八つの顔の男じゃよ。ある時は競馬師、ある時は私立探偵、ある時は画家、またある時は片目の運転手、ある時はインドの魔術師、またある時は老警官、またまたある時は銀座旋風児。しかしてその実体は、正義と真実の使>>続きを読む
スパイサスペンスを観ていたはずがブロマンス。南北版ロミオとジュリエット。
若大将ガンアクション。ブンガク的な60年代のやさぐれた雰囲気が漂う。『狙撃』では2000GTだったが、本作は117クーペが登場。エンスージアストも嬉しい。ラストは『拳銃は俺のパスポート』を彷彿とさせる>>続きを読む
お世辞でも褒められたものではないが、ショーケンの色気は漲っている。丸山明宏もとい美輪明宏のモノマネが今日でも通じるクオリティだった辺り、当時から美輪明宏御大は変わらぬ存在であったらしい。
チャコもとい筑波久子が、それいゆに似ていた。本当にチャコが夜霧に消えていく。
男は全てを失った
愛と欲望の逃避行
その彼方に待つものや如何に
DVDに収録されている、
バッグスバニーのアニメも面白かった
いい顔してもいい事ないぞ、
というボギーからの忠告。
かっこいいフランス人将校。
いい男。いい車。いい女。
三拍子揃っていい映画。
リチャード・フライシャー、
あんたエライよ。
往年の刑事ドラマを思わせる熱さと、東映実録を思わせるクドさ! 黒い松田優作が撃ちまくる迫真のラストは圧巻! 快哉!
ニューマン以外のキャラクターが全員しょうもない。レースもダイジェストが挟まれたりと逃げを感じさせる。
ペンギンの向こうのアメリカ。
ペンギンたちの夢、絆、そして愛。
物語はサントリー缶ビールへ。
すべてがカッコいい。
カッコよさの根源を探りたい。
快哉!
私もいつかは、愛する人から電報を受け取り、その人のためにラリーカーをひた走らせる、そんな男になれるだろうか。
浅丘ルリ子は、本作のようなお嬢役がよく似合う。生来のアダルトな雰囲気と幼気な役柄のコントラストが、魅力を引き出すのだと思う。裕次郎と三國の競演、肉体美も見事。船上でのサスペンスとロマンスをまとめ上げる>>続きを読む