susukiさんの映画レビュー・感想・評価

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アイアンクロー(2023年製作の映画)

5.0

震えを伴う泣きがきた。他の人も号泣していた。
事実の先を描いたラストに連なるシーンは、作り手の祈りが垣間見えた。なんて優しい映画なのだろう。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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マンハッタン計画の映画だと思って観に行ったら、ちょっと思った感じと違った。
時系列フラッシュと意味深な伏線を畳み掛ける感じは、クゥ〜ッ!これこれ!とならざるを得ない。
途中でオッピーが幻視する原爆の描
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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スクリーンで大っきいちんぽが見れるよと教えてもらい急いで観に行った。
地獄のような2時間半の末にちんぽが出てきた。
ちんぽは大きかった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

5.0

コンセクエンスの邦題…最高ですね…

まずヒロユキが出てくる大阪パートがサイパーパンク感満載で、”序盤からどんだけ飛ばすんだ”と思いきや、それ以降もアクションと音楽がどんどんインフレーションしていって
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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フライト中、寝るためのフィラーとして流してたら存外面白くて普通に観てしまった。
海岸で見送るシーンの長回しと石ハウリングのシーンで吹いた。

AIR/エア(2023年製作の映画)

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アディダスの創業者がナチとは知らなかった…

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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スーパーマリオTVショーで流れてたマリオラップで始まるのすごい好きです。
ジャックブラックの歌のシーンは、部屋でギター弾きながら一人で悦に浸ってるときに突然家族に闖入されるような居心地の悪さを感じて吹
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

5.0

あまりにも面白過ぎる。
“鍵”というマクガフィンをめぐって様々な勢力が争うという、すごい王道のストーリー。
インディジョーンズにしても、ガンダムUCにしても、やっぱりこの型が一番面白い…。

一方で、
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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脈絡なく作家の狂ったビジョンが展開され続ける感じはリトルニモの冒険を思い出した。至るところの表現の描写が過去のジブリ作品っぽいし、白昼夢のような展開も相まって、落日の最中にあるスタジオジブリの走馬灯を>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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実際のKtxのったら本当に茹で卵食ってるおばちゃんいるんだよね

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

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内容的にはロッキー2、5、ファイナルを合わせたような話だったけど、コンランとかドラゴとか出てきて正統続編って感じがしてよかった。
順調にシリーズ化していってるみたいですごい。
それにしても最後のアニメ
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RRR(2022年製作の映画)

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2期続くアニメを一気見したような満足感が得られる。
無学なのでエンドクレジットの解放闘士は一人もわからなかったけど何らかの政治的なニュアンスを感じる

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

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いいラブコメだったけど、
俺と同じような風体のおっさんが俺と同じようなタイミングで身悶えてて心底おぞましい映画体験だった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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始まって1時間半くらいは腹よじれるくらい笑えるし、映画史に残るとてつもない作品なんじゃないかと思えるドラッグムービー。
ソーセージのくだりは、あんなにくだらない展開が、後半になってくるとしっかり泣ける
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

よかった。
丁寧に積み重ねられた演出で登場人部の心情、背景、ストーリーを語りこんでいく、とても純映画的な映画。
コロナ禍の空気感を描いた映画としても、茜色に焼かれるを超えて、現状最高峰なのではないだろ
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

現代版”ブレックファスト・クラブ”として、凄まじい出来の作品。

中高生くらいの時って、学校とか家族とか社会単位が極めて狭くて、そこでのけものになった時の地獄は、逃げ場がない分大人以上にキツいものがあ
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呪詛(2022年製作の映画)

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ファウンドフッテージものなのに、音楽を乗っける神経を疑う。
本当に世界を呪ってやるという気概が一ミリも感じられない。
まだ去年末のBSテレ東のモキュメンタリーの方がマシだった。

26世紀青年(2006年製作の映画)

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下ネタと不謹慎ギャグを盛りに盛った未来世紀ブラジルといった趣向の映画。
悪役が運転する巨大ディルドーザーに、ペニバン付きのセダン車で立ち向かうシーンは涙なしにはみれなかった。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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バルト9のドルビーシネマで鑑賞。音響は結構すごい。
全編ハイフレームレートなわけではなく、24FPSのシーンも結構混ざるので、PCゲームのベンチマークを見てる気分になる。
ストーリーも割と意味不明で、
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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全く原作読んでない状態でみたので、どっちが勝つかすごいハラハラしながらみれてよかった。
一本の映画としてすごいよくできてたので
あとで漫画だと桜木花道が主人公と聞いておったまげた。

セブン(1995年製作の映画)

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見るたびにモリモリ元気が湧いてくる最高の映画。
市川崑いわく”スクリーンに大きく顔が映るのに瞬きなんかすると、それで一つの芝居になって新しい意味が生まれる”と、春日太一さんの本で読んだけど、
その文脈
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

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足し算しかできない男マイケルベイの真骨頂。ロストエイジでシュールの領域まで踏み込んだ過剰なアクションシーンは、一周まわってエメリッヒ的90年代大味SF大作っぽいノリに回帰してるのが何とも感慨深い。ボー>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これ面白かったっす。
シチュエーション一発勝負の映画かと思いきや、割と丁寧に脚本が練られてて無駄なシーンはあんまりない。
ちなみにインフルエンサーがSNSを駆使してあの手この手で助かろうとする…みたい
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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朴正煕暗殺の実録本原作。事件の概要や歴史的な意味は前提として見てください、な映画。政治劇としても、コンゲームものとしても、ブロマンスとしても、超レベル高い。

ソウルに戦争記念館という施設があるが、こ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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ありし日のチャドウィック•ボーズマンが次々に投影されるマーベルロゴでもう涙腺がだめだった。
クリードやフルートベール駅でを思わせるフラッシュカットが多い。
クーグラー監督が一貫して持つ”収奪される側へ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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剥いても剥いても中身は空洞だが、条件反射的に涙が出てくる玉ねぎみたいな映画だった。
近作二作よりは、”ほしのこえ”、“星を追う子ども”のあたりで描かれた「現世と常世」をめぐるいかにも昔の新海っぽい話だ
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画家と泥棒(2020年製作の映画)

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撮れ高と劇映画的構成が極めてレベルの高いところで併存する恐るべきドキュメンタリー。
見るもの、見られるものの関係性の変化が、一枚の絵に収斂していくエンドの切れ味のよさがすごい。
ところどころ重要なシー
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

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予告が非常に気になっていたのをようやくみれた。
燃ゆる女の肖像が異常なまでに緻密に組み立てられた傑作なのに対して、こっちは色々なことがふんわりと提示されていく白昼夢のような映画だった。
体の調子があま
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

IMAXレーザーGTで鑑賞。
眼前を全て覆うIMAX映像もさることながら、映像規格の違いでシーンに意味を持たせる演出が新鮮。見てる間ずっと幸せだった。

お得意のシチュエーションスリラーかと思ったら、
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

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俺たちの木村文乃が”行くぜ東北”的な全盛期の愛らしさをふりまきながら、暗黒ホームドラマ時空で爆速で曇り散らかしていく。

それぞれの孤独のありようが多い上にあまり掘り下げられていかないので、個人的には
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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音と画角の演出が極めて研ぎ澄まされている。
主人公の行動によってどんどん悲劇的な方向へ加速していくが、突き放してもないし、寄り添い過ぎてもいない絶妙な距離感。”ちーちゃんはちょっと足りない”を思い出し
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

1.0

シリーズとして歴史的な一線を超えた前作のラスト。
そこて広げた風呂敷に対してあまりにも不誠実なストーリーだった。
鑑賞記録つけてからぶっちぎりのワースト。

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