アンテベラム=南北戦争前の
衝撃というほどではないけど、なるほど、というラストの展開。
劇場版に期待しないでいたけれど、最高の締めくくりだった。
エンディングも、その後のエピソードなど余計なシーンを流したりせず、最後のカットが泣ける。
設定はよかったけど、撮り方とラストがひどかった。
座頭市のことをあんなに熱弁しているのに、本作の構図は微妙だなと思った。
終着点をああしたかったのは理解できるけど、興醒めしてしまった。
時代劇&映画オ>>続きを読む
ラストがやりたくて撮ったのだろうけど、滅茶苦茶に輪をかけたタランティーノ風な結末。
無理やり感はあるものの、そんなに嫌いではない。
ある殺し屋の日常と殺しに密着するフェイクドキュメンタリー。
コメディ要素もあり、なかなか面白く、アクション俳優を起用していることもあり、見ごたえあり。
22歳で撮った作品とは思えない、この監督すごいん>>続きを読む
躍動感はすごかったけど、内容が薄すぎるし、ヒロイン・ウタの歌声もグッとこないし、音楽が効果的じゃない。
そもそもドキュメンタリーって、撮る側の視点でどうとでも切り取れるから、それがすべてだと間に受けるのは危険だと思っている。
それにドキュメンタリーが正しさを映すものなのかは疑問。
主演の瀧内さんがよかっ>>続きを読む
ジブリを意識したような動き。
誇大表現がアニメでできる特権かのように、大げさすぎるほど大げさに表現している。
ウェス・アンダーソン監督作品は嫌いじゃないし、むしろ好きな方だけど、本作は、これ見よがしな「おしゃれでしょ?」「面白いでしょ?」的な描き方が妙に鼻についた。
キングスマン発足のエピソード。
当初は、スーツ姿でスマートに戦うイメージとは違った、わりとグダグダな感じからスタートしている。
ラスプーチンの必要性が感じられなかったのと、ラスボスが意外性もなく、予想>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なぜこの作品が高評価なのか、いまいちよくわからない。
AIだから歌っても違和感がないということなのだろうか。
コミカルな笑えるであろうシーンもたいしておもしろみを感じなかった。
緊急停止で腹部か>>続きを読む
エイドリアン・シェリーの夫が亡き妻の死の真相に向きあうべく製作されたドキュメンタリー。
天然で抜けている役柄のイメージとは真逆の知的な女性だったことを知る。
ハル・ハートリー監督作品に多く出演してい>>続きを読む
育ての母から教わった知識をフル活用して脱出と反撃をはかる。
脚が不自由だとしても、ハンダゴテと水で窓ガラス割るのは逆に手間がかかるだろう。
なんで今まで気づかなかったのか、、信じて疑わないってこわ>>続きを読む
淋しげな雰囲気だけど、時折、コミカルな場面があったり、繋がりそうでつながらなかったり、つかみどころがない感じ。
タオ役のチャオ・タオは、ジャ・ジャンクーの妻。
あたりさわりなく、タリバン政権下のアフガニスタンをアニメーション化した内容。
こども向けなのであまり過激な表現はしないようにしたのだろうけど、おとぎ話みたいで、あまり伝わらなかった。
原作は、デボラ>>続きを読む
原作は津村記久子で、第21回太宰治賞を受賞した作品『マンイーター』を改題した小説。
ありがちな雰囲気のうしろ向きな青春もの。
うしろ向きな気持ちで観て、よくある話(エモい感じ)と思ってしまった。
原作>>続きを読む
この歴史なくして、いまは語れない。
Netflixだからできる内容で、いま何が起きてきいるかを理解するにはいいと思う。
すごい言いたかったんだろうけど、ずっと誰にも言えなくて、言いたくて仕方ないといった様子。
アクションにしぼった作品とのことだったけれど、意外とストーリーがあった。
フローレンス・ピューがよかった。
冒頭が不快だと感じたけど、その後の展開のための不快さだったので、不快ではなくなった。
こんなに村上春樹な作品ないだろうというくらい村上春樹な雰囲気を醸し出していた。
あとからじわじわくる。
猟奇殺人犯に執拗に追いかけられる主人公。
「俺を殺せ」という殺人犯に、追いかけられて、追いかけて。
ちょっとしたロードムービーになりかけたところで、やっと警察も本気で動きはじめる。
けどまあ、これじゃ>>続きを読む
中国で実際に起きた4つの事件をもとにつくられた作品。
どこか懐かしい寂しげな風景と登場人物の息苦しさが重なる。
山西省の炭鉱作業員、重慶出身の強盗、湖北省の風俗の受付係、広東省のナイトクラブの青年。
奇妙な物語。
物語といっても、話が一貫していない。
若造と老人が同一人物のようにも思えてくる。
灯台の上にあるものは何なのか。
1:1.19という昔の映画の画面サイズが、より息苦しさを感じさせる。>>続きを読む
舞台形式のライブパフォーマンス。
デヴィッド・バーン69歳にして、素晴らしい歌唱力とパフォーマンス。
メッセージ性の強いテーマながら、爽快でコミカルな演出で重くならず、映像の切り取り方も含め、スタイリ>>続きを読む
映像はきれいだけど、良さがわからなかった。
不思議動物がいろいろ出てきたり、みんなで大戦みたくなって、カラーがないし、拳法の動きの美しさとか、もう少し見たかった。
視点が近すぎてアクションが見づらい部>>続きを読む
どんな狂った猟奇ものかと思ったら、哀しいお話だった。
本当に狂ってるのは誰なのか。
誰も(特に大人は)信じてないけど、主人公の判断があやふやで見ていられない。
説明を極力はぶくことで、観ている自分もこの先どうなるのか(無計画の行動なのか?)という不安感があった。
ある程度のことを経験>>続きを読む
盛りだくさんで飽きない。(盛りだくさんだから良いというわけではないけど)
おもしろかったけど、そこまで盛り上がるほどでもないなーという感想。
ある程度の予想はついたし、おどろくこともなかった。
インド映画でこんなに宗教批判して大丈夫なのかとか、女性の露出多めだなとか、性的な内容の笑いもあったり、挑戦的。
PKが宇宙人だから異質というよりは、頑ななルールに縛られて柔軟な発想ができないことの方>>続きを読む
キャラクターのかわいさから、こんな演出とは思わず、驚いた。
見ていてあきないし、ただの映画オタクのアニメではない。
原作コミックは、杉谷庄吾【人間プラモ】「映画大好きポンポさん」
終始混乱する。まるでサスペンスのよう。
認知症ってこんなにたいへんなのか。
アンソニー・ホプキンスの演技に圧倒される。