お伝さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

お伝

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火線地帯(1961年製作の映画)

3.0

シリーズ5作品のラスト。三原葉子が髪の毛をバサーッとおろしてダッコちゃん人形のTシャツで踊るし吉田輝雄はもこみちみたいで頼りないし。このシリーズは三原葉子好きにはたまらん感じですね。

爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)

3.8

町蔵の顔はホントにかっこいい。吉澤健も出てるんだな〜〜ずっとギャーギャー言ってるしミチロウ最高〜

股旅(1973年製作の映画)

3.5

3人の股旅(博打で生計を立てる渡世人)のロードムービー。3人ともさえないし全然カッコよくない。刀を激しく振り回す事も多いけど、結局破傷風で死んだり斜面を転げ落ちて死んだりしている。その地味でリアルな空>>続きを読む

危ない話(1989年製作の映画)

2.8

ディレカン監督3人のオムニバス映画。上手だなと思うのは黒沢清作品。面白いか面白くないかと言ったらよく解らない。洞口依子かわいい。

人魚伝説(1984年製作の映画)

5.0

良い。最高。
夫を殺された恨みをはらす海女さんの激しすぎる復讐劇。改造したモリで大量殺人。返り血の多さ。
殺人の空気感としては青春の殺人者とかさらば愛しき大地とかに似てる。狂人が神に見えるやつ。静かに
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セクシー地帯(ライン)(1961年製作の映画)

3.0

スリの三原葉子に「君の芸術的な指先に栄光あれ」て。ハンサム吉田輝雄が。吉田輝雄てなんでこんなに頼りないんかな。
4作目まで観たけどこのシリーズ、三原葉子好きにはたまらないですね。脇毛が一瞬見える。

河内のオッサンの唄(1976年製作の映画)

3.8

川谷拓三は仁義なき戦いとか県警対組織暴力とか玉割り人ゆきで壮絶なリンチを受けてた印象だったので、主演でイキイキしてるの見たら泣けた。チグハグな恰好で泥まみれでみっともないけど良いやつだった。ミヤコ蝶々>>続きを読む

犯された白衣(1967年製作の映画)

2.9

産道から出直して来いこの童貞マザコンとっくり野郎、とか言いたくなるほど胎内回帰願望丸出しで見ていて痛々しい。時代のフラストレーションと聖なるものへの破壊衝動を重ねている。
乳首や唇や脇毛のどアップ。

黄線地帯(イエローライン)(1960年製作の映画)

3.5

刑務所生まれ孤児院育ちの孤独な殺し屋天知茂の悲しい人生。非情な殺し屋にもわずかながら人間味があったのか、グラマーとハンサムの愛の絆を前にして、最後は発砲出来ずに蜂の巣になった。天知茂の悲しい顔にフラメ>>続きを読む

激殺!邪道拳(1977年製作の映画)

5.0

あぁ、、素晴らしい。千葉真一ってほんとすごいな。
千葉真一のアクションのキレに反して、テンポは優しい。笛の音色以外はあまり音楽が流れず、バンコックの空気感もあってまったりしてるけど、それも含めて面白い
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黒線地帯(1960年製作の映画)

4.0

三原葉子がノリノリでヤバい笑、のに対して天知茂のそこはかとなく切ない顔。

白線秘密地帯(1958年製作の映画)

3.5

濡れ衣をきせられた天知茂が麻薬密売組織の真実を追うみたいな、なんつーことない話だけど、テンポの良さと時代の街並みや美人運転手募集の求人広告、三原葉子の衣装、大友純の悪い顔、見どころたくさん。面白い。

キスより簡単2 漂流編(1991年製作の映画)

3.0

尻軽女子大生の心を満たすものは何か、というテーマの続編で1作目同様その答えは原田芳雄に抱かれること。
原田芳雄はいつどんな役だって原田芳雄ムンムンなのに、温泉旅館で彫刻のポーズをしている原田芳雄が、珍
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キスより簡単(1989年製作の映画)

3.0

早瀬優香子が独特で絶対的な存在感で、あんなに尻軽でフワフワなのに気持ちを持って行かれてしまうし、原田芳雄にも抱かれたくなるし、なんか悔しい。

ずべ公番長 ざんげの値打ちもない(1971年製作の映画)

4.5

底辺の不良たちが体を張って生きるみたいな映画たくさんあるのに、なんか知らんけど号泣しました。伴淳三郎のせいか北原ミレイのせいかな。

忘八武士道 さ無頼(1974年製作の映画)

4.0

クレイジーぶりは1作目より上。九死一生ぐらいになると女のタイプはキ○ガイ、血を見て興奮するタイプ。川谷拓三が従順過ぎるゆえの嫉妬で自ら目を切り裂くところで泣。
描写にのまれてる感が否めないけど非道な地
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文学賞殺人事件 大いなる助走(1989年製作の映画)

4.2

濃い。同人誌のメンバーも直本賞選考委員のメンバーもみんな濃い!面白い!

マックス、モン・アムール(1986年製作の映画)

4.7

妻の浮気を疑って現場に行ったら浮気相手はチンパンジーだった。
車の上に乗ってるマックスが、相米慎二の「光る女」の武藤敬司と同じ、風にあたって気持ちいい顔してた。
女性の服装も面白い。

温泉こんにゃく芸者(1970年製作の映画)

3.5

殿山泰司がでっかいこんにゃくを風呂の床に敷き詰めるところと、最後の時間無制限3本勝負の時の小松方正の不快感が笑える。生卵をジュルジュル何個も食べる。

北陸代理戦争(1977年製作の映画)

4.5

首まで埋める。
めった刺しにされても生き還る。
指詰めではなく手のひらから斬り落とす。
重機で殺す。
カニを食べる。
生首が飛ぶ。
松方弘樹がずっと揺れてる。

ザ・ゴキブリ(1973年製作の映画)

3.5

容疑者を全員殺して事件を解決してました。工業地帯の小学生が黒マスクしてるのが刺さります。「メスゴキブリ」という言葉にドキッとしました。

幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形(1970年製作の映画)

3.5

ホラー詳しくないけどたぶんコテコテな展開ですが、洋風ホラーを丁寧にちゃんと作った感じが良かったです。「ザ・ゴキブリ」の後にこれを観たら高品格の演技の幅に感動しました。

生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言(1985年製作の映画)

4.5

健全で陽気な人間讃歌という勝手なイメージがあったけど、奥底はなかなかの暗さや激しさがあって良かったー。

キッドナップ・ブルース(1982年製作の映画)

3.0

このまま絵本ならありかな。余裕のある大人達のお洒落な遊び。

やくざと抗争 実録安藤組(1973年製作の映画)

3.0

これと「実録私設銀座警察」に出てくるハシゴが付いてる用水路(?)が同じ気がするけど再見して確かめるほどでもないか。

実録 私設銀座警察(1973年製作の映画)

4.0

戦後の闇市で暴れまわる「銀座警察」という名の暴力グループの溢れ出すエネルギー。
赤ん坊を投げ殺すショッキングなオープニング、ポン中狂人渡瀬恒彦、犯りまくり梅宮辰夫、蝋人形安藤昇、リンチ死後ブタに喰い散
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用心棒(1961年製作の映画)

4.5

とにかく三船敏郎がかっこいい!歩いてるだけでかっこいい!他のキャストも個性豊か粒ぞろいで面白い。大勢の中に羅生門綱五郎が居るだけで雰囲気出るよねー。
決闘シーンも包丁投げたりして面白いけど、三船敏郎演
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亡霊怪猫屋敷(1958年製作の映画)

4.2

内容は昔ながらの怪談だけど、そのシンプルなベースに細かな見どころがたくさん散りばめられている。現代篇が白黒で時代篇がカラーというのがとても素敵です。

怪猫トルコ風呂(1975年製作の映画)

5.0

エロス、ホラー、復讐劇、姉妹愛、転落人生、ゴチャ混ぜだけどギュッと素晴らしい。女菩薩谷ナオミの黒目がちな眼差し、室田日出男の挿入の早さ。

出張(1989年製作の映画)

3.0

出張の道中に足止めをくらってゲリラに連れてかれて人質にされるけど、誰からも命の心配をされない悲しいサラリーマンコメディ。居酒屋の女2人がこわい。めっちゃブチ切れて床に鍋を投げつけた後に夫にご飯をよそう>>続きを読む

広島仁義 人質奪回作戦(1976年製作の映画)

3.0

ピシャーとした七三分けにオデコ〜鼻〜顎にかけての線がかっこいい小林旭。ダブルのスーツがめちゃくちゃ似合う小林旭。内容は金融がらみで友情が崩れる切ない話だったと思うけど、あまり印象に残りませんでした。バ>>続きを読む