focenokanom0928さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

focenokanom0928

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ひとつの歌(2011年製作の映画)

3.8

杉田協士監督特集①
2回目の鑑賞
初回鑑賞時の見落としなどを確認。
金子岳憲さんは杉田監督作品にすべて出演していて、本作だけ寡黙な役。


2023/03/11
上映後、舞台挨拶トークあり。
登壇:杉
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的作品

可もなく不可もなく、見やすかった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

着想は面白いけどいまひとつ。

マルチバースのザッピングとアクションを巧妙に取り入れたところはおもしろかったけど、要するに家族の苦悩と絆の話を奇抜な演出にしただけかなと。。

あと下ネタが全然おもしろ
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

岩井俊二監督の映画『リリイ・シュシュのすべて』にちなんだTシャツや楽曲が劇中で引用されている。

「グライド」のカバーをMitskiに依頼したのは、アメリカの若者たちの間でリリイ・シュシュ的な存在だか
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

75歳以上が自らの生死を選択できる「プラン75」という制度の施行に伴う対象者たち、市役所職員、スタッフそれぞれの視点からこの制度の在り方を見つめる。

苦悩や葛藤をあからさまに描くわけではなく、それぞ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.7

やさしい世界。

変化をおそれず、結果ではなく、行動が大事。

二十歳の息子(2022年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー作品
舞台挨拶:登壇
網谷勇気さん、島田隆一監督

島田監督の網谷さん親子との距離感、切り取り方が良い。

ドキュメンタリーの監督って意地悪だなと思う作品が多い中、そういう気持ちにはな
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バビロン(2021年製作の映画)

3.2

悪趣味。

タランティーノでもこんなエグい演出しないし、そもそも何がしたいかわからない。

デイミアン・チャゼル監督作品もう観ないかも、、と思うくらい188分の悪質な胸やけ感。

まぁ、そういう映画も
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

3.8

ジャック・タチのスタッフとなり、タチ映画のポスターを担当。
ジャック・タチの世界観にバスター・キートン、チャップリンのようなコメディを加えたイメージ。

ぼんやり観てしまってあまり頭に入らず、また機会
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

『ちひろさん』試写会
登壇者:有村架純さん、豊嶋花さん、嶋田鉄太さん、vanさん、今泉力哉監督

コミック原作なので、さほど今泉監督らしさは感じなかったものの、劇場特典としてエンドロール後のおまけシー
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名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

3.6

田中泯氏のいう「ダンス」とは、演者である田中泯と観客の間に生まれるものだと言う。

それは単なる踊りではなく、芸術を表現する手段であり、観客との対話であり、哲学である。

観ているこちら側に受け止めき
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たぶん杉沢村(2022年製作の映画)

3.7

上映後舞台挨拶
登壇者:花岡咲、松井花音、大屋海、木林優太、瀬野一至
山口淳太監督(ヨーロッパ企画)

ヨーロッパ企画の脚本家・大歳倫弘さんが8年前に書いた脚本をもとに制作されたオカルトコメディ。
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幾多の北(2021年製作の映画)

3.5

ストーリーらしいものはあえて省いたとの監督談。
どうせなら説明文みたいなテロップもない方がよかった。

上映後トーク:ピーター・バラカン(ブロードキャスター)×山村浩二監督

『幾多の北』と三つの短編
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骨噛み(2021年製作の映画)

3.4

映像は独特でよかった。

『幾多の北』と三つの短編③

ミニミニポッケの大きな庭で(2022年製作の映画)

3.8

爆音とかわいい映像のギャップがかわいらしくもかっこいい。

『幾多の北』と三つの短編①

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.2

ヨアキム・トリアー監督のオスロ3部作。
『リプライズ』(2006年)と『オスロ、8月31日』(2011年)

おもしろい演出だった。
序盤のテンポがよく、徐々に緩やかになっていくのが、主人公の人生とリ
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.3

2回目の鑑賞。
初回ほどの衝撃はないけれど、やはり良かった。


2023/1/14
淡々としているのに、せわしなく神経質な動作で進行して行き、やがて日常がほころびはじめる。

連続した3日間に集約し
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.5

イタリアの作曲家であり映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの生涯を描いたドキュメンタリーを『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が制作。

幼少期から父に言われてトランペットを学び
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.4

ロバート・エガース監督最新作

トーク:丸屋九兵衛さん(万物評論家/ファンタジー愛読者)

本作は『コナン・ザ・グレート』『コナン・ザ・バーバリアン』、シェイクスピアの『ハムレット』をオマージュした作
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

3.6

デルトロ監督のピノッキオ制作陣の語るドキュメンタリー

作品だけでなく、プロフェッショナルな制作者の人々もこだわりのある個性派揃い。

春原さんのうた(2021年製作の映画)

4.2

杉田協士監督特集③

春原さん3回目
鑑賞3回目にして気づいた部分などもあり、春原さんは何度観ても良い。


2023/1/18
春原さん 2回目
舞台挨拶:杉田協士監督

監督のインタビュー記事は読
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ippo(2022年製作の映画)

3.6

柄本佑さんの初監督作品
舞台挨拶登壇:柄本佑監督、加藤浩一さん(劇作家・演出家/本作脚本)

本作の脚本を手がけたのが劇作家の加藤浩一さんのためか、3作品とも舞台のような台詞まわし。
構図やカット、音
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てんやわんや(1950年製作の映画)

3.6

毎日新聞に掲載された(1948-1949年)獅子文六による同名小説が原作。

宇和島市を題材にした愛媛県南予地方の方言をそのまま会話に使用しているため、少々言葉の聞きづらさがある。

この地方特有の「
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X エックス(2022年製作の映画)

3.8

老いる恐怖と老人の恐怖。

監督が老夫婦をヴィラン(悪役)にした理由は、老夫婦を悪役にしたホラー映画は今までに観たことがなかったから、ということだけど、シャマラン監督の『ヴィジット』も老夫婦の恐怖とい
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

ヴァルディマル・ヨハンソン監督の初長編作品。
ヨハンソン監督は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、『プロメテウス』などでVFXを担当している。

映像もストーリーも好み。

アダちゃん出
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.8

アピチャポン監督自身が経験した”頭内爆発音症候群”から物語の着想を経た作品。

ひとつひとつのシーンが充分すぎるくらい時間をとってみせるのも、ついうとうとしてしまうのも、アピチャポン監督作品の不思議な
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.6

作家ドン・デリーロの同名小説が原作。

まとまりがなく掴みどころのない話。

映像の色彩や雰囲気はよかっただけに残念。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.8

難民問題つらすぎる。
憤りしかない。
映像きれいだった。

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.9

愛ってあっけないな、と、そんなものかなって、受け入れるしかない。

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.7

舞台の台詞みたいな言い回しが、詩的でもあり、不自然ながら妙にはまる。
全体的に息苦しさを感じた。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.6

デルトロ監督のピノッキオ

『ピノッキオの冒険』をダーク・ファンタジー化した本作。

何かが特出しているというわけでもなく、デルトロ監督のピノッキオ。

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.7

ブレッソンらしいカラーで映像だけでも観ていられるけど、ブレッソン作品の登場人物は、だいたいはっきりしなくて、ネガティブで、後味がわるい。