ガクさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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めまい(1958年製作の映画)

3.7

高低差サスペンス。35mmで鑑賞。
コンディション悪くて少し寝てしまい、前半があまり観れなかった…。
例えばこの映画の脚本を観ても、そこまで良くないかもしれない。それくらい映像で表現してる。音楽も良か
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Hair Love(原題)(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞短編アニメ映画賞で受賞したので鑑賞してみた。

髪の毛が繋ぐ家族の絆。

ショートアニメ、ディズニーのや鉄拳が描いたMuseのMVくらいしか観た事がないが、時間が短い分、良くストーリーが練
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

ハーレイ・クインとバーズ・オブ・プレイの2つの異なるコミックをまとめて映画にしたらしい。しかしその事で得られる面白さはほとんどなく、唯々ガールズグループを作りたいがための無理矢理設定といった感じ。
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.2

ワンワン物語を超える美しさ…。手書きアニメの中だと最高峰。Mama Odieに会いに行く旅が始まるときの、川の藻が散らばるところ、一瞬やったけど綺麗やったな。蛍が星に恋をするというのも素敵過ぎる。ニュ>>続きを読む

リズム・セクション(2019年製作の映画)

3.5

監督はHuluのドラマ『ブライズ・メイド』の監督リード・モラノ。
脚本は本作の原作小説の著者マーク・バーネル。
プロデューサーは007シリーズを長らく担当しているバーバラ・ブロッコリやマーク・バーネル
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メトロポリス(1927年製作の映画)

3.8

2010年版を鑑賞。
印象的なアンドロイド。
エキストラ多すぎてびびる。
この時代にここまでされたら、後の時代の本格SF大作は苦労しただろうと思う。
サイレント時代の特徴なのか、あまりのオーバー凄る演
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おしゃれキャット(1970年製作の映画)

3.6

何が1番オシャレかというと、ダッチェスとオマリーの恋。ラスト、執事との闘いの前に別れを決めるダッチェスとオマリーの会話が良かった。紳士と淑女。
子供向けアニメにしては内容が大人っぽいような。
ワンワン
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わんわん物語(1955年製作の映画)

3.7

この前ディズニーのドキュメンタリーを見ていたらメアリー・ブレアという方がディズニーのコンセプトアート担当だと知った。彼女の絵が、おそらくBella Notteの曲がかかるシーンに使われており、それがめ>>続きを読む

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

3.6

ほぼ100年前のクオリティとしては信じがたいほどアニメやけど、ミニーちゃんのパンツを釣り上げたり、動物のお腹を絞り上げて鳴かせたりと、パワハラとセクハラのオンパレードだった。こんなことだと、やはりウォ>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.5

いくつかのガイ・リッチー作品を観てようやく気づいたが、この監督苦手。そもそも英国マッチョ作風が苦手。(007は別。マッチョじゃなくてスタイリッシュ。)群像劇の割にはキャラクターに深みを感じなかったし、>>続きを読む

失くした体(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

音楽が良かった。
宇宙っぽい浮遊感で神秘的な感じ。

手が動くというアニメらしいアイデア。
体を集めていくどろろと真逆やな。

見始めて最初から、本人が生きていると分かるまで、主人公自殺しててその過程
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(1920年製作の映画)

3.6

生演奏付きで鑑賞。
無料配布のワインに酔って寝てしまうという失態を犯した。タイトルほどのインパクトあるシーンやメッセージ性は無かったかな。ざっくり言えば亭主の浮気相手が主人公で、探偵使ってたどり着いて
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ムーラン(1998年製作の映画)

3.8

実写公開前に先立って初観賞。
普通の女の子が、父を想う一心で己を鼓舞して、階級や特別な力ではなく努力で進んで行くという健気さが良かった。ムーランだけではなく、将軍が命の尊さを学ぶ旅物語でもあった。都に
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.6

アイアンマン後の初主演作品。本人と奥さんもプロデューサーとして参加しているので意欲満々なんやろう。
シリーズの拡大性を見越してかスパイダーマンのような弟子的な存在もいるし、盤石な出だし。(って書いてた
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Incitement(原題)(2019年製作の映画)

3.6

ノンフィクション作品。
画面サイズが小さく、さらにドキュメンタリーっぽく揺らすカメラが見辛い。
イスラエルの事情に無知すぎて、何が起こってるかあまり分からなかった。
要はオスロ合意という、イスラエルの
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キートンの警官騒動(1922年製作の映画)

3.8

はしごアクションすごい。
警官の大群が雪崩れ込む映像は観ていて気持ち良かった。
すっきり爽やか系。

@ San Gabriel Mission Playhouse

キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

4.0

当時の技術でここまで撮れるのか、、凄過ぎる、、。

キートンの作品は初めて見たが、喜劇俳優というよりかはアクション俳優だった。CGないから本人が凄いアクションをするしか無いという。チャップリンが好きな
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

4.0

後から音楽を付け足したバージョンではなく、個人所有で少しフィルム修正を施した1925年バージョンを、映画館でピアノの生演奏付きで鑑賞。これ以上にない映画体験になった。

彼がこだわったサイレント映画と
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.7

美しい場所で、且つ教皇を写しているにも関わらずあえて少し外すような撮り方。彼等が等身大の人間である事が何度も強調されていた。

「罪はシミではなく傷であるから、いつか癒える」や「愛はひとつではなく、様
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.2

憎しみが重なる一触即発の街でついに火種が爆ぜる。まだ10代の子供たちが徒党を組んで武力を行使する姿には『クーリンチェ少年殺人事件』を思い起こさせた。

登場人物の紹介の滑らかさ!複数の登場人物が登場す
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.5

初ペドロ・アルモドバル作品。
あまり好きになれなかったし途中少し寝た。少しごちゃごちゃしている。痛みでどうしようもないというよりかは、その痛みに慣れて普通に生活してるように見えた。偏見マックスで申し訳
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COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

3.8

カウボーイ・ビバップという作品自体を初鑑賞。最初のコンビニのシーン、清掃員として製薬会社に侵入するシーンなどのスパイクのカンフーアクションがカッコ良すぎた。スパイクのモデルは松田優作だと聞いたが、松田>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

観終わった後も緊張感が走るが、『野火』程ではなかったりする。それは戦争さえなければ美しい、北方のフランスの田舎町が舞台だから。

『バードマン』的な、カットしてないように観える擬似ワンカットはこの題材
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.6

英語分からん且つ若草物語のストーリーを知らない自分が観るには少しハードルが高すぎた、、わけがわからない!

それにしても、最早ニューヨークとシアーシャ・ローナンは切っても切れない関係にまで成長してきた
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.2

ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート作品上映期間として滑り込み鑑賞できた。上映後には監督とお婆ちゃん役の方の舞台挨拶付きという豪華さ。
オークアフィナが素晴らしい。
中国の良心が詰まったまともな
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.8

予告から、印象的なキャラクターだったハワード。無駄な説明なくテンポの良い運びは好印象。近所にこんな奴いたら絶対絡みたくない。親愛なる近所のおじさんばかり演じていたアダム・サンドラーとは打って変わった新>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.5

前作のワクワク感は越えられず。リタイア後のお爺ちゃんの奮闘を描くストーリーという訳わからない展開に。続編あるっぽいが、そもそも今回もその設定から始めれば良かったのに!同じの二回もいらんよ!

@L.A
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.6

今年初映画。
体調が悪かったせいか、劇中で寝てしまってあまり集中できず。
色んなしがらみでしっちゃかめっちゃかになってた。素直に傑作と思えたのは、シリーズ通して結局スターウォーズ4のみだった。

@
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.8

80年前の今日、アトランタでワールドプレミアが行われたのを記念して、35mmで映画館で鑑賞した。
英語がほぼ聞き取れなくてあらすじ読んで脳内で辻褄合わせた。笑
お客さんがコメディ映画並みに笑ってたけど
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.8

父を失った家族。それ以降体系を崩す母、そんな家族にうんざりする妹、知的障害を抱える弟、母の代わりに家事をする妹、不倫を誘う美しい人妻、不倫におかしくなるその旦那、何でも屋の友人、葬儀ジョークをかます友>>続きを読む

スパイ in デンジャー(2019年製作の映画)

4.0

まさかこんなに楽しめるとは!笑
スパイと言えばガジェット、ガジェットといえば発明家。この2組のバディストーリーは007でもMIシリーズでもお馴染みになっていて本作もその楽しさはそのまま、加えて、主人公
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名もなき生涯(2019年製作の映画)

3.7

この監督の作品は『聖杯たちの騎士』のみしか観たことがないが、映像で語るタイプの監督である事は間違いない。英語わからんから会話少なくて助かった…
シンプルというか、あまり起伏の無いストーリーではあるけれ
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.5

マイケル・ベイが思慮の浅い人で、かつ白人的な考えが強い人だと言うのが良く分かる映画。あとどうにもパルクールの動きが見辛かった。『アルティメット』とか『Yamakashi』はもっと技が綺麗に観えてたと思>>続きを読む

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.0

映画のテンション好き。聞こえてくる音が全て心地よい。動作音は全てリラクゼーション。なんだこれ。癒し度高い。はあ。
『幸せの教室』以来トムハンクス嫌いやったのに、この映画のおかげでかなりましになった。
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拳闘試合の日(1951年製作の映画)

3.7

ニューヨークのLook誌のカメラマンだったキューブリックが、ボクサーのウォルター・カルティエの特集を組んだ事をきっかけに作ったドキュメンタリー短編映画。
ウォルターの写真撮影は1948年、
出版は19
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スイング・ホテル(1942年製作の映画)

3.8

友人に紹介されて鑑賞。スマホで観たのが悔やまれるところだが、この映画の華やかさは本物。2人のダンスもお見事だったが、個人的にはジュディガーランドとジーンケリーの方が好き。ホテルというシチュエーションは>>続きを読む