古池さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

禅と骨(2016年製作の映画)

3.6

わりと混沌とした……でも、嫌いじゃなかったです。

ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.6

確かにラストは、びっくりかも。
主人公に技術?を授ける教授が、どうかしてる……
その時代の服装をしたつもりでも、当時は当時で「10年ぶりにそんなスーツ見たわぁ」て笑われるシーンは、そうだよねぇ。細かい
>>続きを読む

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

3.6

ドリューは笑顔がキュートで瞳に吸い込まれそうな気分にさせられるし、悲しそうな表情をされると「良ければ話を聞くよ……?」って言いたくなる 笑
ヒュー様も安定の、かっこいいんだけど、かっこよくないとこがか
>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.5

街並みが、いまいち……いまに……
押井監督版大好きだけど漫画は読んでないしSAC?アニメシリーズも数話しか観てないので「違う!」とかも言えないんですけど。
名前、名前って、そこ?拘るところ、そこなの
>>続きを読む

ソニータ(2015年製作の映画)

3.8

良かったです。あのとっても可愛らしい妹ちゃんは、どうなっちゃうのかな……?という気持ちも、ちらつくけれど。じわじわとでも変化があって妹ちゃんがソニータの年頃には、多少なりとも……とか。難しいのかもしれ>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.7

前半は率直に言って、とても良いと言う程はのめり込めなかったんですけど。詩的な映像や微笑ましい友情エピソードが散りばめられていますが。凡人には、ちょっと分からない面が…
後半が美しくてねぇ。最高ですよ。
>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.0

こんな経験は、びた一文したことないけど(からこそ?)この奇妙な清々しさが愛おしい。
泣いては、いない。泣いてすっきりできなかった分の余韻が続く気がする。

人魚姫(2016年製作の映画)

3.9

「ユーモアは無いわ。私はロマンチックなタイプ」(脇役人魚・談)
ベタ。笑った。ロマンチック~。最高だな!定期的に観たい。
リン・ユンが可憐だけど、私の好みはキティ・チャンです。ゴージャスな美女が好き…
>>続きを読む

天地創造(1966年製作の映画)

3.7

意外とおもしろかったです。宗教的なことは抜きにして(抜きにできるわけないですけど)物語として、おもしろいと言うか力強い。なかなかぎょっとさせられる、度肝を抜かれる数々のエピソードは「天地創造」「楽園追>>続きを読む

突破口!(1973年製作の映画)

3.8

おもしろいぜ!語尾に「ぜ」とか、つけたくなるノリです。淡々とと言うかぱたぱたと進む。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

-

映像が綺麗で役者さんは皆さん上手なんだろうと思います。
個人的には、つまらない。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.7

ほくそ笑みたくなる。現代を舞台にした、おとぎ話。
グウィネスのファッションをコートは無理だとして、私がもう少し若ければ真似したかった。アンジェリカ・ヒューストン風味のパステルカラースーツで頑張るか?と
>>続きを読む

シングルマン(2009年製作の映画)

3.7

コリン・ファースぅぅ!魅力的でした。喪失感を抱えて、さ迷うコリン・ファース。
ジュリアン・ムーアが演じる元恋人のありふれた哀しみに共感しちゃうんですけどね……噛み合ってないんだけど肩を貸すような関係も
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

映像も音楽も素敵に甘い匙加減。シナモンとか効いてる感じ。
長さも含めて、ちょっと疲れてるときに観るのにも良い。
可愛らしいものを見たいけど、青春のきらめきや甘いロマンチックコメディって気分でも、盛大に
>>続きを読む

陽炎座(1981年製作の映画)

3.7

「穴ぼこですよ。その中にいろんな物が見える空洞ですよ。見尽くしてしまったら壊すしかないんです」

難しかったですね……分からないけど好き!というほど強く響く感じでもなかったかも。
女優さんが皆さんお美
>>続きを読む

ロックアップ(1989年製作の映画)

3.7

吹き替えで。
刑務所内の話。悪い人はとことん悪くて、良い人はとっても良い人。個人的に家弓家正さん目当てなんで……と、割と流し見気味だったんですけど。いつの間にやら、後半けっこう真剣に観てました。満足感
>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

3.8

定まった環境から抜け出すには、あまりに厳しい状況。俗に言う「詰んでる」ってこれでしょうか……
主人公の強い眼差し。妹や母の思い。とやかく言えないと言うか……私は、偶々こういう環境に生まれ、それはこの主
>>続きを読む

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.7

期待してたほどではないかな、と割と淡々と観て「ふ~ん……」くらいな感覚だったはずなのに時間が経つとにやりとなると言うか……そのうち、また観るかな?? 妙に後を引くのは何故?しょうもなくて、そこが良い?>>続きを読む

あの手この手(1952年製作の映画)

3.7

鳥羽夫妻……良い……
鳥羽先生が素敵過ぎた。理想の夫……
アコちゃんは恐ろしい娘だとしか。若気のいたりという一言では、差っ引かれないと思う……イライラしたわ。お医者さんの野呂先生もね、素敵。

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

3.8

やっと観た。幻想的 哲学的
空の表現とか映像も美しい
良かった。

吹替えで

(1974年製作の映画)

3.9

炎 水 強風に曝されてしなる木々 はためく布
とりあえず印象的だったのは、たらいで髪を洗っていて……から始まるシーンの不穏な美しさ。
ストーリーと言うか、なんと言うかはよく分からなかったけれど。
とに
>>続きを読む

イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

3.8

これ、けっこう好きだったはず。と、久々に観ました。
だいぶ忘れてたから新鮮な気分で観れたし、やっぱり素敵な映画だった。好きだわ……
対照的な姉妹が各々、解放され成長していく様子が爽やか。迷惑かけられっ
>>続きを読む

すべてが狂ってる(1960年製作の映画)

3.5

音楽がカッコいい。悦子役の中川姿子さんが綺麗。
報われない話だった。主人公・次郎、早口過ぎる。

E.T.(1982年製作の映画)

4.4

心が洗われた……
初めて観ました。だいぶ前に録画したのも「いちおう」くらいな気分で。
ハロウィン時期の物語だった。図らずもわりとぴったり。
丁寧な運びの序盤、ちょっと退屈なくらい。「ひとつひとつが長い
>>続きを読む

ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

3.6

くすくすもしくはニヤリと笑うとこなんだろうなというのは伝わるけど……ブリティッシュジョーク?ユーモア?に、あまりはまれず。
「僕」の薄汚れた車もウィズネイルのおじさんのピカピカの車も、なんか格好良い。
>>続きを読む

クルーレス(1995年製作の映画)

3.6

主人公がリアルバービーみたいで可愛い!ファッションも可愛い!
けどちょっと、いやだいぶ退屈…と正直けっこう頑張って観ていたけど、後半の盛り返しでハッピーな気分になれたからOK!
他人の良いところを見つ
>>続きを読む

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.8

まずは、冒頭の次々に切り替わる、意味深でショッキングなものも含んだ映像に、スタイリッシュですなぁ……と感心。
女優と看護婦の緊迫したやりとりには、怖いな…ぐいぐい抉ってくるねぇ。と思いつつ、夢なのか現
>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

楽しかった!
生徒達と「俺が俺が」な主人公がお互いに影響しあって成長する様子も、もちろん良かったのですが、ちょっと心を解放した脇役大人二人にも、ぐっと来ちゃいました。
神に選ばれし才能の持ち主じゃない
>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.1

これ……皆さんは一回観ただけで分かる……の……?各自考えて、というか感じてください、という映画なんですよね……?
私は理解力ないのに眠いときに分割して観たから、もう。でも、なんとなく分からなさ具合がリ
>>続きを読む

ドリームスケープ(1984年製作の映画)

3.4

超能力者を他人の夢に侵入させる研究所の博士がマックス・フォン・シドーに、大統領側近?で陰の権力者はクリストファー・プラマーと、何気に豪華キャスト。
少年や大統領の悪夢の世界も、怪物?やゾンビみたいなの
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

完全に乗り遅れたつもりでいたら(乗車とかけてないです←言わなくて良い)観る機会があり嬉しい!
泣いたわ。ゾンビの弱点ルールも上手い。憎まれ役側に関しても「実際、そうなっちゃうだろうね…」と思わせる台詞
>>続きを読む

ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.8

内容は大枠しかわからなかった……いや、大枠すらわかってなかった。すいません。でも、楽しい。

前半は、何も考えないで楽しめるやつかと(勝手に)思ってたのに、何だか観るのにコツがいる映画だったのかなぁ?
>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.0

役者さん、みんな上手いんだろうなあ。
灰色の暗い画面。過酷な労働環境や秘められた過去。労りあっていたと思っていた家族からの……と、題材が題材だけに息詰まるような展開ですが。

「騙されたんです」「騙さ
>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.8

少々、地味なくらいに丁寧にじっくりと綴られ出す物語に、なにやら意外な気分で見始めました。
毅然としていて愛情深いミス・ペレグリンの美貌と存在感をもっと堪能したかった気はするけれど、あくまで少年が仲間と
>>続きを読む