お伝さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

お伝

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ハンテッド(1995年製作の映画)

4.0

原田芳雄(剣の達人)とジョンローン(忍者)が闘っている絵、新幹線の中で夏木マリ(忍者)と原田芳雄が闘っている絵、、、なんかいろいろおかしいし、画面に対象物を入れただけのひどい撮り方もあるし、そこはかと>>続きを読む

キャバレー日記(1982年製作の映画)

4.5

面白い!軍隊式にスタッフを管理してて、軍艦マーチが流れるパチンコ屋のような何でもありの(本番含)ピンクキャバレーの話。
源氏名はみんな芸能人の名前笑。禁止されているスタッフ間の恋愛など、ちょっと切ない
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火まつり(1985年製作の映画)

4.0

光男節が炸裂。
熊野一族7人殺害事件がモデルなので子供まで殺されて凄惨としか言いようがない内容ですが、表現が柳町光男らしさ全開。
開発される田舎の風景、森のザワザワ、ヤンキーのバイク並走、生理的なセッ
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旅するパオジャンフー(1995年製作の映画)

4.0

葉さんの息子カップルがずーっと喧嘩してる笑。口上師の先輩のダメ出しが①背が低い②服のセンスが悪い③年が若すぎるってひどくないですか笑。
柳町光男らしい視点による景色と人間観察が面白い。

オリオンの殺意より 情事の方程式(1978年製作の映画)

3.9

山口美也子がかわいい。ウエスト細いし上唇が良い。
父親(戸浦六宏)殺し、と言うかそう仕向ける高畑裕太似の大学生。
殺意も理由付けも弱いけど、静かな空気感もサッとした終わり方も良い。
下北沢ぽい女子が住
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学生(せいがく)やくざ(1974年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃ面白かった。山高帽に長ランの渡瀬恒彦がカッコ良すぎてめまいがする。
やくざもチンピラも労働者も過激派もゴチャ混ぜなのに、勢いでラストまでグイグイ行って、脇役の菅原文太がまとめ上げる。
髪型
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.9

戸川純がかわいいので何年かおきに観てきたけど、映画としても面白いなと最近気付きました。
人との距離感がおかしいし、ひとりひとり癖があるし、家族やその周辺の人間関係を、誇張、観念的、象徴的、そして皮肉的
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薔薇の標的(1980年製作の映画)

3.3

舘ひろしと内田良平と本間優二が3人で企んでる図を見たらワクワクしました。ストーリー展開は少しダルい所もあるけど最期まで悪くないです。裏切りと絶望。中島ゆたかって健気な女から悪い女まていろんな役をこなす>>続きを読む

ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

3.5

「セーラー服と機関銃」と「光る女」がすごく好きだからコレもと思ったけど、ちょっと面白さがわからなかった。あと2回ぐらい観たら好きになるかもしれん。3人(河合美智子、坂上忍、永瀬正敏)が若くてかわいいの>>続きを読む

地獄の天使 紅い爆音(1977年製作の映画)

3.0

セックス→殺人→投獄→出所までをタイトルが出るまでに済ますカミソリヨーコ(入鹿裕子)。ここまではテンポ良かったです。
ケンカ、指斬り、セックス、暴走、シャブ中舘ひろし、ひとりだけかわいい役の森下愛子、
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Kamome カモメ(1999年製作の映画)

2.5

松山ホステス殺人事件の実録ものだけど、福田和子って実際どうだったのかね。経緯はだいたい分かったけど、床上手以外の人物像が薄かったような気がしました。こういう時の、主役のばあちゃんというポジションは絵沢>>続きを読む

テラービジョン(1986年製作の映画)

3.7

しょーもない(ほめてる)。どこまでも安っぽくて、予想を少しずつ裏切って、ただただ散らかってゆくだけなのに愛おしくなる不思議。ニューウェイブなテーマソングがすこぶる良い。

無頼平野(1995年製作の映画)

4.7

加勢大周と岡田奈々だから独特の雰囲気になってるけど、ちゃんと輝男ワールド。新東宝作品を観たあとにこれを観ると、女豹ダンサーも新東宝ぽいし老いたハンサム吉田輝雄にしみじみしてしまう。
エロもグロも半端と
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地獄(1960年製作の映画)

4.7

最後まで見どころがたくさんあるけど、オープニングが最高にかっこいい。オープニングだけ何回も見たい。
オドロオドロしいけど四郎さん(天知茂)はモテモテだしキスシーンが多い。晴美ちゃんを助けるくだりが長い
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一寸法師(1955年製作の映画)

4.0

怖くもないし面白くもないんだけど、小人=悪という露骨な差別が逆に清々しいし、ホンモノを出しているのが良い。小人も実は心のある良いやつなんだぜというしらけるラストも古臭くて良い。

妖女ゴーゴン(1964年製作の映画)

4.0

意外と普通に悲しいストーリー。よくできたセットに明暗くっきりとした照明が雰囲気あって良かった。そしてドクターの綺麗な二度見とアクティブな教授が良い。
メゲーラの恐ろしさよりも排他的な田舎の村人たちがひ
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魔女卵(1984年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃ面白い。ヤンキー✕メタル=青春。内容はただ甘酸っぱいだけですけども。

若い貴族たち 13階段のマキ(1975年製作の映画)

4.8

デカデカと「13」と書いてある服で登場して、歌は下手くそだし、志穂美悦子のことよりいっそう大好きになりました。アクションはキレキレなのに可愛すぎる。

田園に死す(1974年製作の映画)

3.0

なんと言うか、頭の良い童貞マザコン野郎の性衝動と母親殺しって一直線上にあるよね。アイデンティティが「俺と母ちゃん」にとらわれ過ぎている。おのれの胎内回帰願望を露呈して痛々しくなってるのが「犯された白衣>>続きを読む

札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多 トルコ渡り鳥(1975年製作の映画)

4.2

セミドキュメンタリーで面白い。雄琴を走るのは南條玲子(『幻の湖』の)だけじゃなかった。最後は荒波に赤いコートで津軽じょんがら節のような風情だったけどその後列車から放尿してて笑。

地獄(1979年製作の映画)

2.9

クドくて最後まで観るのがしんどい。原田美枝子がずーっと息が荒くてアーッハアーッハしててこっちが疲れる。「青春の殺人者」でも思ったけど原田美枝子ってけっこう癖のある声ですね。あと冒頭のナレーションの口内>>続きを読む

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

3.5

仕官したいが屍姦したいだと思ってヤバかったけど、じゃなくても相当悪いよな民谷伊右衛門。クラシックだけどあちこち良い絵があって面白い。

バナナシュート裁判(1989年製作の映画)

2.5

面白くはないけど雰囲気と方向性は良いし上手いと思う。青臭くて良い。最後に誰か裏切って残念な死に方したら良いと思う。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

2.5

何が正しいのか判らなくなるし人間の自由や尊厳について考えさせられるし、問題提起としては素晴らしい映画だと思うんだけど、それを提起しているあざとさが見えた。偽善だ!だまされねーぞ。
ウィルサンプソンがめ
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人妻拷問(1980年製作の映画)

3.0

輪姦された妹の仇をうつために3人の男達の妻を強姦殺人してまわる兄(下元史朗)の話。
丘なおみのアンダーバストにガムテープをぐるぐる巻いて、左乳は下から上に、右乳は丸く囲むようにガムテープを貼るという謎
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アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

3.0

偶然が重なる展開で飽きないけど、特に深みは無いし好きではない。でも角替和枝とジョビジョバの演技が役に馴染みすぎていてすごく良かった。石田ひかりがかわいいし肩甲骨が浮いてて良い。

ワイルド・パーティー(1970年製作の映画)

2.5

もっとおバカで笑えるかと思った。面白いのか面白くないのか判らない。もっと若い時に観れば良かったか関係ないか。最後にオジサンの教訓じみたナレーションでひとりひとり評価されるのなんだろ。

紅の流れ星(1967年製作の映画)

3.0

浅丘ルリ子がチョーかわいい(服は変)。ケンサンダースのダンスのキレ。

野獣を消せ(1969年製作の映画)

3.0

なんか雑、気になるところはたくさんあるけど、荒んだ街に荒んだチンピラ、はっきりとした残虐描写、オープニングのシャウト(尾藤イサオ)は良かった。

スパイダー・ベイビー(1968年製作の映画)

3.9

クラシックホラーは血汁や肉塊がリアリティ無くて好きだけど、子供が殺人してても展開が優しくて眠くなります。でも好き。新東宝だな。
若いシドヘイグが猫を焼いて食べてる。

残虐全裸女収容所(1972年製作の映画)

4.0

邦題ほどの衝撃的シーンは無いけど嫌いじゃない。大女がキレるところと、フィリピンの棚田の雰囲気が良かった。