フリーザさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

ポラロイド(2018年製作の映画)

3.3

呪いのカメラで撮られた人が死ぬ、というホラー。
新たに写真を撮ると殺す順番が上書きされたり、写真に直接攻撃してもダメージ判定があったりするのが面白い。

『羅生門』の様な構成もあり話もそこそこ凝ってる
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ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

3.5

シリーズ最終作。
ラストのまさかの繋がり方しかりエンディングでシリーズの名(?)場面集があったりと集大成感があって中々いい。

話はマンネリの極みだし相変わらず登場人物も面白みがないけど最後でテンショ
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ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

3.1

3Dだから無理やり飛び出させるような見せ方をしていて違和感。

マンネリ感が否めない。
けどもはやそれが心地よくもある。

吹き替えだと主人公のココリコ田中の棒演技っぷりが段々クセになる。というか他の
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ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.6

メアリー・エリザベス・ウィンステッドが可愛い。

予算がないのか分からないけど2に比べて映像がしょぼい。
けど夜の遊園地というシチュエーションと学校もののホラーが好きすぎるので満足度が高かった。
サウ
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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.6

やってることは1と変わらず予知夢を見る→死ぬ。の繰り返しだけど、1の教訓があるおかげで色々対策練ろうとしていて単なる焼き直しになっていない正統派な続編。
死ぬ時の勢いが良い。
苦しみながら死ぬパターン
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.8

予知夢が現実に。という青春ホラー。

軽いノリで楽しめる良作。
昔観た時は楽しみ方が分からなくて「全然怖くないしつまんない」と思ってたけどこのゲームみたいな軽さが心地いい。

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

2.5

宇宙から降ってきた子どもを育てたらめっちゃ悪い子になっちゃった。という話。
スーパーヒーローものでもし特殊な力を持った主人公がヒーローじゃなくてヴィランになったら?的な設定は中々面白いが、序盤はテンポ
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パーフェクション(2018年製作の映画)

3.6

Netflixオリジナルのサスペンス。

韓国の『お嬢さん』の様なエログロ。ラストシーンは同じ様に江戸川乱歩みたいな猟奇的な世界観でとても良い。

序盤の二重奏のシーンとベッドシーンで現在と回想が入れ
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

宗教色の強い社会派サスペンス。

聖書からの引用や数字の意味、林檎などのアイテム等キリスト教がベースになっており、あまり馴染みのない自分にはよく分からない部分も多かった。
また社会的なメッセージ性も強
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

ジェイク・ギレンホール版を先に観ていた為ストーリーは知っていたが、こっちの方がよりシンプルで無駄がない。

もはや画面を全く観なくても成り立つ様な作りで観るというより聴く映画。
少しでも映像に面白みが
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.6

ほぼ1シチュエーションでほぼジェイク・ギレンホールの一人芝居。
ジェイク・ギレンホールがひたすら電話で話してるだけで話が進む。

尖った設定のサスペンスながらきちんと緊迫感を持たせていたりドラマを作れ
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.5

パージシリーズ完走。

1.2.3と時系列順できていたが今作は1の前日談。
話の構造は2.3と同じで街中でのサバイバル&戦争物みたいなアクションがメインだけど、前日談だけあってシリーズの根本の部分が明
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.5

政治と宗教が絡み前作よりもスケールアップしたものの、話の舞台となるのは街中と2とあまり変わらないためマンネリ感は否めず。
しかし今回はパージ反対派が積極的にアクションを起こしもはや戦争映画の様な構造に
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.5

1がひとつの家を舞台にした籠城戦だったのに対して今作は街でのサバイバルがメイン。また主要なキャラも1より立っており映画としては面白くなっていた。

しかし後半の金持ち主催のデスゲームはなんの捻りもなく
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パージ(2013年製作の映画)

3.2

1年に1晩だけ殺人含めて何でもしていいよ、っていう法律ができた近未来のアメリカの話。近未来って言ってもそろそろ作品の年に追いつくけど。

要は国の為にデスゲームが容認されてるっていう、設定としては『バ
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サムワン・インサイド(2021年製作の映画)

3.1

Netflixオリジナルのスラッシャーホラー。

こういうティーン向けなホラーって無性に観たくなる時がある。
パッケージ的に「呪われた館で云々かんぬん…」みたいな話かと思いきや全然そんな話じゃない。
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

ここ数年の邦画の恋愛作品は軒並みクオリティ高い気がする。
これも例に漏れず。

クサいシーンをきっちり描き切っていて好感が持てた。ラストのファミレスのシーンや背を向けてバイバイとか。

リアリティのラ
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ハリーの災難(1955年製作の映画)

3.4

ヒッチコック作品は27本目の鑑賞。

森の中で偶然発見された一つの死体を中心にしたブラックコメディ。
一番油が乗ってきたであろう時期の作品だがこの時期の作品群と比べるとどうしても見劣りしてしまう。
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地獄(1960年製作の映画)

4.0

後半30分の地獄のシーンが印象的ながら中盤までの生前のパートも地獄っぷりでは負けてない。

日本の土着的でどろどろしたいやらしさや気持ち悪さとサイケデリックで幻想的な映像が入り交じった不思議な作品。
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.2

クローネンバーグと言えばドロドロぐちゃぐちゃの変態映画なイメージだったのでこんなマフィア映画も撮ってたのか、という。
けどしっかり面白い。

他のクローネンバーグ作品とはベクトルが違うもののこれもかな
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.3

シリーズ最終作。
何年かぶりにシリーズ見直したけど良い感じに忘れていたのでラストは結構熱くなれた。

けど後半3作の異様なまでの画面の暗さは流石に観るのがしんどいレベル。

前作で広げまくった風呂敷を
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.0

最終章にして一気に話が進んだ今作。
やるべきこと多過ぎて終わるのか心配になるレベルで新しい設定が出てきた。

ハリー・ロン・ハーマイオニーの3人での行動が多いのは嬉しい。3人の旅に尺取りすぎな気がする
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.9

この辺りから画面が暗すぎてほんとに何が起こってるのか分からないシーンが増える。
結構コミカルなシーンもあるのにそういうシーンですら映像も劇伴もどんよりしてるので気が滅入る。
不死鳥の騎士団と並んでシリ
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.9

ここからラストまではずっとこの監督。
一気に画面の彩度が落ちた。

前作の位終わり方を引き継ぎ本格的にシリアスモードになっていく橋渡し的なポジションの作品で、前作通して見返して思うに一番地味だったかも
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.3

前作より更にダークになったシリーズ4作目。
とは言っても他の学校との大会みたいなイベント、ロンとの喧嘩、ダンスパーティー等など学園モノならではの要素が多くて終盤までは結構楽しい雰囲気。

一応どんでん
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.9

ハリーポッターシリーズに関する思い入れは1~2で語ってるので割愛。

当時映画館でも観たしこの作品まではDVDも何度も繰り返し観たなぁ。

タイムループ要素やどんでん返し的な展開もありシリーズの中でス
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.5

ネット配信でインチキ霊媒動画を流してるニセ神父とその仲間達。生放送中に本物の悪魔が降りて来てさあ大変!という話。

怪談としてはこっくりさんやってたら本当に降りてきちゃった、とか良くある様な話だけどネ
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.5

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』をアホにした様なホラーコメディ。
もっとふざけ倒してるのかと思いきや割と真面目(?)だった気がする。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は観てからコレ観た方がい
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.1

監督の実体験を元にした戦争映画。
『蝶の舌』なんかとも似ていて自分はこういう映画に弱い。

国や時代が違えど、どんな状況下だろうと子どもって自分達だけの世界があるんだな。

タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

4.0

実話ベースのスポーツもの。
人種差別がテーマであり真面目で重たいものの、ディズニーだからかやたら歌ったり踊ったりしていて陽気な面もある。

この手のスポーツものにハズレはない。

ゾンゲリア(1981年製作の映画)

3.6

ミステリー要素の強いゾンビ物。というかゾンビはメインじゃない。

街の不穏な感じが良い。
終わり方の切れ味もGood

モンスター・フェスティバル(2018年製作の映画)

2.7

ホラーあるあるを詰め込んだホラーコメディ。

メインキャラがビビるほどモブ顔。

ゾンビ、ピエロ、吸血鬼、殺人鬼などホラー映画の定番が色々出てくるけどなんだかどれも中途半端。

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.3

ティム・バートンとジョニー・デップタッグのダークファンタジー。

ジョニー・デップのキャラがあざとくて段々イライラしてくる。

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.3

POV形式のホラー。
モンスターの造形がキモくて良い。

他のPOVと同じく酔う&大した理由ないならカメラ置けよと思うけど、コンパクトにまとまってて割と好き。

アロハ(2015年製作の映画)

2.5

ハワイが舞台なのにびっくりするほど陰気臭いヒューマンドラマ。

レイチェル・マクアダムスが出てる真面目な映画は駄作率高い。

最後の晩餐/平和主義者の連続殺人(1995年製作の映画)

3.4

インテリ大学生たちが意見の違う人を夕食に招いて気に入らなかったら殺す、っていう話。

ほぼワンシチュエーションって言っていいほど場面が限定されており話も単調なので飽きてくる。

キャメロン・ディアスが
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