シリアスなピーター・バーグ。
展開に無駄がなく、崖からの落下や被弾の痛みを視覚と聴覚の両方から生々しく表現した演出は見事。主人公たちが木や岩に体を打ち付けるたびにこちら側にも鈍い痛みが伝わってくるよ>>続きを読む
サスペンス映画かと思って見始めたら、ちょっとストーリーのあるAVみたいな感じだった。見ている途中でアサイラム作品であることに気がついて納得。
無秩序に荒廃した女子刑務所を舞台に、レズプレイとレイプと>>続きを読む
メインの悪役のケン・レオン(金髪坊主)がまだ若くてカッコいい。『ソウ』1作目のシン刑事役のときよりも存在感があった。
旧日本軍の人体実験をモキュメンタリー調で再現したロシアン・トーチャーポルノ。
『アメリカンギニーピッグ』のスティーヴン・バイロ(ステファン・バイロ)が製作に携わっているとのこと。
本物のGを使った>>続きを読む
映像の質感とかノリがなんとなくトロマ映画っぽい
これを見た後にトランスポーターを見ると、ステイサムのキャラが違いすぎて何とも言えない気持ちになる
(劇団ひとり+松本人志)÷2
=チョウ・ユンファ
ハンドガンからショットガンまで、とにかく火薬の量が尋常じゃないド派手なガンアクション。
変に捻りもなく分かりやすいストーリーでアクションに集中でき>>続きを読む
SF映画とかパニック映画とか、いろんな要素を詰め込んだ感
後半はそのまんま「悪魔のいけにえ」な部分もあった
圧倒的な火力で魅せる真珠湾攻撃や緊迫感溢れる空中戦等、戦闘シーンの完成度はずば抜けている。
ただ、日本人の描写は当然偏見に満ちており、日本人からすれば気分の良いものではない。
山本五十六をはじめと>>続きを読む
笑いの一切を封印した本格派スプラッター・ホラー。
洗練された映像には不釣り合いともいえる不穏な空気感、奇を衒わない正統派の恐怖演出、派手さと生理的嫌悪感を両立させた残虐描写。
いずれの要素も高い水>>続きを読む
サムライ、ヤクザ、ゾンビ、カンフー、スプラッター、オカルト、刑事、SFなど、スタッフたちの好きなものを片っ端から詰め込んだ感のある闇鍋映画。
主人公の顔が新庄にしか見えない。
序盤のユダヤ狩りのシーンでレア・セドゥよりもロバート・ロドリゲスの妹に目がいってしまった自分の審美眼は我ながらおかしいと思う。
これは英雄譚ではない。
扇情的で過剰な演出を抑え、淡々と事実を積み重ねるような作風は好みが分かれるだろう。
すべての判断は観客に委ねられる。
「英雄になろうなんて、誰ひとり望んじゃいない。結果>>続きを読む
大人数対大人数の大規模な戦闘を描くことが多い戦争映画の中で、狙撃手対狙撃手の一騎打ちに焦点を合わせた稀有な作品(一応序盤には大規模な戦闘も出てくるが、中盤以降はほぼ一対一)。
灰色の雲と無機質な瓦礫>>続きを読む
『マクベス』の呪いに巻き込まれる少女の理不尽で散々な顛末をサスペンスタッチで描く。
内容については正直そこまで特筆すべき点はなかったが、やはり映像には強いこだわりを感じる。犯人の異常性や少女の恐怖を>>続きを読む
絵画のような映像と、神経を逆撫でされるような演出のコンビネーション。
進めど地獄、退けど地獄。
人生の閉塞感を極限まで戯画化したような映画。
公爵のイカれ具合で胸焼けしそう。
まともな人間がほとんど出てこない胸糞映画。聖職者や教会の暗部が容赦なく暴かれる。
特に、後半になるにつれて聖職者である主人公のクズっぷりが前面に出てくる。自らの地位や名誉を守るため、弱者や恋敵を無慈>>続きを読む
派手なグロさや怖さはないが、とにかく精神的に辛い。見ているとこっちも死にたくなってくる。俺も将来は他人事じゃないな。
ローラ・ダーンの顔芸に興味を持たれた方は、ぜひ『インランド・エンパイア』もあわせてご覧ください。
ドイツの人体破壊狂、オラフ・イッテンバッハ監督のハリウッドデビュー作。
ホラーというよりほぼコメディ。オラフ監督の前作にあたる『新ゾンビ』を極限まで薄味にした感じ。
途中までは面白かったが、酒場で>>続きを読む
ドイツの人体破壊狂、オラフ・イッテンバッハ監督の「アメリカ資本作品」第二弾。
中世から現代に至るまで人々の心を惑わせてきた「永遠の心臓」を巡る負の歴史を描く。現代編と中世編の二部構成。
オラフ監督>>続きを読む
キリスト教の素養や予備知識がほとんどない状態で鑑賞。
グロいというより、とにかく痛い。そして長い。あえてスローモーションを多用し、イエス・キリストの悶え苦しむ姿や表情をこれでもか、これでもか、としつ>>続きを読む