フリーザさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

ライトハウス(2019年製作の映画)

1.5

分かんなくてもとりあえず褒めとけばカッコつく系の作品。
『狼の時刻』の超劣化版。

引用に次ぐ引用、隠喩に次ぐ隠喩で結局この映画自体の芯が全然感じられなかった。
こういう作品って元ネタに気づけたり何の
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クリスティーナの好きなコト(2002年製作の映画)

3.3

キャメロン・ディアス主演のロマコメ。
ロマンス部分は少なく女友達とわーきゃーやってるのがメイン。ちょっとロードームービー要素もある。

全体的に中途半端で恋も友情も描き方が雑。

25年目のキス(1999年製作の映画)

3.7

ドリュー・バリモア(25歳)が高校生として高校に潜入する話。
アホな設定だけど登場人物も皆アホなので楽しい。

『キャリー』みたいな展開になったと思ったら作中でも言及されてた。

ブロンド・ライフ(2002年製作の映画)

3.0

アンジェリーナ・ジョリーってロマコメも出てたのかーと思って観たけどまあ微妙。

「預言者に余命数日と言われたキャスターが色々頑張る」話。
役者も撮り方も妙に真面目なせいかやたら辛気臭く重たい印象。
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運命の元カレ(2011年製作の映画)

3.5

「経験人数20人になると結婚出来なるなるっていう女性雑誌の記事を真に受けて、経験人数19人の主人公が元彼漁りをする」というアホすぎるストーリーがいい。

『最終絶叫計画』や『ホット・チック』でも思った
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.7

ジュリア・ロバーツが暴れまくるロマコメ。

「親友(昔ちょっと付き合ってた)が金持ちの女子大生と結婚することになって嫉妬してその結婚を台無しにする」っていう倫理的にイカれた話ながらなんか許せる空気感。
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抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.5

話自体はともかくエマみたいな女無理だわー
アダムは見た目カッコイイのに絶妙にダサい感じが良い。
ロマコメに必須のアホな親友達も良い。

セフレから恋人になれるか、的な話。
なんか現実だったらすげえドロ
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.6

ケイト・ハドソンの出演作を全然観たことがなく、この人ゴールディ・ホーンに似てるなぁと思ってたら娘なのね。

結婚に憧れる親友の女子二人が同日に結婚式を挙げることになり、タイトルの通り相手の結婚式を妨害
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ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(1992年製作の映画)

5.0

祝2000本目

『ブレードランナー』は大好きで何度も観てるけど多分このバージョンは初、なはず笑
色々バージョンあるせいでどこがどう違うかさっぱりだったけど、以前観た時より感じるものが多くて良かった。
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

小学生の頃以来の再鑑賞。

とんでもなくスケールのでかい話で金もかかってるし凄く壮大なんだけど、結構しょうもないトラブルであわあわしてるシーンが多くてちょっと残念。
スティーヴ・ブシェミがガトリング砲
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.4

三部作の後の久しぶりの新作で蛇足っちゃ蛇足。

メッセージ性ありき、みたいなキャラクター造形やセリフ・設定・展開が多くてちょっとしんどい。

前半のやり過ぎなメタ構造は割と好きだけど、途中から結局前作
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イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

4.0

こういうSFホラーは幾らあってもいい。
『エイリアン』的な、宇宙船で行った先で酷い目に合う話。

SFやホラー映画の怒涛のパロディ。
『エイリアン』『シャイニング』『惑星ソラリス』『ヘルレイザー』…e
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.3

『12モンキーズ』の原案となったショートフィルム。
白黒で静止画の連続にナレーションというスタイルの為ちょっと取っ付き難いが30分と短めなので『12モンキーズ』好きなら観て損はない。

自分は『12モ
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東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

3.7

お岩さんってお皿数えてる人かと思ったら違った。

江戸を舞台にしたホラー。

伊右衛門と直助がサイコ野郎過ぎて完全にお岩さんに肩入れして観てしまう。

冒頭の最初の殺人シーンが舞台のような見せ方になっ
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ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.4

愛してやまない諸星大二郎の数少ない実写映画。
監督は塚本晋也で主演はジュリーと中々自分好みながら映画の出来はイマイチ。けど嫌いになれない絶妙なライン。

漫画版が好き過ぎるので「生命の木」とか実写化し
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

3.9

異色なマカロニ・ウェスタン。
自分は殆ど西部劇を観たことがないのでピンと来ない部分も多かったがそれでも普通の西部劇からイメージされるような舞台やキャラクターやストーリーではなかった。

劇伴もドラマチ
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パッケージ: オレたちの"珍"騒動(2018年製作の映画)

3.7

Netflixオリジナルのコメディ。

ひたすら下ネタでしょうもないので好き嫌い分かれるタイプだけどハマればかなり笑える。
これだけち〇こ連呼してる映画初めて観た。
アホしか出てこない。

最初下ネタ
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ラストサマー2(1998年製作の映画)

2.8

1の時点で面白くもなかったけど今作も話も演出も酷いB級スラッシャーホラー。

ヒロインが美人。
ヒロインの親友の黒人女がめちゃくちゃ腹立つ顔してる。キャラクター自体も腹立つ。

ジャック・ブラックのキ
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

2.6

やたら暗い。
戦争物的なファンタジー。

マレフィセントがしょうもない萌えキャラみたいになってて悲惨。1からだけど。

シンデレラIII 戻された時計の針(2007年製作の映画)

3.6

『シンデレラ』の続編。
3作目だが時系列的には1と2の間の話。

タイトルの通り時間逆行物。
もっと魔法の上手い使い方あったろ、とか思うものの、1作目で描ききれていなかった部分を補完する様な話であり中
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シンデレラⅡ(2001年製作の映画)

3.6

『シンデレラ』の続編。
短編集。

結婚してからのシンデレラのお城での生活、ネズミのジャックの話、アナスタシアの恋。

シンデレラのその後が描かれていたのが良いし、何よりアナスタシアの話が素敵。

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.0

ケイト・ブランシェットに全部食われてる映画。
ヘレナ・ボナム・カーターも割とおいしい役。

アニメを実写化することのダメさが顕著に出た作品。

ガラスの靴のデザインださ過ぎる。
全体的にケバケバしくて
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.4

一時期似たような作品が乱発されていたのも相まって1の記憶がかなり曖昧なまま今作を鑑賞。

やたら映像が綺麗。
ホラー要素はかなり少なくSF映画としての側面が強い。

後半の『サスペリア』みたいな原色バ
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アルベルトの手紙(2021年製作の映画)

-

『あの夏のルカ』のその後を描いたショートムービー

短いながら良い話だし相変わらず映像は綺麗なので本編観た人は観て損はない

あなたが聞こえない/デンジャーサイン~あなたが聞こえない~(1993年製作の映画)

2.6

イマイチ面白くないサスペンス。
主演の女優さんが本当に聾唖者らしい。だから何だってくらい微妙な作品。

パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.1

レイチェル・マクアダムスがコメディ以外に出ると微妙になる法則、に漏れず微妙なクオリティのサスペンス。

言うほど飛行機である必要がなく、飛行機降りてからのパート無駄に長い。

知的な駆け引きやどんでん
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ツリーから離れて(2021年製作の映画)

-

『ミラベルと魔法だらけの家』のおまけ

親の心子知らず

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.0

ディズニーアニメの新作。
好き嫌いは抜きにしてアニメーション映画ではやっぱりディズニーが最強。
毎回これ以上進化するのが想像出来ないと思うけどそれを超えてくるから凄い。
家の擬人化というのも面白い。
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

劇団ひとりが監督を務めたビートたけしの伝記映画。

『火花』(映画版しか知らないけど)の完全上位互換。

ノスタルジックな空気感は当時生まれていない自分にも無性に懐かしく思え心地のいいものだった。
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ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.6

ルトガー・ハウアー演じる殺人ヒッチハイカーが恐ろしい。
ほぼスピルバーグの『激突!』

二人の間に妙な関係が芽生えるのが面白い。

ラストの余韻。

ボディ・スナッチャーズ(1993年製作の映画)

3.3

『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』のリメイク。
リメイク元は未見。

この手のエイリアンに乗っ取られる系の映画を妙に観たくなる時がある。
そして大体が序盤はいい感じだか途中からダレる。これも例に漏れず
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.8

女版『カッコーの巣の上で』

ウィノナ・ライダーも頑張ってるけどアンジェリーナ・ジョリーの存在感が凄い。
ウーピー・ゴールドバーグを筆頭に脇を固める役者も良い。

中盤であったひたすら右に流れるカメラ
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神々の深き欲望(1968年製作の映画)

4.3

今村昌平作品は『復讐するは我にあり』しか観たことがないがこれも相当濃厚。

照りつける太陽の暑さや汗の匂い、草いきれやジメジメした土の感触が画面から伝わってくる。
自分の一番好きな漫画家は諸星大二郎な
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48時間(1982年製作の映画)

3.5

エディ・マーフィのデビュー作らしい。
今でこそよくあるバディ物で可もなく不可もなく。

スイッチング・プリンセス3:思いがけないスイッチ!(2021年製作の映画)

3.7

【2021年クリスマス映画鑑賞記27】
今年のクリスマス連続鑑賞の大トリ。

Netflixオリジナルのロマコメ映画のシリーズ3作目。
この手のシリーズって最終的に1の要素が無くなることが多い中このシ
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.1

【2021年クリスマス映画鑑賞記26】

再鑑賞。
クリスマス映画の定番でクリス・コロンバスらしく子ども心を掴むキャッチーな作品。

ギリ90年の作品ながら80年代のドタバタしたコメディの系譜。
コミ
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