、なら、その
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