佐藤絢音さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

佐藤絢音

佐藤絢音

映画(196)
ドラマ(6)
アニメ(0)

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

登場人物が魅力的で楽しく観れた。

人のやさしさのくだりのとこで、宅急便が荷物届けてくれるのはやさしさではなくお金でしょ…って思ってたら、人は優しさを正面から受け止めないためにお金というものを持ち出し
>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

観てて割と退屈だし、話すのが速すぎてちゃんと追わなきゃいけないし、結局何が言いたいんだ?って感じだし、入れ子構造にして何の意味があんの?複雑化してよくなくない?って思うしなんでみんなこの監督の映画を楽>>続きを読む

カンボジアの失われたロックンロール(2014年製作の映画)

-

文明を後退させる凶悪な政治についての映画ではあるが、メインテーマが音楽なので観ててキツい…とはならなかった。
最後のおばあちゃんがCDをディグるシーンだったり、前国王が必死に語るシーンだったり、なによ
>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

いい話で、泣きました。

師匠みたいな人今はあんまりいなそうだから、フィクションに思えるけど、本当にいたんだなー。そういう先人の話を聞くのは、新鮮でおもしろい。
笑われるのではなく笑わせろとか、言って
>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

キツかった、暗い気持ちになります

今夜、すべてのバーで のバッドバージョン…
特別になりたくて飲むってわかるなあ
寝て忘れるとか、はあ〜つらくなります

スローターハウス5(1972年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

人間の嫌な部分を描きつつも生を肯定してるあたり、ヴォネガットで好きだなあと思った。

そうなのよ。嫌なことばっかなんですよね。戦争はもちろん、息子は軍入っちゃうし、奥さんはプレゼントのキャデラックで死
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

予想よりもおもしろくて一本満足。

ノーカットの映像がすごいのはもちろん、
不思議な演出だな…って思ったら実はそういうことだったのか!みたいな驚きがあって、何も考えなくても楽しめる。すごい。

父の感
>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

人が不快感を感じる要素を凝縮させたような映画。

子供を殺してようやく救済なんて悲しいけどあの子供はやばすぎるでしょって思うけど、そういうこともあるかもしれないし、
人が話しにくいことをテーマにしてく
>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

設定おもしろいのにあんまりおもしろくなくて逆にすごいなあと思った。

現実世界が臭すぎるっていうのはすごい納得。それがいいってことですよね?

レイジ👍
キアヌ👍

アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

編集と音楽すごいなと思った。
スムーズに物語が進む。見たひとはみんな感情移入しちゃうんじゃないかっていうくらいスムーズ。
音楽への愛というシンプルなものを熱く語る人たちの姿だけでも楽しく観ていられる。
>>続きを読む

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

カップルの顔がおもしろく、開始即人の脳天かち割られるし、リンチ節炸裂してておもしろい…という印象だったが、
リンチがツインピークスで描くテーマがここでもふんだんになんならこれツインピークスリターンズの
>>続きを読む

風が吹くまま(1999年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ねむくなって3回くらいに分けてみたら何の話かわからなくなってしまったのでもう一回最初から見てようやくわかった。

この監督本当にやさしいな〜。
結局芸術とか文化とか勉強って、上流階級とかそういう人の特
>>続きを読む

ブレードランナー(1982年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ハラハラドキドキした。

いい世界観。いろんな言語や文化がごちゃっとしてて汚くてTHEディストピアでした。

最後、悪役にいいところを持たせちゃうのが絶望でもあり希望でもあり…
人間ってそうなんだよな
>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

非常に難しかったと感じた。

ただ、目覚めたければ眠れっていう台詞には結構救われた。

焦らず。

なんというか歴史がギュッと詰まっててそれをビヨビヨに伸ばして爆速早送りにしたりゆっくり再生したりみた
>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

結構共感してしまった…
暗闇を見てはいけないって本当にその通りだと思う。本当にその人がどう思ってるかなんてわからないんだから信じておいた方が心は平和ですよね。
あなたには愛せるものがないってセリフ辛い
>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

-

軽さがよい。風刺も好き。
喧嘩長くておもろい。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

惜しいなぁ…と生意気にも思うところがちらほらあったし、この時期の若者のベタな展開だし最後は感動するけどえっ?てなるけど

まじで共感できる〜ん😭
友達じゃなくとも、人を心にとどめておくことってすごく大
>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

すごい笑えたし、ちょっと考えたし、かなり好きな映画でした。

変人と病気の境は?社会と人間どちらが病気じゃないのか?

というテーマを久々に考えた。

反体制の向かう先はバッドエンド(見方による)…6
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

すごいおもしろかった。自分がよく考えていることをおもしろく楽しく映画化してくれていて、もはや救済レベルだったかも。

嫌な記憶や納得できない状況やその中で嘘をついてしまう自分とか、それらを肯定まではい
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ふつうにおもしろかったっちゃおもしろかったけど、なにか物足りない感じもした。

教師と親が子供を雨の中探しに行くまでがピークって感じで…
そっからあとは、わかりやすく描きすぎというか。まあ謎解きサスペ
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

-

ほっこり感動系ではなくすこし絶望を感じてしまった…
ただ子供とか人の楽しそうな時って本当に美しいのでそのために生きよ

古い映像っていいなーーー!

追記

・映画キャッチコピーにある再生っていう言葉
>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

-

カイルマクラクランが好青年でほんとうにいい。好き。
話は単調でもないのに淡々と進んでいく感じが結構ある
この浮き沈み激しくない感じが安心して見れます
安心して見るような内容ではないのだけど…
いちいち
>>続きを読む

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

-

やさしい。何度でも見たい。体の重みに喜びを感じるのは流石に難しいけどそういう気分になるのもよさそう。
愛だな〜…
天使やめてもいいくらいの愛だな〜…

シャイニング(1980年製作の映画)

-

ツッコミどころ多すぎておもしろかった…友達と観たい
早い2時間だった!
気が狂う段階、よく作られているなーと関心してしまった。
まず朝寝坊からなんですよね…

三輪車のシャカシャカシャカヴーーーシャ
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

-

いい映画だった。

悔しいと思うのは悪いことじゃないんだなあと…悔しさを大切にしたいと思いました。

退屈なとこがなく、部分部分が工夫されていて非常にいいなと思った。

弟が音楽をやっていることとか。
>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

-

終わり方が結構好き。願い。なんやかんや無事だからいーじゃんって考え方、すごく好き!死と夢を受け入れた上で現を生きること。見ないふりのできる大人になることというか…おっぱいいっぱい映画でした!

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

-

タイトルの意味とストーリーの関連がよくわからなかったけど、おもしろかった。
博士は世界のリセット願望があったってこと…?

解説読んだ、なるほど。

1人三役きづかなかった…

PLAN 75(2022年製作の映画)

-

死を前にした生のグロさをヒシヒシと感じました。

エルヴィス(2022年製作の映画)

-

ボヘミアンラプソディくらいのクオリティを期待していたので少し残念でしたが、
音楽とライブシーンってやっぱかっこいいですな!
それ以外のストーリーは…
あと制作?も、現代技術によって人の技術の甘さが浮き
>>続きを読む

マッドマックス(1979年製作の映画)

-

清々しいほどのムナクソ。

奥さんかわいい。

MADになるまでの時間が長く、ちょっとタクシードライバーぽいかも?

styloの元ネタが知れて満足。
アメリカンロード走りたいなあ

追記
オーストラ
>>続きを読む

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

-

スリのシーン、映像だけでここまで魅せてくれるの、かっこよすぎ!

主人公のクズ感ちょうどよくおもろい。

ローテンションでよい。

1回スリがバレるところが最高だったなあ〜おもしろい、人の情けない部分
>>続きを読む

猫に裁かれる人たち(1963年製作の映画)

-

子供向けだったのかこれ!

とてもかわいくてセンスが冴えてる映画。

猫がかわいい。

赤くありたい〜。

猫の目を通して人の色が変わるって発想がおもしろい。