ガクさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ガク

ガク

映画(1311)
ドラマ(0)
アニメ(0)

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.7

1950年代や1960年代を代表する格好良さって今も変わらない共通の、古典的格好良さだと思う。喜怒哀楽を押し殺した飄々とした姿。ラストシーンの颯爽さ!

何者(2016年製作の映画)

3.2

小説を読んでから鑑賞。
映画化するならもうちょっと映像で楽しませてほしい。小説よりストーリーが薄くなる事は仕方ないが、、。本当に映画化しただけやん、、。

天気の子(2019年製作の映画)

3.6

絵はすごい。 ほんまにすごい。
でもリアル過ぎる。アニメがあまりにも生活を映し出しすぎて、不気味の谷現象的な不快感を抱いた。
それから、日本人の、それも未成年が銃を扱うにはストーリーが軽過ぎる。あの銃
>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.8

前情報なしで見たら、Beat itのPVはこれのオマージュかというのと、プロットはロミオとジュリエットか、と。更にもう1つ気づいた、Childish Gambinoの云うThis is America>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.7

2018年製作なのに敢えてフィルムっぽく撮ってる感じ、何となくA24のゴースト・ストーリーぽいと思ったら!監督が同じとは!落ち着いた空気感で、余裕のある演出。そこにロバート・レッドフォードがすっと溶け>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.2

ノスタルジックなBGM、夕暮れから夜になるカーニバル会場。更にはそれぞれのキャラクターにストーリーを持ち込み、オーケストラのように1つのストーリーを動かすという、奇しくもストレンジャーシングスS3と似>>続きを読む

タグ(2018年製作の映画)

3.5

おじさん同士の仲良しムービーはアダルトボーイズ青春白書推しなので、その域までは来てなかった。話の筋は通ってたが企画ありきで、良作とは言えないかな。その分サクッと観やすいので、そんな気分の時にはいいかも>>続きを読む

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.7

雑誌Popeyeでのヒロ・ムライのオススメ第2弾。自分を無条件で愛してくれる女性、自分の愛を受け入れてくれる男性というパズル的関係性な2人のラブストーリー。ラストのシーンが無ければ正直苦手な雰囲気の映>>続きを読む

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.6

雑誌Popeyeでヒロ・ムライのオススメと書いてあったので鑑賞。
ちょっと退屈だったのは否めないけど、『フレンズ』でロス&モニカのパパが主人公!っていうのと、若かりし頃の筋肉ゴリゴリシュワちゃんが出て
>>続きを読む

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.6

普通の映画。
わざわざ大画面で観たけど、スマホで観た方が良いかも。綺麗な景色とテンポの良いストーリー。鑑賞後に何も残らないけど、現代にはこのくらいの軽さが求められているのだろうか?

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.9

ハッピーがフィーチャーされる事で、これからアイアンマンが永遠に観れない寂しさが余計募った、、これからのピーターの成長とともに、MCUの更なる発展を期待したい。

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.7

導入部のスピーディさとコンパクトさも良かったし、X-MEN達のアクションシーンも楽しかった。

最終回にしては、タイムライン的に妙な時点になってしまっているが、総じてまあ悪くない。普通。

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.9

銃を持たないアクション映画。
サスペンスの帝王ならではのスリルで、純粋に面白い。

最近のアクション映画は兎角キャラクター造形が刺々しくて、漫画の設定と似たのが多いが、この映画の主人公はバツ2で多大な
>>続きを読む

ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.8

音楽が、限られた条件下・タイミングで親子の絆を元に生まれる。父親がだらしなくて若干イラついた。けど最後のライブシーンは結構好き。音を作る楽しさ!
ストーリーがシンプルなのであっさり観れる。

山猫(1963年製作の映画)

3.7

セットでできたハリウッド黄金期の豪華さに勝る、正真正銘の華麗さで圧巻の一言。
途中寝てしまったけど、、ストーリーよりも演出と美術が素晴らしかったので。仕方ない。笑

アラジン(2019年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチーの作品は、画面に余裕がなくて観てて疲れる事が多い。テンポが最期まで衰えない。せっかくのアラビアン世界を描いているので、もうちょっと余裕のある綺麗なシーンが欲しかった。

ストーリーも、捻
>>続きを読む

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.5

イギリス映画あるあるとゾンビ映画あるあるの詰まったあるある映画。英国田舎町の閉塞感ってほんまに凄まじいんやろな。

女学生の主人公に悪い校長ときたら、
マチルダ的な展開かと思いきや、そういうことでもな
>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.6

『長いお別れ』の後に観たので、怪獣云々以前に、あまりの人物描写の雑さに冷めてしまうという事件が、、
それにしてもマッドサイエンティストとアメリカンミリタリー達の独断と偏見で人類の行く末を決めるというお
>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.1

新たな傑作。良すぎて劇中で2回泣いた。
メイン4名の演技が見事。認知症のテーマを扱ってはいるが、主軸は家族の成長にあった。ユーモアのバランスも良かった。中野量太監督の映画はこれからも観続けていきたい。
>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7

洋館と日本家屋から始まる数々の異様な光景。そのミスマッチの楽しさと、品のあるエログロ描写。全編通して長いようにも感じたけどすごい作品。主演の3人のキャスティングも良かった。谷崎の『鍵』的な変態さだった>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.6

芳華で触発されたので、
中国もしくは台湾の青春映画が観たくて鑑賞。漫画的で分かりやすくて切なくて。しかし個人的にはきりが悪いというか、自伝だから仕方ないけど、描きすぎて余韻がない。これは芳華にも言える
>>続きを読む

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.9

カメラが若干見辛かったり、ストーリーに置いていかれたり。
でもそれ以上に光の下に踊る女性陣が美し過ぎて見とれた。シャオ・スイツ役のElaine Zhongさん美し過ぎ。笑
戦争と青春、相反するものを描
>>続きを読む

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.8

ジャッキーはいつ引退してもおかしくないし、観れる内に観とこうと思ったポリスストーリーREBORN。この映画はとにかくお金の無駄、の一言に尽きた。
どうせ今回も、、と思って本作を観たら意外にも面白い!!
>>続きを読む

ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

3.9

スター達が幼い頃にハリーポッターごっこをして遊んだ事と、スターの彼氏であるクリスがナイキを履いたりラップを真似たりする事は同じ。これって日本人もしてる事で、人種なんて関係ない。白人の文化だって黒人の文>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.6

かわいいピカチュウとデッドプールキャラのライアンレイノルズが楽しめたのでそれ以上は求めない。日本人がここまでがっつり絡んだハリウッド大作は久しぶり?。
とりあえずもっといろんな作品でライアンレイノルズ
>>続きを読む

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.4

画面上に起こることを流れるように見つめてたら作品終わってた。一定のリズムで続いていくので集中が続かない、、
ホアキンフェニックスが苦手なせいかも知れん。Herも苦手やったし。掴み所のない作品でした。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.2

庶民派のマーベルが、超庶民派のアントマンを起点に進んで行くストーリーがエモい!!しかもネズミがスイッチ押すという偶然の必然性はドクターストレンジによって正当化されているという用意周到さ。宇宙と同格に広>>続きを読む

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.5

公安を巡るストーリーは小説でもドラマでも人気のジャンル。更にこの作品は安室というアイドル的なキャラクターを魅せる事で女性ファンも獲得している。
第22作品目、歴代最高興行収入。
時代に上手く順応させて
>>続きを読む

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.6

前半ちょっと寝ちゃった、、。
ラザロがあまりにも真っ白で、対比して他の人々が黒く見える。欲の無い聖人であるラザロになるのでは無く、アントニアのようにならなければ!

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

テンポが良いのか、スルスルと物語に入り込める。食のシーンが多かったり、ベッドシーンがあったりと生々しい都会の生活を感じた。一人で観るのが気恥ずかしいくらい女性の観客が多かった。

バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

3.6

監督はファンタジーものをしてくれと言われたという風に聞いた。それだけあって、既視感が漂ったこの作品のファンタジー世界の魅力が感じられなかった。テーマは良かっただけに残念。
ちょうど冒頭に一昨日鑑賞した
>>続きを読む

くもとちゅうりっぷ(1943年製作の映画)

3.7

スパイダーマンより先に蜘蛛のスイングアクションは動画映えする事に気付き、尚且つ面白くしている。戦前というのが驚き。雨のシーンも凄かった。16分程で終わるし、観ておいて損の無い素晴らしい作品。

Guava Island(2019年製作の映画)

3.8

アフリカに暮らす人々を奴隷として拉致した、西欧世界の、特にアメリカの歴史を模したような作品。それをキューバで撮っているというのがまた面白い。リアーナの聖母感!と、ドナルド・グローバーのあまりの身の軽さ>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

鑑賞後の爽やかさ!
シャザム!で変身するたびになんか快感が。ガラケーのスライドするタイプのやつで、スライドしたら音鳴るあの快感に近い。笑
ストーリーも良かったし、なんと言ってもマーベルより一足お先にア
>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.1

初鑑賞。今観ても新鮮に感じるのは、真似するとオールドボーイっぽくなってしまうからなのか?それくらい確立された堂々とした作品。序盤は軽さと重さのバランスがいいんじゃないとか舐めてたけど、後半に行けば行く>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

人間とは、生物の中でも脳が発達し、理性を持つ唯一の存在。我々にとって生きるとは、ただ歳を重ねる事ではない。自己実現を目指して成長できる存在である。レイは人間的な意味で本当に生きた。この奇跡は現実か幻か>>続きを読む