hさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.9

バチーン系映画。グッときた。

美学や在るべき姿を貫く師匠の下で、セオリーをぶち壊して新時代を築く弟子が育つ。結局のところ伝わるべくして伝わる部分はやり方じゃなくて、根底にある精神で、師弟関係としてこ
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.0

痛いくらいの自意識を抱えながら、何もできずに過ぎ去っていく瞬間瞬間の積み重ねが未来の自分を作ってて、その時もう一回見たらもっと好きな作品になると思った。

誰しもに訪れる気持ち悪い瞬間が、その全ての人
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.2

途切れ途切れで見たせいで微妙なとこあるけどおもろかっこええ〜。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.5

物語としてずっとおもろいかって言われたら退屈の方が勝つ。田舎育ちやと余計に見慣れた光景がずっと続く感じ。でもラストで全部もっていかれたなぁって思う。
吉岡里帆と太賀の演技力が圧巻すぎてもうなんかグッと
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.2

ドラマティックな展開や劇的を望んでしまうけど、当たり前を大事にできることの尊さを実感する。

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

2.0

本格的におもんない。
ただ果たせなかった約束や叶わなかった夢ほど大事にしてしまう人間の性分には共感した。
多分齋藤飛鳥可愛いで高評価ついてると思う。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.6

まとめると「ごま゙づな゙な゙あ゙ぁ゙ぁ゙」でしかない。
ゴリッゴリに京都が舞台やのに登場人物が誰一人として関西弁じゃないことに違和感がありすぎてそこが死ぬほど引っかかるという序盤の難を乗り越えるく
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.8

おもんないけどめっちゃいいって感じ。
自分にふりかかかったマイナスな出来事に自分より怒ってくれる誰かがいるってだけでまじで救われたりするんよな。杉咲花良すぎたわ。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.7

フォレの世界観。
クリスチャンが賢者タイム入った瞬間に全てを悟り出すのアホすぎて好き。
狭いコミュニティの風習とか文化みたいな考え方のやばさみたいなんに触れた感じ。既視感あって笑ってもうた。
ちなみに
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.0

小松菜奈可愛い。
高校生の時好きな女子とかと観に行ってたら思い出深い作品になってそう、悔やまれるな。
小松菜奈可愛いすぎる。
恋愛映画かと思いきやちゃんと主人公を成長させるための役割としての店長がよか
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.8

しんどい時に聴くアイドルが自分のことを救ってくれること俺は知ってる。
松坂桃李の笑い方がバカリズム。
今が1番楽しいって思ってたい。

さよならくちびる(2019年製作の映画)

2.0

邦画の良くないとこ全部詰め込み映画。

まずユニット名が本気でダサい。
曲が売れてない世界線のあいみょんみたいな微妙さ。(曲作ってるんほんまにあいみょんで笑った、あんま売れなそうな曲をコンセプトに作っ
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.5

最近オアシスにハマったので視聴。
正直映画としての評価は付け難い。ドキュメンタリーかつ、過去の映像や発言を継ぎ接ぎしてるから、展開は正直知識がないとわかりにくい。

リアムは割とイメージ通り、破天荒で
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氷菓(2017年製作の映画)

1.0

ほぼ惰性で見たけど最悪。
そもそも原作がめちゃくちゃいい上で、京アニがめちゃくちゃいい形でアニメ化に成功してんのに、物語的にも映画でやるスケールじゃないしな。
高校生の学生生活の中で起きる小さな出来事
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.0

きつすぎるなぁ。子供が享受出来ないまま傷つくことも、親が正しく与えられない苦しさや、それが生み出す負の連鎖も、苦しいけど確かに存在してるし、正直どうしようもない現実やからこそ知っておくべきやなぁと思わ>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.9

苦しい。たまには自分から親に連絡しようと思います。wonderwallが印象的。

スティーブがまた問題行動を繰り返してるって捉え方を見つけたけども、孤独や絶望を抱えた母親の元へ駆けつけようとしてると
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

今まで1回も最後までサマーウォーズ見たことないってどない。
ええやん。ええ感じやったな。

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

2.8

ティモシーシャラメイケメンすぎる。
A24のギラついた映像、マジでアメリカンドリームって感じで好き。

内容は実話に基づいた一夏の大やらかし、結構重くて笑えへん感じ。物語としてどう受け止めるのが正解?
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.1

え、ほんまにめっちゃいいです。
ヒロインの人が脚本も書いてるんえぐいなぁ。

まず登場人物の愛くるしさ、映像の色彩感覚、テンポの良さ、全部いい。
ルビー可愛いすぎ。
人と人が向き合うことに対して、一つ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

DAIRIKUの次のシーズンがmid90sからも影響受けてるって聞いて、ずっと見たかったけどやっと見た。

自分が小学生、中学生くらいの時の気持ちみたいなん全部思い出させてくれたなぁ。
近所の年上への
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mellow(2020年製作の映画)

3.3

心あったまるなぁ。

演技なんやけど、登場人物全員の人の良さみたいなんがひしひしと伝わってきた。

子役の女の子の演技がすげー良かった。

街の上で(2019年製作の映画)

3.9

これぞ今泉力哉って感じの作品。
冒頭数分で若葉竜也と自分が重なる感覚。
身に覚えのある痛々しさと、人間の奥底にはある温かさや憎めなさがどっちも感じられるバランス感覚のえぐい作品。
一歩間違えたらただの
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We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

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表現がビジネスとして成功するのと、ビジネスのために表現することって表裏一体でそのバランスって本当に水物なんやなぁ。

表現や組織が変遷していくことの普遍性みたいなのも描かれてて、なんとも言えん気持ちに
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.4

えーおもろいなぁ
未来の映画見てるみたい

人間が脳を100%使えたら、細胞一つ一つが宇宙、最小単位とは、人間の都合よく置き換えられた規則性のある世界、突き詰めると生命は情報であり伝達手段である、みた
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

乗り遅れて1テネット。全部理解したら絶対おもろいけど初見じゃずっとわからんまま進んでく。でも要所要所で大事な部分は理解で来てるようなきがしてる感じ。考察読んでもっかい誰かと見返したい。

これ2時間半
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.6

おもろいけど、序盤の勢力図が難しくて混乱したのと長くて疲れた。

性悪説を体現し続けるジョーカーに対して、性善説を説くかのようなラスト。
人間がどちらかなんてのは決めつけられるようなことじゃないよなぁ
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IDOL-あゝ無情-(2019年製作の映画)

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グループとか組織って内側の人間がどうしたいかが最重要で、名前とか人数とかメンバーとかってその行動の後に自然とついてくるもんやから、名のある組織に入ると形骸化した名前に追いつけへんくなりがち。
環境が環
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世界でいちばん悲しいオーディション(2018年製作の映画)

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人に自我や意思が備わってるんじゃなくて、選択ってのは環境が決定づけてるって最近の自分の中での考えが割とはっきりしたって感じ。
腐った奴も、文句言ってる奴の気持ちもすげーわかるな、、、。
正直スタッフの
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.6

ずっと見たくてやっと見た。

オシャレぶってる女のインスタの投稿みたいなカット多い。

マチルダメンヘラダル女すぎる、、、
メンヘラってこういうとこあるわって思ってもうた、行動一個一個が身勝手な感じ。
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映画館にいく日(2020年製作の映画)

3.0

コロナ禍での、非日常。
現代の日常。
去年の今頃って確かに、マスクとか距離にもっと敏感で、なんか色々変わっちゃったね〜なんて思ってたけど、1年も経つと慣れるし、変わった後の世界が普通というか。

別に
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良い。

黒人差別問題みたいなとこに目が行きがちやし、実際大きな主題としてはあるんやけど、突き詰めるとアイデンティティとか帰属欲求に焦点を当ててる物語って感じ、


最初はドクは黒人として
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