maさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ファーザー(2020年製作の映画)

3.3

「ぼけてるんだよ」のひと言で片付けてられてしまう、その裏で見えている世界。

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

2.8

公開記念舞台挨拶にて。佐藤二郎の頭のなかにこの引き出しあるのが恐ろしい、というのが素直な感想。現場と宿泊所がほぼ一緒で切り替えに苦労したという仲里依紗のコメント、参加してないけどなんだかわかる気がした>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.8

ここにきて、るろ剣がひとつの伝説として完成された感じがした。シリーズ随一地味だけど、剣心強さの理由付けが丁寧にされて過去作全てに深みが増すこの構成が素晴らしかった。なんだ結局finalの数分が全てやな>>続きを読む

ステイ・フレンズ(2011年製作の映画)

2.7

認知症で、妻に逃げられた事実も、人前ではズボン履きましょうって当然マナーも忘れてるのに、20代の恋愛何十年と引きずってるの冷静にしんどい。しなかった後悔の呪縛、怖。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

お金があれば幸せになれるとは限らないけど、目の前の世界広がるのは明らかだな。ジョーダンってどれだけやらかしても奈落の底から何度も這い上がれる地頭の持ち主なんだよ、たぶん。羨ましいけど、同じレベルで渡り>>続きを読む

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.8

観てるこちらに息つく時間を与えない緊迫のスリラー脱出劇だけど、親子愛、権力と人徳、人としてなすべき姿とテーマがかなり詰まってた。娘のヒーローなりたいぱぱと、大人の勇姿に心動かされた娘。市民と官僚の垣根>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

陶酔。観終わった今の感情を表すのに、これほど完璧な2文字はない。ディズニー実写化No. 1が今日で更新された。うわあと息が漏れそうになるサウンド、瞬きも許されないほど作り込まれた装飾。飛び散るダルメシ>>続きを読む

ホット・チック(2002年製作の映画)

3.7

くだらなすぎて最高すぎて、何も言いたくない。アメリカ学園ものとして花丸満点。路上で金ぶんだくられても車で轢かれそうになってもどうだっていい、好きなんだと迎えにきたビリーが現代版・白馬に乗った王子様。親>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

説明なんてしても虚しいだけ。今は若くて分からないでしょうが、理解する日がきっと来るわ。I relese you!とか突然宣告されても??すぎる。し、豪速で手のひら返ししてくるキャロルに客観性がなさすぎ>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

2.9

自分の行動次第で未来はいかようにも変えられると、同じ外部要因の中で認識する。実際、前回踏まえて行動を変えてみる。成長してどん詰まりだった未来も開ける。これまで、一般的だったタイムリープものの造りを、ど>>続きを読む

ライオン・キング2 シンバズ・プライド(1999年製作の映画)

2.9

血筋や家柄で自分の性格はどこまで決定してしまうのか。方向こそ違えどシンバもコブも根底で抱える葛藤は一緒なはず。お披露目式で高い高いされてたあの始まり思うとラスト感慨深すぎるな。んーでもディズニーオリジ>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

2.9

初級編キューブリックとして選んだつもりが、只々どえろいおトム映画で困惑している。欲望に負けるというより完璧貫いてきた男がひょんなことから未知の世界に足踏み入れたくなる人間の好奇心と、倫理観の話。えやば>>続きを読む

ロラックスおじさんの秘密の種(2012年製作の映画)

2.8

人間のエゴで自然が幻の産物と化した街で起こる、ひとつの種を巡ったもふもふファンタジー。「あなたが何もしなければ世界は何も変わらない」の締め方ちょっと響いたし スキーの滑走視点とか相変わらずDreamw>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.2

「わたし馴染みない言葉嫌いだわ。慣れるまで言葉が耳に入ってこないもの」の台詞と裏腹に高知弁の凛とした柔らかさが終始心地いい。外で見る同級生て日常から離れて特別なのわかるなー。「学校以外の世界があると嫌>>続きを読む

メガマインド(2010年製作の映画)

3.0

またもやDreamWorks吹替ブーム到来。これまで外れなかっただけに捻りない敵対構造に最初は飽きくるけど、常識崩れ去ってからが面白かった。ポテンシャルあるだけじゃヒーローなれないし悪役が人助けする日>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

2.9

もの凄く懐かしい感覚が襲ってきてうわあなんだろうと思ったら、恐らく大昔にびびりながらやったゲーセンのゾンビシューティング。ストーリー導入部とか静寂の緊張感然りまさにあれ。ずっとロブの友人Aであり、未確>>続きを読む

涙そうそう(2006年製作の映画)

2.3

ハンカチ用意させるためにすぐ人殺すな。と言いたいのは山々として。受験合格した時、自分以上に飛んで喜んで周り中に報告し歩いて、とびきり上手い飯振る舞ってやるからなて屈託ない最強子犬スマイルでフライパン握>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.4

心理的恐怖がいかに耳からの情報によるものか証明する真夏のアトラクション映画。全くの超常現象よりこれから何起きるか予想ついた上でのスリルがまた潔くて気持ちいい。自分、人間が鮫の口元吸い込まれてく画見て上>>続きを読む

リスの雪かき(1951年製作の映画)

-

ハウスオブマウス大好き子供だったけど、一番はこれ。私もポップコーンの雪降らせたすぎ。

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

2.7

そいえば会うたびこれガン勧めてくる後輩いたなーと思い出して。良かったのは、変に劇場版スケールに持ってかず、健康ランドとかスーパーとかあくまで日常守ったスポットで決戦の火蓋が落とされるザしんちゃん感。私>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

3.7

アベンジャーズばりに破壊力ある楽曲リスト。そして好きなアクション名場面に加えたいクロエちゃん殺戮集。なりたいを突き詰め演じてきたヒーロー達が初めて素顔で言葉交わすラストが最高やった。内容あんなんなのに>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.1

もっとただのどんぱち系と思ってたから、冒頭から押し寄せるえげつない情報量に、もうわたしは放っといて先進んでくれえて気持ちになった。でも諦めたからこそ、ずる込み若造軍団を紳士が頭脳でぶっ潰すとこからクレ>>続きを読む

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.2

この映画を失調症の話とだけで済ませたら、僕は病気そのものじゃないて絶対アダムに言われるし、私もそう思う。行動1つでレッテル貼れるほど人は単純じゃないからね。“どうして離れてくと決めつけるの、私に決めさ>>続きを読む

美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

2.9

倫也目当てで見たけど、圧倒的、田中圭。来世でプレイボーイなるための技いっぱい会得した。とりあえず、美人に美人と褒めるのはその他大勢と差別化出来ないからご法度ぽいよ。「別に結婚したい訳じゃない、ずっとわ>>続きを読む

彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

2.7

「本当にうれしい時、きみは鼻を触るんだ」でお馴染み、杉咲花出演 SUUMOコマーシャルのあの視点が部屋から猫にすり替わったver. 。新海誠なのに 時空歪んで男女引き離されなくて良いんかなーと思ったけ>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.2

私もさー、必要性に駆られてより ひとりで生活くらい出来るよ もう大人だして背伸びしたいお年頃の自立欲から家出ちゃったからね。結局、なくなって初めて実家のありがたみ知るの、それすぎ。絶対それだ今はそれだ>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

2.9

あれーどこ行っちゃったのて目の前からワンコロ消えたことにするゲーム暇潰しによくしてたけど、訳も分からず急に存在認識して貰えなくなるの大分怖いよね ごめんねペロちゃん

街の上で(2019年製作の映画)

3.1

高評価に疑問を感じ、やっぱ今泉向いてないんだよなーと確信を胸に映画館あとにするはずだった。まさかスクリーン一帯となってツボ共有し合えるとは。人の数だけ生活がある事実、日々生きてると頭からすっぽり抜け落>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.9

ひとりでこの世界飛び込む勇気なくて、気乗りしない友達 道連れにした。まず、幾ら辛くてもあの形相で一斉に泣き叫ばれたら共鳴よりトラウマで冷静なるやろ。ペレさん、あなたこうなるの全部予想済みでそれで招待し>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

発達しすぎた科学技術によって、過去の事件解決のため被害を被る犠牲者の話。と思いきや、本当に世界救えるシステムだったのかよーーうわあーーてなった終わり方斬新ですき。たかが8分、されど8分。その間にある分>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

2.9

たしか、ヨスガシティの北に好きなポケモンとおさんぽ出来る公園あって。もし、1匹だけ現実に連れて来れるよってルールがあったらどの子にしようって低学年の私はDS片手に一生頭悩ませてた。あれがこれで実現され>>続きを読む

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

愛してるって言っておくね。だからわたしが居なくなっても、いつまでも悲しんでないでね。残された側が辛いのは勿論だけど、「残す側」の心情はきっとこんなところなのだと思う。

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.8

キャッチコピーに「一粒の涙」とあるが、全くもってそれどころではない。小さめの金魚が2匹は飼えるくらい泣いてしまった。どれだけうまくいかなくても、そんなときこそ原点に立ち返ろう、生きるのに理由は必要ない>>続きを読む

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

2.8

まったくEDM聞かんけど、おうち時間クラブ化したかてくらい体揺らさずいられない魔法掛かる。音楽最高パリピ映画。気まずい3人がソファに並んで、これまた同時にコーラ口にしちゃった瞬間可愛すぎたや。何かが始>>続きを読む

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

2.9

そう、全ては時間とタイミングなのである。わかる。物理的距離と心理的距離がかならずしも比例関係にあるとは思わんけど、生死絡んだらそりゃ話は違うしみんな苦しい。いくら優しさとはいえサヴァナの身勝手さわたし>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.1

好きなことなら誰だって我武者羅なれるやろって全くそんなことないし、こんな夢中になれること見つけられるのがそもそも才能だし、無謀だと笑われる夢脇目も振らず追いかけられる人本当に格好いい。もはや2人の存在>>続きを読む