susukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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オールド(2021年製作の映画)

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“私たちはプロムも参加できない。卒業式も参加できない” 閉鎖された世界で何もできないまま時だけが過ぎていく、このコロナ禍に刺さる寓話。

シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

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入江監督、クラファンで自主映画作ってるというツイート見かけてたけど、想像以上にインディーだし、テーマ性に対していい意味で小さくまとまっていて、スカッとする作品でよかった。スタンダードサイズの日本映画を>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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ゲームメディアのIGNがテレビ局並みの放送波を持っていて、渋谷から中国の路地裏までワールドワイドに中継されているというイカレた世界観。

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

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松坂桃李の迫力がすごい。モックンの昭和天皇もカッコよくてよかった。とはいえ、天皇は最初から終始、終戦論者として描かれていて、ここまで聖人だったのか?と疑問も…。
この手の映画にしては2時間ほどとテンポ
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あゝ決戦航空隊(1974年製作の映画)

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主演の鶴田浩二は言わずもがな、脇役に至るまでスターキャストで、演技の気迫が尋常ではなかった。

印象的だったのは、墜落した飛行隊員の遺体を収容する場面。この手の戦争映画でもあまり描かれない側面の話で、
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

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面白かった。権力の恐怖を抽象化したパラノイアな世界観が怖い。
原作のゲーム、何かのインタビューでサイレントヒルに影響を受けたと制作者が話していた。
当時はピンと来なかったけど、なるほど確かにクリーチャ
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

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芥氏の登場〜天皇論のあたりから一気に面白くなっていく。
正反対の立場ながら対話を繰り返していく両陣営、“言葉が媒介として機能していた最期の時代”という証言には膝を打った。
世俗へと回帰しながら身の回り
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

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人死にの出る”こち亀”みたいな話だった。
行き当たりばったりで最悪な方向に突き進んでいく感じは、ペイン&ゲイン、冷たい熱帯魚みたいな超悪趣味なコメディ。
あっと声を上げてしまうラスト、そこからの無常観
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めし(1951年製作の映画)

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序盤、原節子が映る全ての場面で、何かしらの家事に追われているあたり、
淡々と変わらない日常が積み重なっていくことの地獄感が伝わってくる。

女が家に縛りつけられることへの単なる問題提起で終わらないこと
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トップをねらえ2! 劇場版(2006年製作の映画)

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1+2の2作品だけで、平成アニメ史を俯瞰できるようになってるのは、当時のガイナックスの隆盛を象徴してるようにも思う。

泥の河(1981年製作の映画)

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小学校時代、貧乏だった同級生のことを思い出した。仲は良かったんだけど、お互いの家に遊びに行くうち、それぞれの家庭環境•境遇の違いに気づいていって、疎遠になっていった。そんな心の棘を思い返させる映画だっ>>続きを読む