kurtさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.6

行方不明の少女を探す為、孤島に上陸した警部。土着信仰に支配されている島で捜索を始める警部だったが、、。

明るい映像に音楽、炎の周りを円になって全裸で踊る少女達、等々、確かに「ミッドサマー」が影響を受
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

宝石強盗をするために集められた6人の男達を描いたバイオレンスムービー。タランティーノ監督長編デビュー作。久しぶりに鑑賞。

冒頭の会話劇からオープニング、黒スーツの6人が並んで歩くシーンからカッコ良過
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黒い家(1999年製作の映画)

2.8

生命保険会社に勤める主人公が保険金目当てのイカれた夫婦に付き纏われる話。

今見ると、昭和感満載のコメディ色が強すぎて個人的にはイマイチでした。さすがに演出が古い笑
変な効果音とか役者陣(大竹しのぶ以
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.4

さかなクンの自叙伝を映画化した作品。

さかなクン役にのんを起用。
結果、成功だったんじゃないんでしょうか。
終始、目がキラッキラッで好きな事を一途に貫き通す役柄にぴったり。全く違和感なかった。
どこ
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ソウ(2004年製作の映画)

4.1

薄汚れた白い部屋に鎖で繋がれた男が2人、真ん中には死体が1体。の有名過ぎるシチュエーションで始まる、ジェームズワン×リーワネルの記念すべき、ソウ1作目。久しぶりに鑑賞。

「シチュエーションスリラー」
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スロータージャップ(2017年製作の映画)

3.3

阪元裕吾監督の初期のバイオレンスムービー。
ストーリーはほぼなし笑
低予算の安っぽい映像ながら思い付く限りの不条理でカオスな映像をぶち込んだような作品。

とにかく、黒髪のサイコパスな奴がヤバい!
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.6

1980年に実際に起きたオーストリアの一家惨殺事件を元にした作品で、公開1週間で上映禁止になったという問題作。
終始、不穏な音楽の中、犯人を追うカメラワークで犯人側に立って犯行を見ていくスタイル。
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

2.5

陰キャのサイコパスと胸糞ヤンキー軍団がバトる話。阪元裕悟監督作。

サイコパスもヤンキー軍団も胸糞が過ぎて、阪元監督の作品にしては珍しく、個人的には余りのりきれなかった、、。話に捻りも特になし。
所々
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ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.4

開いた者には究極の快楽を与えられると言われるパズルボックス「ルマルシャンの箱」が開けられた事で起こる出来事を描いた、シリーズ1作目。
昔に見たきり、ストーリーをほとんど覚えていなかったので再鑑賞。
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.8

殺人容疑をかけられている実業家の主人公のもとに、裁判をひっくり返す為に敏腕弁護士がやってくる。再検証を始める2人だったが、、。

主人公の証言を振り返る形で話が進むので、常に本当なのか?嘘なのか?と疑
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.3

青い肌に赤い目のドラーグ族の惑星が舞台のSFアニメーション。
海外の絵本を動かしているような映像で、ドラーグ族をはじめ風景や建造物、生き物達も独特な造形で、凄い世界観。

人間は家畜のような扱いで定期
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.6

山奥の建物に集められたダンサー達が最後のリハを終えて打ち上げを始めるが、飲み物にLSDが混入され、えらい事になる話。
ギャスパーノエ監督作品。

とにかく刺激的な映像のオンパレードで物凄い。
ほとんど
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

タクシードライバーとして働く帰還兵が次第に狂気に駆られていく様子を描いた有名な作品。
久しぶりに鑑賞。

戦争の後遺症もあるのか、どこかズレてる主人公トラヴィスを演じる若かりしデニーロの熱演がやはり凄
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.1

ガーディアンズオブギャラクシー3作目。

今回はロケットの生い立ちがメインの話。
予想より悲しい過去を背負っていて、より魅力的に感じた。ロケットカッコいいぜ。
出だしのレディオヘッドのクリープから相変
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俺を早く死刑にしろ!(2022年製作の映画)

3.6

死刑になるために3人を殺した死刑囚。反省の欠片もないこの男に、キリスト教の女性教誨師が面会をする事になるのだが、、。

ジャケにでかでかと書いてある通りの騙される展開の作品。良く出来た脚本で面白かった
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.6

言わずと知れた、この手のスプラッタホラーの金字塔的作品。サムライミ監督初作品。
山奥の山小屋にやってきた5人の男女。地下にあった死霊を甦らせるという呪文が録音されたテープレコーダーを再生してしまう、、
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.7

無気力な中学校の理科教師がなぜか原子爆弾を作る事にのめり込み、やがて政府を脅すまでになる、カルト的な人気のある作品。
若かりし沢田研二の二面性のあるサイコパス教師の演技がお見事。
他もやたら豪華な俳優
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.5

ベトナム帰還兵の身の回りで起きる奇妙な出来事を描いたサスペンスホラー。

全編通して、現実なのか幻覚なのか?
辻褄の合わないシーンが前後する作り。
今起きているシーンは過去なのか現在なのか?
原因は戦
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

今敏監督が筒井康隆の小説「パプリカ」を映画化したアニメーション作品。

アニメでしか出来ないような表現をふんだんに使った、とにかく凄い世界観に圧倒。
「夢探偵パプリカ」の話なので、正に夢の中の描写が物
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

同じ日の夜、世界の5つの都市のタクシードライバーと乗客との間の出来事を描いたオムニバス作品。ジムジャームッシュ作品。

各都市の夜道を走るタクシーと車内の雰囲気が好きで、何度も見ている作品。(この頃の
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.5

遊星からの物体X(82年版)の数日前の前日譚。
謎の物体を氷から引き上げた、南極のノルウェー基地での惨事が描かれている作品。

壁に刺さった斧や席に座ってる死体、エイリアンが飛び出した後の切り出した氷
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.6

最強殺し屋伝説国岡。シリーズ2作目。
殺し屋見習いの6人の女子を国岡がインストラクターとして合宿をする様子を追いかけた作品。

前作に引き続き、ゆるーい空気感で進むドキュメンタリー風。カメラマンが変な
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ファミリー☆ウォーズ(2018年製作の映画)

3.0

人を殺す程ボケてしまった祖父を合法的になんとかしようとする家族を描いたブラックコメディ。阪元裕吾監督作品。

全編チープなホームビデオ風な映像で進む、倫理観とか無視な作品。笑 家族全員イカれてます。
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

アメリカの南極基地で動物(人間含む)と同化するエイリアンと人間の攻防を描いたSFホラー。ジョンカーペンター作品。久々に鑑賞。

犬が可哀想な目に遭うわ、グロい映像満載だしで、今普通に作るのは難しそうだ
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処刑人(1999年製作の映画)

3.7

クリスチャンの兄弟が神の啓示を受け、法で裁けない悪党を退治する、バイオレンスアクション。久しぶりに鑑賞。

軽快な音楽に載せてテンポ良く進んでいくストーリー。スタイリッシュで独特なスローを多用したアク
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.0

叔母から譲られた人里離れた一軒家に引っ越して来た、シングルマザーと姉妹が巻き込まれた惨劇を描いた作品。パスカルロジェ監督作。

全編通して二転三転するストーリーと張り詰めた緊張感がとにかく秀逸で、面白
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スマイル(2022年製作の映画)

3.3

精神科医の主人公を襲う、死の連鎖の話。
不穏な雰囲気や設定が、どこかジャパニーズホラーを思わせる作りの作品。

序盤の惨劇や掴みはかなり良かったけど、その後失速していった印象。
全体的にジャンプスケア
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.5

母親が19歳の時に縁を切っていた祖父母のもとに初めて訪問する事になった姉弟。
滞在中、映画撮影と称してカメラで記録を残す事にしたのだが、、。
Mナイトシャマラン監督のPOV作品。

考えられる奇行をこ
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.6

ターミネーター2から10年後が舞台の続編。

2ではあんなに美少年だったジョンコナーが残念な成長を遂げてたり、サラがいなかったり、圧倒的に賛否の否が多いエンディングだったり、色々残念で、散々な言われよ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.9

特殊な施設から逃げ出した8歳の女の子。心優しい夫婦に助けられ、そのまま育てられる事になるが、、。サイキックアクション。再鑑賞。

改めて見ると、退屈に感じられがちの前半部にも伏線がかなり散りばめられて
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

仕事に忙殺され、不眠症のサラリーマンが秘密のクラブ「ファイトクラブ」にハマっていく話。
デヴィッドフィンチャー作品。久々に鑑賞。

オチを知っていても楽しめる、で有名な作品。
見た事ない人はもちろんネ
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感染家族(2018年製作の映画)

3.3

韓国の田舎の村にゾンビがやってきて巻き起こる騒動を描いた作品。ゾンビを使って一儲けしようとする展開が斬新なゾンビコメディ。

パク一家の面々がそれぞれ癖が強く、みんなどこか憎めない感じが良かった。
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.7

クリスマスイブの夜に武装占拠された豪邸。そこに捕らわれた良い子のトゥルーデイを救い出すべく飲んだくれサンタ(本物)が奮闘する話。

完全に季節外れ感が半端なかったけど、コメディとバイオレンスのバランス
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

離陸した航空機内でウィルスによるバイオテロが発生。逃げ場のない航空機内と地上で奮闘する刑事達を描いた作品。

飛行機内での単なるパニック物かと思いきや、それだけでは終わらない中々の傑作だった!
後半は
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

NIKEの傑作バスケットシューズ「エアジョーダン」の誕生秘話。1984年の実話。
個人的にも大好きな靴の1つ、エアジョーダン。この作品を見るまで当時のバスケット業界では3番手のメーカーだったと言う事に
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反撥(1964年製作の映画)

3.7

ロンドンで姉と一緒に暮らす主人公。不倫をしている姉と彼氏の影響などで、男性恐怖症に陥り、精神を崩壊させていくサイコスリラー。

とにかく主演の若かりしカトリーヌドヌーヴの美しさと演技が際立っている作品
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